アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

南の国のおとぎ話から一年

2017年05月06日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
南国、宮崎県日南市で個展をさせてもらったのは今から一年前。

車に作品を詰め込んで、1人で神戸からフェリーに乗り
たどり着いた神様がいっぱいいる場所。

毎日、嘘みたいに綺麗な海岸沿いを名古屋ナンバーで走り回り
神社・神宮を巡り、たくさん写真をとって、たくさんの人と出会った。
おとぎ話とか夢の中にいるような時間だった

あれから一年。

直前に起きた熊本の地震で、この先何が起こるか
想像もできないことが、まだまだいっぱいあるってこと、
十分に思い知らされたつもりだったけど…。

それからも、もっともっといろんなことがあって、
毎日毎日いろんなこと考えて、そして
いろんなこと忘れてきた一年だったなぁ。

次にあの場所に行くことができたら、
その時はどんな自分になっているかな?
なにを作っているだろう。

今日は中央道を走って山に楮を分けてもらいに行ったり、
製本の勉強に行く予定だったけど、事情で行けず。
今年のゴールデンウィークはずっと名古屋で過ごした。

でも、ひょんなことから作品のヒントを得たり、
それを友人が一緒に具体的に考えてくれたり、
個展の話が具体的に決まってきたり、
今年の後半、作家として充実した日々になるための
今はちょっとした充電の時期なのかなと思う

南国の神様はまだ私の願いを応援してくれるかな?
くれるといいな!

宮崎で出会った手乗りのことりのはにわ
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宮崎日南さようなら

2016年05月18日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月6日のできごと。

さて、前日で個展が終了し、この日は朝から雨 予報通り。
夜のフェリーまで時間があるので、矢野ご夫妻とお別れをしたあと、
綾の方に行ってみました。

綾国際クラフトの城に寄った後、綾の照葉大吊橋へ。








渡り始めは写真を撮るのに夢中だったのですが、途中ですれ違う人もいなくなり、
ふと足元を見ると、急に怖くなってきて、真ん中あたりで引き返してきてしまい
ました 綺麗だったんだけど。次は晴れた日に行ってみたいです。

そのあと、お土産を買いに、どこに行こうかと走っていたら、イオンを見つけ、
入ってみました。大きなモール。なじみ深くて落着くわ~。でもATMコーナーに
行くと、あたりまえだけどゆうちょ以外は知らない名前の銀行ばかりで、
やっぱり遠くにいるんだなぁと感じました。

残念ながら欲しいお土産は見つからず、またまた宮崎ブーゲンビリア空港へ。
その前に、ギャラリーにいらしたお客さんに教えていただいた、宮崎の
お土産チーズ饅頭のおすすめのお店、わらべに寄りました。それから空港へ。

今回、飛行機に乗らないのに3回目の空港。セントレアみたいに大きくは
ないけど、綺麗だしお買い物にも楽しい空港でした。初日から気になってた
ラーメン屋さんでラーメンも食べちゃいました。こってりの方。私好みで
美味しかったです

行きのフェリーで、展望風呂のお湯がぬるめで寒くなってしまったので、
帰りはどこかでお風呂に入ってから乗船しようと決め、たまゆらの湯と
いうところで温泉に入りました

ひとつ宮崎で心残りが。

到着した日に、街中で見かけた路線バスのおでこのところに「すみません回送中」
と書かれたものを何台か見かけ、これは写真に撮らなきゃ!と思っていたのに、
シャッターチャンスがなく、写真に残すことができませんでした。残念!
かろうじて温泉からフェリーターミナルに向かう道で見かけた回送中のバス。

読めないよね~
ちなみに「すんません回送中」というのも1台だけあるそうです。

そして、いよいよ乗船。行きと同じく、帰りも乗船時は雨でした。


さよなら、宮崎、さよなら、九州。
行きは12人部屋に4人だけだったけど、今回は満員。やっぱりまともに眠れま
せんでした。ネットも行きはほとんどずっと繋がってたけど、帰りはすぐに
繋がらなくなり、大阪付近まで使えませんでした。

