アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

和紙と旅する風景 最終日

2013年08月31日 | 作品展のこと
1か月は長いかなあと思っていたけど、いよいよ今日が最終日となりました。

ここにきて続々と「行ってきたよ」とか「明日行くよ」っていうメールが届き、
本当にありがたいなあと思います。

最近は、夏の終わりと重なって、終ってしまうなあと少しさびしくなっていましたが、
次にオーダーをいただいている仕事に取り掛かりながら、次の新しいことに向けて
準備を始めたり、今までやってこなかった作品展の「打ち上げ」というのを
企画してみたり、確実に次に向かって進み始めています。

さて、今日の夜は搬出です。台風の心配はいらないみたいだし、少し早めに行って
会場での空気を感じてきたいと思います。
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次の活動のヒント

2013年08月28日 | 作品展のこと
現在開催中『和紙と旅する風景』
期間:8月31日(土)まで 年中無休10:00~21:30(最終日は19:00まで)
 場所:ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
    2Fカフェレストラン「オーキッドガーデン」内ペストリーブティック

昨日、会場にヘアスタイリストのまこさんと一緒に行ってきました。

まこさんは、ただヘアスタイリストというだけでなく、作家生活を送る私にとって
とても大切な存在です。いつも私の髪の具合や体調を気遣ってくれたり、私に
作家としての在り方みたいなものを教えてくれる人でもあります。2009年にパリに
行く少し前からのお付き合いです。

そして、今日はその会場で、じーっと私の作品を観てくださっている方がいたので
勇気を出して、声をかけてみました。すると、その方は私が掲載された中日新聞を
ご覧になってわざわざお越しいただいたとのこと。とても嬉しかったです。
ご自分でも和紙でいろいろなものを作ってらっしゃるとのことでした。

和紙に興味があったり、ご自分でも何か作っていらっしゃる方ってけっこういるね
ってまこさんと話をしながらの帰り道。いつか、そんな方々とお茶でも飲みながら
作品を見せ合ったり話をする機会があるといいね、という話になりました。
そこから一緒にワークショップができたらいいなあって。

いかがでしょう? そういうの。

まこさんと別れて、その後、思い立って0xCAFEに寄り、たとえばということで
場所の利用の相談をしOKをいただきました。もっと早く企画して、展示会場に
ご案内でも置くことができたらよかったのですが、まあしかたがない。
楽しく実現できるように計画してみます。もちろん、こちらでも報告しますので
お楽しみに!

何かご希望やリクエストがあれば、どんどんお知らせください。
左側の「メッセージを送る」からどうぞ
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あと5日になりました

2013年08月27日 | 作品展のこと
現在開催中の『和紙と旅する風景』も、今日を含めてあと5日となりました。

会場は金山駅すぐANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の2F
カフェレストラン「オーキッドガーデン」内ペストリーブティック。
時間は10:00~21:30。最終日31日(土)は19:00までです。     

今日はランチタイムをオーキッドガーデンで過ごす予定。
もし、お知り合いの方で観に来てくださる予定がありましたら、
見かけたら遠慮なく声をかけてくださいね


毎回、作品展が決まると、いつもそれに向けて、そのことばかりを考えて、
何をどう作ろう、どう展示しよう、どんな案内をしよう、キャプションは
どうしよう・・・など考えます。

私は素材となる紙から作るので、何が作りたいか浮かんでから、その紙をどう
作ろうって考えて、それを、どう展示しようって考えてからでないと動けません。
そこには小さな落とし穴がいっぱいあって「どう作ろう」ということよりも
「どう展示しよう」ということを考えないと、作品はできたけど、展示するのが
困難という場合も多々あります。そうなると、作り直したり。

展示会場では、壁にピンを打てないとか、吊るせないとか、テープもだめ、
置く場所が狭い、位置が高すぎる低すぎるとか、暗い、明るすぎるなど、
意外とスムーズに進まないことが本当に多いのです

