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山田悠介の「リアル鬼ごっこ」を読んでみました。
その勢いで、「親指さがし」と「あそこの席 」も読んでみました。
「リアル鬼ごっこ」は、世間に名前が知られているようなので、
内容を知っておいたほうがいいかなということで読んでみました。
西暦3000年の王国の王様が、佐藤という姓を
自分だけにしたいがために、佐藤狩りを行うという内容です。
一日一時間で、一週間続く鬼ごっこですが、
その一時間のところの描写はなかなかいいものがあるなとは
思いましたが、設定がどうも幼稚すぎという感じです。
王様の近くにいる大臣が、ピストルや短剣を持っていたり、
100万個のゴーグルを2日で作って全国に配るとか。
そもそも、佐藤姓をなくしたいなら、法律を作って、
佐藤さんは改姓するようにすればいいのにって感じです。
また、佐藤さんも、佐藤狩りが始まるときに、
偽装結婚して姓を変えるとか、一週間だけ外国に行くとか、
やりようはいくらでもありそうです。
「あそこの席」は、犯人がわかるのが早すぎで、
最後は単なる殺人鬼でしかなく、イマイチでした。
それらと比べると「親指さがし」は、なかなかよくできているかと思います。
「リング」と似ているところもありますが、
「リング」ほど怖くはないといったところでしょうか。
「あそこの席」と「親指さがし」の終わり方は同じで、
同じ恐怖が繰り返されることを暗示して終わります。
ビジュアル(映画かテレビ)を意識して書いたんでしょうか。
家に帰ったら「Aコース」でも読みますか。
子供たちが気に入って、山田悠介の文庫を買い漁ったようですので。
山田悠介の「リアル鬼ごっこ」を読んでみました。
その勢いで、「親指さがし」と「あそこの席 」も読んでみました。
「リアル鬼ごっこ」は、世間に名前が知られているようなので、
内容を知っておいたほうがいいかなということで読んでみました。
西暦3000年の王国の王様が、佐藤という姓を
自分だけにしたいがために、佐藤狩りを行うという内容です。
一日一時間で、一週間続く鬼ごっこですが、
その一時間のところの描写はなかなかいいものがあるなとは
思いましたが、設定がどうも幼稚すぎという感じです。
王様の近くにいる大臣が、ピストルや短剣を持っていたり、
100万個のゴーグルを2日で作って全国に配るとか。
そもそも、佐藤姓をなくしたいなら、法律を作って、
佐藤さんは改姓するようにすればいいのにって感じです。
また、佐藤さんも、佐藤狩りが始まるときに、
偽装結婚して姓を変えるとか、一週間だけ外国に行くとか、
やりようはいくらでもありそうです。
「あそこの席」は、犯人がわかるのが早すぎで、
最後は単なる殺人鬼でしかなく、イマイチでした。
それらと比べると「親指さがし」は、なかなかよくできているかと思います。
「リング」と似ているところもありますが、
「リング」ほど怖くはないといったところでしょうか。
「あそこの席」と「親指さがし」の終わり方は同じで、
同じ恐怖が繰り返されることを暗示して終わります。
ビジュアル(映画かテレビ)を意識して書いたんでしょうか。
家に帰ったら「Aコース」でも読みますか。
子供たちが気に入って、山田悠介の文庫を買い漁ったようですので。