5月7日の 朝。

行きは気付かなかったけど、デッキに出られるんですね

デッキから見える神戸の景色。

名古屋に帰る途中、大阪に寄り、何かと頼りになるいとこに万博記念公園にできた
ららぽーとEXPOCITYに連れて行ってもらいました。と言うわけで、なぜか宮崎の
旅の最後の写真が岡本太郎。フードコートからの風景。


その後、ゴールデンウィーク最終日前日で絶対に混んでると思われてた高速道路も
渋滞はなく、スムーズに名古屋まで帰ることができました。お天気もよかった

部屋に入ると、つい「やっぱりうち最高!」って思わず2回も叫んでいました。
言わずにはおれなかった やっと寝れる!落ち着ける!

あとで友人から、その台詞は、せっかく家族を旅行に連れてったのにそう言われて
夫ががっかりする定番の言葉だと言われたけど、今回は夫に連れて行ってもらった
わけではないので全く問題なし!本当の心の叫びでした。

本当に、無事に行って帰ってこられてよかった!宮崎は想像以上に良いところ
だったけど、それが一番の感想でした。

振り返れば、写真は700枚以上、愛車の走行距離は約1,600kmにもなっていました。

今回の個展のことで、相談にのっていただいたり、お世話になったみなさま、
そして、わざわざ足を運んで見に来てくださったみなさま、
本当にありがとうございました!これからもがんばります
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鯛の子7日目 個展最終日

2016年05月17日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月5日のできごと。

今日はいいお天気。午後からは曇りで明日は雨の予報。
ギャラリーに行く前、思い付いて、宮崎県の最南端・都井岬に行ってみました。
国の天然記念物で野生の「御崎馬(みさきうま)」がいるところです。

そこまでの道がまたいい 快適なドライブコースで、海沿いはサーファーの姿が
見えました。海沿いを離れても、ヤシの木が続く、日本ではないみたいな
景色を楽しむことができました。


馬が見えると言っても野生でしょ?本当に会えるのかな?くらいに思っていた
私は、都井岬の入口で協力金400円を払うとき「馬はどこでみえますか?」と
聞いてみたら「そのあたりに出てるよ」と言われ、それでも、ほんとにい~?
ぐらいに思ってカーブを曲がったら、いきなり道路に馬の親子がいました。

車を止められるスペースがあり、停めて丘を見てみると、馬がいっぱい!
見える?いっぱいいるんですが


灯台の方に行くと、触っちゃってる人もいるし。


帰りに、さっき車を停めた所にはお馬さんがいました。


ギャラリーに着くと、地域の活性化のために活躍してらっしゃる方と、
熟年サーファーでオシャレなおじさま方がいらっしゃっていました。
宮崎県や、このあたりのこと、いろんな話を熱く聞かせてくださいました。

最終日と言うことで、やはりたくさんの方が足を運んでくださいました。
しかし、どうしてもお土産が買いたくて、夕方、飫肥の方に行ってみました。
お目当てのお店はお休みで、お土産は買えませんでしたが、私がずっと食べて
みたかった飫肥名物厚焼き卵を買っておやつにみんなで食べました。

その飫肥の街で、先日お世話になった、コケの研究所・服部植物研究所に寄り、
そのライブラリーに魅力的な本があったので、自分のお土産として購入しました。





『藍から青へ 自然の産物と手工芸』 石田紀佳著

楮やミツマタなど、和紙に関係する植物はもちろん、いろんな植物や手仕事の
詳細について書かれてあり、とても勉強になります。
これらか、じっくり読むのが楽しみです。たぶん、バイブルのように読み返す
ことになるでしょう

もともと、ここには古い植物の本のレプリカが和紙で作られているよ、と
教えていただき来てみたのですが、これがその元の本。古くて触れないので
見るだけですが、趣があっていいですね。


もうすぐ6時。最後のお客さんは一人でいらした女性でした。

さて、無事終了! といういことで、作品を片付けていきました。
暗くなる前にと思ったけど、車に積む時にはもう真っ暗。でも明日は雨の予報
だったので、今日のうちにすべて車に積まなくてはとがんばりました。