 ちなみに、現在の展示の会場は上記の条件がほとんどすべて該当していて
 意外と簡単にはいきませんでした。

だから、私はいつも、展示する空間が決まったら、どう展示しようか、どう
その空間を埋めていこうかと考えながら作品を作ります。できるだけ、その
場所をトータル的にイメージして、ちぐはぐにならないように考えます。
いつも制限のある中で作っているという感じです。

たいていは時間ぎりぎりまで試行錯誤しながらじっくり検討して、そして
その中でひらめきを感じたりして、これ!と思うものがイメージできたら
一気に仕上げていくというパターンが多いです。

さあ、次は何を作ろう。

今のところ、次の作品展は具体的に決まっていないので、今から作るものは
制限に縛られるのではなく、本当に作りたいもの。それこそ、全く自由なようで、
でも作家の真価が問われるような緊張感があります。
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和紙と旅する風景 作品の解説

2013年08月22日 | 作品展のこと
ここにきて、作品の詳細について解説します。おもに写真のパネルと本について。
全部の画像はありませんが、一度ご覧になられた方も、これからお越しいただく方も
参考になさってください現物はぜひ会場で!


写真のパネルは展示会場の左側から、

『放射線の行方』


フランス ボルドー ボルドーの駅にて撮影(2012年)
ボルドーからバイヨンヌに日帰り旅行に行く際に撮影した写真です。
ボルドーの駅は街はずれにあるけど、とても大きな駅でした。
カモミール・ペパーミント染 雲母入りの紙を台紙にしています。
今回の新作ですが、思いがけず人気があり喜んでいます。


『翼が見える?』
 この写真ではよく見えないね

フランス パリ 国立近代美術館の入っているポンピドゥー・センターの
カプセルみたいに作られたエスカレータの中から見えたエッフェル塔を
撮影したものです(2009年)。夕日に浮かぶエッフェル塔と、黒~グレーの街の
グラデーションがとてもきれいだったので撮影しました。その時は気付かなかった
けど、エッフェル塔に薄く雲がかかっていて、それが塔の翼に見えたのです。
台紙は紅茶染め。アッサムの茶葉がそのまま漉きこんであります。


『ひとりでもひつじでも』
ニュージーランドの南端の島・スチュワート島で散歩中に撮影したものです(1995年)
南はもう南極というところ。たぶんペットで飼われていたひつじです。この作品は
かわいくて人気者なので、今回も登場してもらいました。


『巨大鳥の航跡』
 現物を見ればわかります

フランス パリ セーヌ川のクルージング中に撮影しました。
空に飛行機雲がいろいろな図形を作っていておもしろかったので。
台紙は紅茶で染めた紙を揉んでシワ加工したもの。手前に見えるのは和紙ひこうき。


『次の空にあるもの』


愛知県茶臼山高原の面ノ木にある風力発電のプロペラ(2012年)
茶臼山高原道路のトンネルを抜けるとき、正面に大きくプロペラが見えてきて
感動して撮りました。といっても納得がいく写真が撮れなくて、1か月のうち3回ほど
通いました。また違う季節にも行ってみたいと思っています。よく見ると2基見えます。
ボルドーの記録にも書きましたが、私は風力発電のプロペラを見るのが好きなのです。
台紙は楮の黒皮入り落水紙。墨汁を薄めたものを吹き付け、少し色のトーンを落とし
ています。


『空と海まじわるところ』
ニュージーランド ケープ・レインガにて撮影(1995年)
ひとりでもひつじでもと反対に北島の北の端で撮影したもの。台紙はカモミール染。
今回のDMの写真です。


『ずっと行ってみよう』


岐阜県 偶然見かけた明知鉄道の単線を撮影しました(2013年)
天気がとても悪かったけど、なんとかきれいに写ってくれました。台紙はあずきの
煮汁とスオウで染めたもの。手前の石ころの感じが好き。


これらの写真はフォトカードとして販売もしています。もちろんパネルも販売中!


