coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

一保護者として

2005-08-13 10:13:11 | PTA
今日の読売新聞「教育ルネッサンス」に、異色のPTA会長山本シュウさんのことがでていた。
(ネットでは、13日午前9時半現在は、昨日までの記事しか出ていなかった。明日には出るでしょう。)

山本シュウさんのことは、以前、ネットサーフィンの女王igu-iguから聞いたことがあった。
小学校で「レモンさん」というオリジナルキャラクターでPTA会長を務めた人。
「レモンさん」というのは、レモンのかぶりものをトレードマークにしたからなんだよね。
小学校あたりでは、「かぶりもの」っていうのは、子供にとってもインパクトはあるし、ある意味、意表をついたすんごい作戦だと思う
ただ、彼の場合は、DJという職業柄、場を盛り上げることは得意分野なのであろうから、それがすべての小学校に当てはまるとは思えないけどね。
個人的には、「かぶりもので学校に通うseraphimの兄貴」ってぇのを見てみたい気はするけどね~(爆)
兄貴が今、PTA会長をやっている、ぴかこが出た小学校の校長先生は、入学式や運動会、その他、必要とあらば、かぶりもので登場する方だが、彼は彼で、その方式を確立しており、誰の真似でもなく、批判もないわけではないが、子供たちも周囲も、彼の「かぶりもの」を楽しみにしている節もあり、あれはあれで素晴らしいと思っている

山本シュウさんの話に戻るが、今日のコラムの一文で、そのとおり!と思ったのは、
親の側の意識改革が必要と感じている。
「学校がすべてやってくれると、いまだに思っている人がいる。先生には余力がない。」
学校に協力せず、文句ばかり言う親も中にはいるが、会長になってすぐ、「学校に圧力をかけるだけのPTAにはならない」と宣言した。

これ、すんごいわかる
自分はPTA活動に対して、何も貢献しないのに、そういう人に限って、学校やPTA役員に対して、大文句を言ったり見当違いの批判をしたりするんだよね~  
「学校に圧力をかけるだけのPTAにはならない」というのは、暗にそういった行動をするんじゃないぞ!というそういった人たちに対する示唆(笑)だったんじゃないかと思うけど、当の本人たちは、絶対に自分が批判されているとは思っていないはず。
ああいった人たちは、面と向かって言っても、自分に非があるとはぜぇったいに認めないもんね~

PTAだけに関して言えば、各学校、工夫して苦労して活動しており、去年の自分たちを考えても、「学校に圧力をかける」なんて行為はしていない・・というか、するような時間もなかった
なんとかして、「学校にいいように使われる」ことだけは避けようと、苦労した記憶はあるけどね  
とにかく、○○委員会とか、○○懇談会とか、学校の外に出て行くことが物凄く多くて、PTAって何?と逆に疑問ばかりがふくらんでいった。
周囲の学校とかと情報交換をする意義が全くないとは思わないが、必要以上に集まったりする意味はないのではないかと思った。
一番無駄だと思ったのは、行政指導の中味のない懇談会に時間を割いて出席させられることで、ただでさえPTA役員のなり手がないといわれているのに、平日の昼間という、働いている人はもっとも出席が難しい時間帯にそういったことを設定するのは、いかがなものかと毎度思った。
学校のPTAに関しては、もっと改革していかなければ、本当になり手がなくなってしまうと思うよ。
今、一保護者になって思うことは、PTA役員と一般Pの間にある温度差。
役員と委員の間の対立といったら言い過ぎだけど、微妙な意識のズレ。
これが埋まっていかないと、この先、もっと大変になると思う。
温度差がなくなったり、意識のズレがなくなったりというのは、正直言って無理だと思うけど、少しでも縮めていく努力が、お互いに必要だと思う。
どんな人でも、子供が学校でお世話になっている以上、「できることだけでもできる範囲で」やっていきましょうという気持ちを持つことが大事だと思うけど、強要できる事じゃないし、結局、そこいらあたりで行き詰まるんだよね。
なんとかならないのかなあ・・・・