そして、この日の夕飯は矢野ご夫妻を外食。とても美味しかったです。
そのまま矢野さんのアパートに泊めていただきました。

終わったなあと言う気持ちと、さあ、明日の夜またフェリーかあという気持ち、
そして、あさってにはうちに帰れるという気持ち、いろんなことを考えつつ、
最終日を過ごしました。
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鯛の子6日目 鯛の子という名前

2016年05月15日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月4日のできごと。

朝、ホテルのコインランドリーを使おうとふと見ると、壁にツバメが巣を
作り始めていました。

かわいいので、ずっと見ていた時、フロントの方を見かけたので
「ツバメが巣を作っていますね」って声をかけたら「それはいけない」と言って、
すぐに巣を撤去して、ツバメが来れないようにしてしまいました。
そうか、いけないんだ と追究はしませんでしたが、ツバメ夫婦に
悪いことをしてしまったなと、苦い思いを引きずった朝でした。

ギャラリーに行く前に、油津というところで展示をしている作家さんの
作品を観に行くことに。行く途中で風景の撮影をしつつ、油津商店街へ。
そこで、思いがけない所で自分の個展のDMを見かけることが何度かあり、
うわっと嬉しくなって写真を撮ってしまいました。






その後、お昼はオーナーの矢野さんご夫妻に道の駅酒谷に連れて行っていただき
棚田そばをいただきました。十割そばで、具がたくさん入っていて、ソーキそば
のようなスープが美味しかったです(写真はないの)

その道の駅にも私のDMが。

最初に置いていた何枚かはなくなっていたので、嬉しいことに追加分です。
小さいですが、写真の真ん中あたりに。

この日もギャラリーは大盛況でした

これが一番多い時かな。この時間以外でも、歯医者さんの予約のように、ほぼ30分
ごとに、次のお客さんが来て、帰られて、また次の客さんが…って感じで
賑わっていました。

新聞を見られた方、DMをご覧になった方、他の作家さんや、ふーちゃんが
紹介してくださった方など、みなさん、さまざまなきっかけで訪れてくださいました。
この日は熊本からのお客さまもいらっしゃいました。家が被災されたそうです。

ご夫婦で来られる方が多いのですが、だいたい奥様が和紙に興味があって、
ご主人は写真に興味をお持ちのパターンが多いですね。どの方も、たいてい、
これ写真ですか?どうやって和紙に印刷してるんですか?どうして和紙を始めたの
ですか?など、みなさんの興味は同じところにあるようで、そのたびにつたない
説明をさせていただきました。

オーナーの矢野さんと、ふーちゃん(とてもパワーのある魅力的な女性です)が
山で採ってきてくれた野生の楮の皮を外に干しておきました。

風で飛ばないように楮の芯で押さえておきました。何かの呪文みたい?

夕方は、陽のあるうちに行きたかった近所の撮影に行きました。

前にたどり着けなかった飫肥城跡。




キャラリーの名前の「鯛の子」とは、住所には入っていませんが、このあたりの
呼び名だそうです。近所のバス停。「鯛の子」と書いてあります。

バスは見たことありません。

この日もあっという間に時間が過ぎていきました。だいぶ疲れたので、
朝までゆっくり熟睡できるかなと思ったけど、友人からの電話を待ちつつ
うとうとしているうちに眠りにつき、やっぱり何度も目が覚めてしまいました。

枕やマットレスの固さも大事だけど、次に車で旅する時は、いつも使っている
お気に入りの薄手の羽毛掛け布団を持って行こうと思いました。
ホテルの掛け布団って、とっても寝づらいもん
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鯛の子5日目 雨と食事

2016年05月13日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月3日のできごと。

この日は前から雨の予報。起きた時はまだ降ってなかったけど、空は暗い。
一人のホテルで行くところも浮かばないので、早めにギャラリーに行く
ことにしました。

行く途中のローソンで、宮崎日日新聞を5部持ってレジに行くと、店員さんが
「同じのですけど、いいですか?」と言われるので「いいです」と返事。
「何か載っているのですか?」という質問には、昨日の取材の欄を開いて
「私が載ってるんです」と言って見てもらいました。
「わざわざここまで来ていただいて嬉しいです。どんどん人が減っているから」
と店員さんは言っていましが、確かに、私が宮崎に到着した日に地元のFMを
聞いていると、宮崎県の人口が減少したってニュースが流れていました。

