アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

鯛の子6日目 鯛の子という名前

2016年05月15日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月4日のできごと。

朝、ホテルのコインランドリーを使おうとふと見ると、壁にツバメが巣を
作り始めていました。

かわいいので、ずっと見ていた時、フロントの方を見かけたので
「ツバメが巣を作っていますね」って声をかけたら「それはいけない」と言って、
すぐに巣を撤去して、ツバメが来れないようにしてしまいました。
そうか、いけないんだ と追究はしませんでしたが、ツバメ夫婦に
悪いことをしてしまったなと、苦い思いを引きずった朝でした。

ギャラリーに行く前に、油津というところで展示をしている作家さんの
作品を観に行くことに。行く途中で風景の撮影をしつつ、油津商店街へ。
そこで、思いがけない所で自分の個展のDMを見かけることが何度かあり、
うわっと嬉しくなって写真を撮ってしまいました。






その後、お昼はオーナーの矢野さんご夫妻に道の駅酒谷に連れて行っていただき
棚田そばをいただきました。十割そばで、具がたくさん入っていて、ソーキそば
のようなスープが美味しかったです(写真はないの)

その道の駅にも私のDMが。

最初に置いていた何枚かはなくなっていたので、嬉しいことに追加分です。
小さいですが、写真の真ん中あたりに。

この日もギャラリーは大盛況でした

これが一番多い時かな。この時間以外でも、歯医者さんの予約のように、ほぼ30分
ごとに、次のお客さんが来て、帰られて、また次の客さんが…って感じで
賑わっていました。

新聞を見られた方、DMをご覧になった方、他の作家さんや、ふーちゃんが
紹介してくださった方など、みなさん、さまざまなきっかけで訪れてくださいました。
この日は熊本からのお客さまもいらっしゃいました。家が被災されたそうです。

ご夫婦で来られる方が多いのですが、だいたい奥様が和紙に興味があって、
ご主人は写真に興味をお持ちのパターンが多いですね。どの方も、たいてい、
これ写真ですか?どうやって和紙に印刷してるんですか?どうして和紙を始めたの
ですか?など、みなさんの興味は同じところにあるようで、そのたびにつたない
説明をさせていただきました。

オーナーの矢野さんと、ふーちゃん(とてもパワーのある魅力的な女性です)が
山で採ってきてくれた野生の楮の皮を外に干しておきました。

風で飛ばないように楮の芯で押さえておきました。何かの呪文みたい?

夕方は、陽のあるうちに行きたかった近所の撮影に行きました。

前にたどり着けなかった飫肥城跡。




キャラリーの名前の「鯛の子」とは、住所には入っていませんが、このあたりの
呼び名だそうです。近所のバス停。「鯛の子」と書いてあります。

バスは見たことありません。

この日もあっという間に時間が過ぎていきました。だいぶ疲れたので、
朝までゆっくり熟睡できるかなと思ったけど、友人からの電話を待ちつつ
うとうとしているうちに眠りにつき、やっぱり何度も目が覚めてしまいました。

枕やマットレスの固さも大事だけど、次に車で旅する時は、いつも使っている
お気に入りの薄手の羽毛掛け布団を持って行こうと思いました。
ホテルの掛け布団って、とっても寝づらいもん

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