フォトカードには、パネルにはない、オーストラリアのモンキーマイヤの夕暮れの
カモメの写真や、ニュージーランドの道の駅みたいな休憩所で私のバッグに
乗ろうとしている猫の写真などもあります。和紙を3枚手作りの糊で圧着し色付きの
紙をマスキングテープのように貼りました。


今回展示している本『あのころ』は、フランスのボルドーや名古屋などでの
ワークショップ用に作ったサンプルを、すべて自分の紙で作り直したものです。

文章は1995年5月7日に書いた自分のスケッチブックから。表紙の紙はボルドーで
写真を展示した時に台紙に使った雲母入りビワの葉染め落水紙。本文の紙は
ビワで染めた薄いピンクとカモミールとミントで染めた淡い黄色の紙を使用。
そこに文章を印刷した白い紙を繊維が出るようにちぎって貼りました。
 表紙の紙

作った本のすべてを会場に搬入してしまい写真がないので、これ以下の写真は
サンプルとして作った時のものです。色紙は私が漉いたものではありません。





これまでも何冊も本を作ってきて、今回の作品展の準備をしているときに、私は
やっぱりもっと本を作りたい!と強く思ったものです。紙から言葉から、すべて。
『あのころ』はそのオープニングみたいなもの。だから、もし会場にお越しに
なったら、ぜひ手にとって読んでいただきたいのです。和紙の感触、軽さや重さ、
そして言葉をじっくり感じてください。


では今日のトップの写真は何かというと、これは私がこうしてブログを書いている
間に、ぴあくんが紙の切れ端を月下美人に運んで作った巣です。作品のひとつ!?


巣の中にはぷる。写真の右上にはぴあ君が運ぶ様子が写っていますね。
ちなみに、るーは今は私のひさの上でうとうとしています。



仲良く二人揃っていますが、

     あなたたち、親子ですよ!
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早く涼しくなって~

2013年08月21日 | 作品展のこと
『和紙と旅する風景』
  期間:8月31日(土)まで 年中無休10:00~21:30(最終日は19:00まで)
 場所:ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
    2Fカフェレストラン「オーキッドガーデン」内ペストリーブティック

残すところ10日をきってしまいました。
1か月は長いようであっという間ですね。ただ、この暑さのまま最終日を
迎えるのはちょっと…。もう少し涼しくなってくれるといいんだけど。
これだけ暑いと、わざわざ観に出かける気も失せてしまいますよね
正直、私はバテバテです。名古屋脱出したい

しかしそんな中、今日もまた、何年かぶりに会う大学時代の先輩ご夫婦と
会場で待ち合わせをし、その後お茶しながら懐かしいお話をたくさんしました。

そう言えば、先日会った当時の友人たちの反応もそうだったけど、私が今
こんな仕事をしていることがなんか不思議みたいだったなあ~。

そうか、あの頃の私はこんな風に和紙を漉いて何かをつくるようなこと、
していなかったんだなあって。自分の中では子供のころからものを作ることが
好きで、ちょこちょこいろんなもの作ってきたけど、たとえば、祖父に縄の
編み方教えてもらったり、無性に編み物したくて、編み棒が見つからなくて
耳かきで編んでみたり。そうやって犬の靴下を編んで無理やり履かせてみたり。
そんなことをしていたから、自然な流れでたどり着いた「今」なのですが。

 子供の私より大人だったその犬は、控え目に迷惑な表情をしながら
 ささっと靴下をはぎ取っていた!ごめんごめん

最近知り合った人たちは私は和紙の人とか作家活動をしている人という認識を
持たれているみたいだけど、学部生時代の私はそうではなかったんだな。
「この色がこの写真には合うと思って選んだの?」「このリボンもここに付けよう
って自分で考えたの?」「配置とかも自分で決めたの?」って。意外だったみたい。


そんな風に会場にいらしていただく予定の方々から、私がいつ会場にいるかと
聞かれることがよくあるのですが、基本的に私は会場にはおりません。
観に来てくださる方々の様子をそっと見ていたい気持ちはあるのですが
そこの会場はギャラリーと違ってパンやお土産売り場の壁面なので、作家がじっと
待機しているような場所はないのです。空いた時間にちょっと様子を見に寄るかも
という程度でいつ行くかは未定です。

私がそばでじっといるより、私としては自由にじっくり観ていただきたいので
それはそれでいいと思うのですが、でも、もし、何かありましたら、ご遠慮なく
左側の「メッセージを送る」からどうぞ!