とっても綺麗で神様がいっぱいいて、いいところなのにね。
日南海岸のドライブは常にこんな感じの景色です。









プライベートビーチのような砂浜もたくさんあります。晴れた日に撮影。

9時半にはギャラリーに着き、ブログや写真のデータの整理をしていたら
雨が強く降ってきました。でも、ちょうど近所のオーナーさんの親戚の
ふーちゃんが採ってきた野菜を使って美味しい料理を作ってきてくださって
12時になっても豪雨でお客さんがいなかったので、みんなで美味しくいただき
ました(食事はいつもギャラリーの真ん中のテーブルでいただきます)。


ニンジンの葉やうど天ぷら。つわぶきの炊いたの。豆ごはんの山椒の葉乗せなど
食べたことないような美味しい料理が並びました。ふーちゃんは他にもタケノコや
こんにゃくの料理など作ってきてくれました。ありがとうございました!

普段の料理は、オーナーの奥様が毎回まかないを作ってくれます。
麦や雑穀が入ったおにぎりやたっぷりの野菜、手作りのジャムやディップ。
スパイスにもこだわったカレーや、休憩にいれていただくカフェオレやチャイに、
絞って作ったフレッシュジュース。こちらも本当に美味しくてヘルシーでした。


おかげさまで、忙しいとお菓子を主食にしていた私も、名古屋に帰ってからちゃんと
ご飯を食べるようになり、味噌汁も自分で作るようになりました。ありがとう
ございました!

午後、少しずつ雨がやみ、お客さんが絶えることなく足を運んでくださいました。
前にここで展示をされた地元の切り絵や絵画の作家さんも遊びに来てくれました。
時間がある時は、お茶をしながらゆっくり話をして、時にはお客さん同士が
偶然お知り合いということもよくあり、会話が途切れることがありませんでした。

夜、アルコールが苦手な私のために、ワインの代わりに美味しいぶどうジュースを
用意していただき乾杯 そして、ホテルに帰ろうとしたときに、
たまたま通りかかって気になったからとアメリカ人のお客さんが入ってきました。
私が帰ったあと、そこで夕飯を食べて帰られたそうですが、私も少し話をして
アメリカの方の和紙や私の作品に対する感想をいろいろ聞かせていただき
参考になりました。

本当に、たくさんの人とお知り合いになりました。
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鯛の子4日目 新聞取材と神宮巡り

2016年05月12日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月2日のできごと。

朝9時ギャラリー集合で、宮崎日日新聞の取材。
でも、ちょっと時間があったので、前日陶芸家さんに教えていただいた
飫肥の神社に寄っていきました。外国から来たお客さんを連れて行くと
喜ばれるという、樹齢400年の樟が見事な、田ノ上八幡神社。
鳥居は白いです。

苔むした石の階段がとてもいい雰囲気でした。


そして、ギャラリーで取材。記事はこちら。宮崎日南生活始まりました

到着するとすでに、記者の矢野太輝さんのこだわりがあるだろうと推測される車が
停まっていて、飫肥から走って駆け付けた私たちは息をきらしながらお話を
しました。翌日掲載された記事のとおり、とても上手くセンス良く、そして
私やオーナーの矢野さんが伝えたかったことがきちんと伝えられていて、
翌日記事を見てみんなで感動していました。ありがとうございました

中日新聞の時もそう思ったけど、若手の記者さんって、みなさんとても感じが
いいです。

写真撮影の時には、なぜか(?)愛ちゃんも入り「知らない男性に、こんなに
一生懸命に写真を撮ってもらうの、初めてだよね~」と笑っているうちに
撮影が終わりました。

その記者の矢野さんが昨日までいたという、鵜戸神宮へ。

女性は右手、男性は左手で玉を投げ、綱の中のくぼみに入れば願いがかなうという
運玉。意外と難しかったけど、綱の中でもOKということで、1個入りました!


