珈琲の木は雨が好き

炭火焙煎珈琲のお店で起こるお客さんとのエピソード

店内温度は・・」

2013年09月10日 17時32分28秒 | Weblog
この時期は 熱いのか涼しいのか?
店内の温度調整が難しいですね~
クーラーを点けると寒いし
点けないと暑いんですよね~
エアコンなら一定の温度設定で良いのでしょうが
店は夏場だけのクーラーでしかも温度設定が
故障の様でオンかオフしかなく
点けると震えるくらいに寒くなるし
ドアを開けてクーラー消しても
ムッとしてくるし・・
電気代考えたら 少々の暑さは我慢して欲しいのですが
お客さんにお願いは出来ないし
困った 困った
消してるタイミングでお客さんが来ると
暑いな~って言われるし
点けてるタイミングでお客さんが来ると
寒いな~って言われる
ずっと店に居ると」こっちの体調がおかしくなりそうだよ

旅猫物語 その1

2013年09月10日 14時51分21秒 | Weblog
         「旅猫」
遠い街からやって来た 1匹の猫 名前はたぶんクロです
体が白と黒のブチですが ほとんどが黒なので
みんなはクロと呼んでるようです
縄張りのある猫たちは よそ者を入れたがらないのですが
居座るつもりが無いようなので ボス猫も気にして無いようです

旅の途中 クロはたまたま車に跳ねられたメス猫を助けて
この町に留まったようです
「大丈夫かい?ちょっと血が出てるようだけど?」
「ありがとうございます ちょっと飛ばされたけど
もう大丈夫ですから」
「見かけない猫さんですが お名前は?」
「クロと呼ばれてます 君の名前は?」
「シッポです シッポが長いので」
笑った顔が可愛くて クロは惚れっぽいので 
シッポが気に入ってしまいました
シッポも野良猫で街に詳しいので 事故で助けられたお返しに
クロをあちこち案内してくれました

どこでエサがもらえるか 寝るにはどこが安全か
水の飲む場所や景色の良い所や
どこの家が猫好きで そこが猫嫌いか
クロは思いましたシッポと一緒に暮らせるのなら
俺の旅も終着でもいいかな~
クロはますます気に入ったシッポへ 
告白をする決心をして
「なあ~シッポ!俺と・・」
「あ!クロさん!実は今度ここのボス猫さんと
一緒になる事になってるので みんなでお祝いしテルれるの」
「クロさんも来てくれるよね きっとだよ」
「そうなんだ~それはおめでとう!ぜひ行くよ」
そう言ったその夜に クロはこの町を旅立ちました
俺は旅猫 この町は俺には狭すぎるってんだい!