アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

鯛の子7日目 個展最終日

2016年05月17日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月5日のできごと。

今日はいいお天気。午後からは曇りで明日は雨の予報。
ギャラリーに行く前、思い付いて、宮崎県の最南端・都井岬に行ってみました。
国の天然記念物で野生の「御崎馬(みさきうま)」がいるところです。

そこまでの道がまたいい 快適なドライブコースで、海沿いはサーファーの姿が
見えました。海沿いを離れても、ヤシの木が続く、日本ではないみたいな
景色を楽しむことができました。


馬が見えると言っても野生でしょ?本当に会えるのかな?くらいに思っていた
私は、都井岬の入口で協力金400円を払うとき「馬はどこでみえますか?」と
聞いてみたら「そのあたりに出てるよ」と言われ、それでも、ほんとにい~?
ぐらいに思ってカーブを曲がったら、いきなり道路に馬の親子がいました。

車を止められるスペースがあり、停めて丘を見てみると、馬がいっぱい!
見える?いっぱいいるんですが


灯台の方に行くと、触っちゃってる人もいるし。


帰りに、さっき車を停めた所にはお馬さんがいました。


ギャラリーに着くと、地域の活性化のために活躍してらっしゃる方と、
熟年サーファーでオシャレなおじさま方がいらっしゃっていました。
宮崎県や、このあたりのこと、いろんな話を熱く聞かせてくださいました。

最終日と言うことで、やはりたくさんの方が足を運んでくださいました。
しかし、どうしてもお土産が買いたくて、夕方、飫肥の方に行ってみました。
お目当てのお店はお休みで、お土産は買えませんでしたが、私がずっと食べて
みたかった飫肥名物厚焼き卵を買っておやつにみんなで食べました。

その飫肥の街で、先日お世話になった、コケの研究所・服部植物研究所に寄り、
そのライブラリーに魅力的な本があったので、自分のお土産として購入しました。





『藍から青へ 自然の産物と手工芸』 石田紀佳著

楮やミツマタなど、和紙に関係する植物はもちろん、いろんな植物や手仕事の
詳細について書かれてあり、とても勉強になります。
これらか、じっくり読むのが楽しみです。たぶん、バイブルのように読み返す
ことになるでしょう

もともと、ここには古い植物の本のレプリカが和紙で作られているよ、と
教えていただき来てみたのですが、これがその元の本。古くて触れないので
見るだけですが、趣があっていいですね。


もうすぐ6時。最後のお客さんは一人でいらした女性でした。

さて、無事終了! といういことで、作品を片付けていきました。
暗くなる前にと思ったけど、車に積む時にはもう真っ暗。でも明日は雨の予報
だったので、今日のうちにすべて車に積まなくてはとがんばりました。

そして、この日の夕飯は矢野ご夫妻を外食。とても美味しかったです。
そのまま矢野さんのアパートに泊めていただきました。

終わったなあと言う気持ちと、さあ、明日の夜またフェリーかあという気持ち、
そして、あさってにはうちに帰れるという気持ち、いろんなことを考えつつ、
最終日を過ごしました。

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