続いて、宮崎市街にある宮崎神宮に。

陽射しと静寂と、少しの風が心地良い場所でした。


さて、ランチ。このあと愛ちゃんは宮崎を後にするので、せっかくだから
宮崎名物をと、クレイトンハウスでチキン南蛮を食べました。

美味しかったです 右のピンクは梅味なの。

その後、空港へ。愛ちゃん、バイバイ。またね!
私が運転中、メールや電話の応対を代わりにしてくれて、ギャラリーでも
接客をしてくれて、いろいろお世話になりました。楽しかったね!

この日からは南郷のホテルで一人で宿泊。小さいけど清潔なホテルでしたが、
初日の夜にコンビニで見かけたクモがベッドにいるのに気づいてしまい、
お部屋を替えてもらいました

そして、あっ!今日が締め切りだった!と、本づくり協会の宿題を寝る直前に
思い出し(昼間は覚えていたんだけど)慌てて終わらせ送信。
一人になっても、やはり朝まで熟睡はできませんでした
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鯛の子3日目 霧島と仲間たち

2016年05月11日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月1日のできごと。

本当は高千穂へ行く予定だったけど、遠いし、地震のこともあって、
霧島に行くことにしました。ホテルを出て、しばらくドライブ。
途中の道の駅で、自分のために、日本ミツバチから採れたはちみつを
見つけたので買ってみました。まだ開けていません。


私ははちみつが好きで、以前にもこんな記事を書きました。
日本ミツバチのはちみつ
フランス産はちみつ

そして、霧島へ。私も愛車も鹿児島県初上陸です。
もちろん霧島神宮参拝。

もっといい写真がなかったのかと言われればあったけど…。
愛ちゃんと色違いでかわいい花守というお守りを購入しました

道の駅霧島でランチのあと、かすかに見える桜島。

見える人には見えます!
この2時間後くらいに、1年に1度の規模の大噴火があったそうです。

ギャラリーに帰ると、以前ここで個展をされた地元の出身の作家さんや、
陶芸家さん、そして移住してこられた若いご夫婦などがいらっしゃって
にぎやかに過ごすことができました。ひげ率高かったです
みなさん、神社・神宮について熱く語っていました。


そこに、なんと名古屋のお友達も、ご主人の実家が宮崎県内ということで、
ご家族揃って遊びに来てくれました!こんなところで会えるなんて
※ここでうるうるしたことについて、後日愛ちゃんから「私の時はなかった」と
 言われてしまいました 難しいですなぁ

ホテルに帰る途中、スーパーに寄り、宮崎県人にはあたりまえという「マキシマム」
という調味料を買いました。愛ちゃんはお土産に3本も。私は来月開封予定。
その駐車場で、大きな虫が車に入ってきて、格闘の末、出て行ってもらいました。
はぁ

明日は朝一で新聞の取材。前日もしてもらった炭酸パックというのを、この夜も
愛ちゃんにしてもらいました。そしてちょこっと、ほろよい飲んで、就寝。


コメント (2)
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鯛の子初日と2日目 あちこちへ

2016年05月10日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
4月29日のできごと。

宮崎市街のホテルを出て、空港へ愛ちゃんのお迎えへ。
宮崎ブーゲンビリア空港はとても綺麗な空港でした。
以前の記事、「初日を迎えました」にも写真があります。

そのまま、絶景・道の駅フェニックス経由でギャラリーへ。
12時のオープン前に、みんなでお昼をと思っていたら、11時半にはお客さんが
いらっしゃいました。オーナーの矢野さん曰く、ここの時間の約束はこんな感じ
とのこと。でも嬉しかったです。誰も来てくれなかったら…と思っていたから

その後、豊田から大きなお花も届き、感激しながら迎えた初日は、お客さんも
いらしてくださり、一安心の開催初日となりました。

と言っても、じっとしていられない私。
陽射しの残るうちに、愛ちゃんと坂元棚田に行ってみました。



鳥の声しか聞こえませんでした。

夕飯後、青島のホテルへ。近いと思っても1時間はかかる。ほとんど信号に
ひっかからない田舎の海岸線沿いは、かなりの距離になります。でも温泉!
そう温泉付きホテルなのでゆっくり体を休めることができました。