そして、私が不在の時におこしになった方、入って左側すぐにメモ帳と、それを
入れる箱がありますので、よろしければ感想などお名前とともに書いていただき
箱に入れておいていただけるとありがたいです。簡単でいいので
ポストカードの大きさの簡単な自己紹介カードも作って置いてありますので
ぜひお持ち帰りくださいね。

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よくある質問 2013年夏版

2013年08月20日 | 作る
今回なにかのきっかけで、私の作る和紙のことや作品のことなどを知り、
「なんだろう?これ」「どうやって作っているんだろう?」って思われた方へ、
よくある質問形式でご説明いたします。

・佐治直子の作る和紙ってなに?

 和紙がどういうのもというととっても難しい話しになってしまいますが、
 私が作っている紙は、昔から和紙の原料として使われている木の皮の繊維、
 国産の楮(こうぞ)をトロオアオイというオクラの仲間の根っこの粘液を使い、
 それを水と混ぜて漉いています。

  詳しくは写真付きで こちら「こんなふうに作っています

・写真をどうやっているの?
 これは本当によく聞かれる質問です。「写真をどうやっているの?」
 あるいは「これは絵ですか?」って。この言い方を↑されることが多いです。
 イラストと思われることや、和紙の中に写真を漉きこんでいるように思われる
 こともよくあります。初めて見られる方にはちょっと不思議に映るようですね。

 和紙に写真をうちの顔料インク仕様のプリンターで印刷しているのです。

 これがけっこうやっかいで、紙の薄さや毛羽立ちで紙が詰まったり、インクが
 紙に落ちたり、失敗も多いです。ひどい時は3分の1は使い物にならない場合も
 あります。もちろん、手漉きの和紙などは使っていい紙としてメーカーは保証
 していませんから文句も言えずリスクは高いです。ここまできて失敗すると
 また紙漉きから始めることになるので、いつも緊張します。
 そのため、紙の漉き方や印刷前の加工など、試行錯誤を繰り返しています。

 ちなみに、私は絵はうまく描けないので写真を使います。写真も一部父が撮影
 したものもありますが、基本的には自分で撮影したものです。写真については
 特別に勉強したことはないので、まったくの素人です。

・どこかの芸大とか出てるんですか?

 出ていません。紙漉きについては小原の加納ご夫妻にいろいろ教えていただいて
 ここまでやってきました。美濃でも習ったことはあります。

 ただ、うちでおこなっている紙漉きのやり方は、なるべく伝統的なやり方で
 やりたいと思いながら自分なりに試行錯誤で始めて今に至ります。

 大学などで勉強したと言えば、和紙に活かせないかと思っていろいろ考えていた時、
 ものづくり経営を学びに大学院に通いました。トヨタ生産方式や管理会計の研究を
 されている名城大学の河田信先生にお会いして、日本の職人の技術についてや
 ものづくりの大切さについてお話をうかがって勉強したいと思い進学しました。

・次の作品展の予定は?

 昨年から、紙の温度、0xカフェ、フランス・ボルドー、その帰国展、そして今、
 と続けて展示の機会がありましたが、次の作品展の予定は未定です。
 ですので、よろしければ今のうちにご覧ください

 次の予定は決まり次第、こちらのブログでご案内させていただきます。

・教室など開催していませんか?

 不定期で開催しています。ブログでもときどき紹介していますが、天白区の
 「はなあーと」というお花屋さんの教室や、私が出先で行う出張教室で、
 紙漉きや和紙を使って小物を作ったり和とじ本を作ったりするワークショップを
 おこなっています。

 こんなのをやってみたいなど、ご希望がありましたら、ぜひご連絡ください!
 左側の「メッセージを送る」からどうぞ

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今朝の中日新聞(お知らせ)

2013年08月18日 | 作品展のこと
今朝の中日新聞の市民版に、私の記事が写真付きで掲載されています。
先日、旧友が会場に観に来てくれて、ちょうど一緒に撮った写真です。
いい記念になりました

素敵な写真と、簡潔で分かりやすい記事を書いてくださった中日新聞の鈴木さん、
本当にありがとうございました!