まあ、でも寝れずに何度も目が覚めて、のども痛くて、体調はずっと低め安定の
状態でした。のど痛くても歌いたくなるドライブコースなんだよね~


4月30日のできごと。

この日は朝からホテルの近くの青島神社へ。この日の写真は、以前の記事
宮崎日南生活始まりました」にもあります。が、追加で写真を。
青島神社へは鬼の洗濯板と呼ばれる波打ち際を見ながら海上の参道(橋)を歩き
たどり着きます。陽射しが強い!砂浜はほとんど貝がらのかけら。


日本じゃないような南国の植物で覆われた島に神社があるのですが、
私が気になったのはそこのカフェの前にいたハニワ。

よーく見ると、背中にQRコードがあるよと書いてあって、本当にあった!
しかもとっても読み込みにくい場所。
ハニワもこんなの背負わされる時代になったんですなぁ

橋の手前には昨年からオープンしたと、後日ニュースで知った青島ビーチパーク。

ガイドブックに載っている幸せの黄色いポストの向こうに、バーガーのお店や
休憩スペースなど、イマドキな場所になっていました。

ただ、バーガーショップで店長さんらしき男性が、お客さんの前でスタッフを
大きな声で指導しているのを目の当たりにしてしまい、そそくさと帰ってきました。
美味しそうだったけど、そういうの苦手~ 昔、王将のカウンターで
ロシア人らしき店員の男性を店長らしき人が大声で怒鳴っている現場をすぐそばで
見てしまい、ひどく嫌な気持ちになったのを思い出しました。

気を取り直して…。
近くの宮交ボタニックガーデン青島は、まるでハワイに来たみたいでした。


その後、南下して、道の駅なんごうとcafe10へ。
どちらも、ひたすら海の綺麗な素敵な場所でした。
ただ、オーナーの奥さんに「ジャカランダっていう紫の綺麗な花が咲いてるから
ぜひ見ておいで!」って言われていたので、車でぐるぐる回ったけど見つからず、
(紫のむの字も見つからず)あとで聞いたら開花は一月先でした

その後、ギャラリーに行き、楽しく過ごしていると、車で15分くらい先の城下町、
飫肥にあるコケの研究所の方がお見えになって、そのまませっかくだからと、
コケ研究所、正式には「服部植物研究所」に連れて行ってもらいました。
その前に今日を最後に閉店するという手作り雑貨などを蔵に置いている
「ル・ソレイユ」さんにも連れて行ってもらいました。
※コケの研究所は、また後日登場します。

その後、愛ちゃんと二人で飫肥城跡へ。飫肥「おび」と読みます。

6時までにギャラリーに戻らないといけなかったので、本丸までは行けず、
途中で引き返してきましたが、静かで落ち着いた場所でした。

ギャラリーに帰ると、オーナーさんのお知り合いの若い女性がいらしていて、
一緒に夕飯を食べました。ちょうど、私が始めたばかりのインスタグラムに
手こずってるんだぁと言ったら、いろいろ教えてくださり、その夜には、とても
わかりやすくこの個展について紹介してくださって、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました!

ホテルに帰り、眠れない私は、しかも飲めないのに、愛ちゃんにつられて、
つい「ほろよい 限定マンゴー味」を飲んでしまいました。3分の1缶ぐらい
飲んで寝たけど、やっぱり何度も目が覚めちゃいました。ジュースの方がいいな。
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鯛の子 搬入と展示の準備

2016年05月09日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
4月28日のできごと。

フェリーで眠れず、疲れを引きずったまま宮崎港からギャラリーに向かった
宮崎県上陸初日。1時間半ほどの距離の半分以上は、左を見ると常に美しい海が
目に入り、疲れた体と重い気持ちを吹っ飛ばしてくれました。
なんか、細かいこと考えていた自分がばかみたい!って思うくらい。

先日の記事に書いたとおりです。和紙にのせて 明日から!

そしてギャラリーに到着し、オーナーの矢野夫妻に笑顔で迎えていただき、
休憩後、さっそく搬入・設置の作業へ。いつもお世話になっている
ワイヤーアート作家の水谷一子さんの手を借りることができないので、
この場所での展示経験もある一子さんに事前にメールでアドバイスはいただいて
いたものの、今日中に終えられる自信はいまいちありませんでした。

しかし、やってみればなんとかなるもので、持ってきた作品が全部展示
できないくらい、十分にほど良い隙間を埋められるくらい、そして、
観やすくすっきりと展示をすることができました。

入って正面はこれ。













↑この右側の大きな白い透かし紙を外から見ると↓



一緒に来るはずだったるーちゃんもここにいます。

今までの私の作品の総結集のようなラインナップ。
もっとも私らしいものを並べてみました。
他にも小さめの写真の作品や紙がたくさん裏にあって、ご興味のある方に
観ていただきましたよ。

展示と一緒に紹介するために持ってきた楮やミツマタ、トロロアオイをのせる
竹のカゴをお借りしに、オーナーさんのご親戚のお宅へ。ギャラリーの場所も
このご親戚の方が以前お仕事をされていたとのことで、そのご先祖様の
お仏壇にもご挨拶をしました。まるで、田舎の親戚が増えたような気分でした。

搬入後、毎日電話してと言う母に電話をしたら「シャンプーして欲しい」と
言われて「はあ?!」という気持ちに。昨日見送ってくれて、私が今九州にいること
分かってるはずなのに、私に今言われても… 丁寧にお断りし、姉の存在を
ご紹介しておきました。ボケてはないです。ただのわがままです。やれやれ

翌日は早朝、友人の愛ちゃんを空港に迎えに行くため、宮崎市街のホテルに。
コンビニの店の中に大きなクモが歩いていてびっくりしました。南国だなあ。
後日、このクモとは、思いもよらぬところで再会します。
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和紙にのせて 宮崎日南 終了

2016年05月06日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
順を追っていけば、展覧会中日の出来事などをご報告する流れなのですが、
今日のところは、無事に終了できたご報告をさせてください。

昨日18:00に『和紙にのせて』が終了しました。

初めて訪れる見知らぬ土地で、観に来る人がいなかったらどうしよう?と
不安もありましたが、始まってみればお客さんがいらっしゃらない時間が
ほとんどなく、常に楽しげな会話や笑い声がギャラリーの中に響いていました。

宮崎の人がこんなに和紙に興味をもっていたなんて_と驚きでもありました。
どなたも和紙と写真のこと、全部一人で作っていることなどを、驚きながら
質問され、ご自身もやりたい!作りたい!という気持ちを高められたりして、
毎回そんなステキな笑顔で帰っていかれる姿を、お見送りさせていただきました。

いろいろ教えてくださった地元の作家さん方、採ってきた野菜でご飯を作って
くださったご近所や、ギャラリーのオーナーのご親戚の方々、言いたかったことを
全てうまくセンスよく文章にまとめてくださった宮崎日日新聞の矢野さん、
この展示のことを、宣伝してくださった方もたくさんいらっしゃいました。
日南をこれからなんとか盛り上げていきたいとお話しいただいた方々、
長野県諏訪市からわざわざお手伝いに来てくれた友人の愛ちゃん、
うちの家族が世話できないため、ことりを預かってくれた友人のけいこちゃん。
メールでエールを送って励ましてくださった私のことをよく知る方々、
そして、この貴重な機会を与えてくださった鯛の子ギャラリーのオーナー
矢野ご夫妻と、足を運んでくださった方々に心から感謝を申し上げます。

みなさん、本当にありがとうございました。
今日のフェリーで宮崎をあとにします。
みなさんの笑顔を見続けてきた私の作品と、たくさんの思い出とともに。

おまけ。
私の愛車。宮崎では他に出会うことなかった名古屋ナンバー。
こんなに遠くまで、たくさんの荷物を積んで、そして毎日いろんなところに
連れて行ってくれてありがとう。
また一緒にフェリーに乗って、無事に名古屋まで帰りましょう!
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