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和紙仲間と語る夜

2013年08月18日 | 作品展のこと
昨夜は和紙仲間でヨガインストラクターのあきこさんと、金山の会場で
待ち合わせをして一緒に作品を観てきました。

何人かの方のメッセージもしっかりいただいてきましたよ。
心のこもった感想を書いていただき、とても勉強になります。
お会いできなくて残念でしたが、わざわざ観に来てくださったみなさま、
本当にありがとうございました!

そして、あきこさんとはその後、2度目のベトナム料理を食べに行き、
ゆっくりいろんな話を語り合いました。いろんな話といっても、だいたい
いつも主となるテーマは絞られるけど、この人にしか話せない話がけっこう
たくさんあるのです。

 ちなみに、そのお店のトマトスープ仕立てのベトナム風きしめんが
 二人の大好物なのです

あきこさんとの時間は、なんて言うんだろう・・・必要な時間なのです。
そのせいか、今朝目覚めたとき、昨日よりもちょっとだけ前向きな光が射した
気持ちになっていました。本当に、ありがとう。またぜひね!

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旅する風景の旅の途中で

2013年08月16日 | 作品展のこと
『和紙と旅する風景』
  期間:2013年8月1日(木)~8月31日(土) 年中無休10:00~21:30
                    最終日は19:00まで
 場所:ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
    2Fカフェレストラン「オーキッドガーデン」内ペストリーブティック

この作品展も期間の半分が経過しました。

友人や和紙仲間も観に来ていただいたり、札幌や東京に住む友人からは、
今回は行けないけど…ってコメントとともに久しぶりの会話をメールでしたり
久々の近況報告をする機会にもなりました

そんな中で、先日は長野県の諏訪から愛・地球博以来に会う友人が、初めて
私の作品を観にきてくれました。昨年の紙の温度ギャラリーに突然訪れてくれた
幼なじみの友人と3人で、ご飯を食べたり、一緒に取材を受けたり、1日中名古屋の
街中で楽しい時間を過ごすことができました

作品展があると、こういうきっかけにもなります。

会場はギャラリーという空間とはちょっと違うので、私は会場にはおりませんが、
お越しくださる方のご都合をお知らせいただいたら、行けるときはぜひ行きたいと
思っています。遠慮なくお知らせください。もちろん、こそっと観ていただくのも
OKです。私も作家がいない方がじっくり観れるタイプなので

そして、会場に設置してある「作家へのメッセージ箱」にちょっとでもメッセージを
残しておいていただけると嬉しいです。楽しみにしています。

何かありましたら、画面左にある『メッセージを送る』からどうぞ!
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作品展が始まると

2013年08月15日 | 映画と本とドラマ
作品展は、始まってしまえば少し余裕ができるもの。

今回は作品の追加があって、始まってからもかなりハードな日々を過ごしていて、
ここにきて少しずつですが、本を読む時間もできてきました。

今読んでいるのは、やっと図書館から回ってきた村上春樹の『色彩を持たない~』と、
司馬遼太郎の『王城の護衛者』。

大河ドラマをちゃんと観たのは今まで「龍馬伝」だけだったけど、今回の
「八重の桜」も途切れず見続けていて、会津の殿様・松平容保(かたもり)の
ことがとても気になって読み始めた『王城の護衛者』。

今まで全く気にしていなかった会津の歴史。今、できるだけ知っておきたいと
思い始めました。なぜなら、私には会津の血が半分流れているから。

  だからだね。
  きっと、そこが刺激されたんだ。

今年もお盆のお墓参りに一人で行くと会津若松に帰郷した父。
私が一緒に行くと言ったのに、一人で磐梯山に登ったり動き回りたいらしい!
本当に一人旅が好きで、超マイペースなのも私に血を継いでいます
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