coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

二十四の瞳

2005-08-03 11:38:33 | 雑感
昨日の夜、テレビで、「二十四の瞳」を見た。
元々、黒木瞳も好きだし、下の子が見たいと言っていたので、ビデオにも撮り、リアルタイムでも見ていた。
遠い昔に、壺井栄の原作も読んでいたが、忘却の彼方、こんな話だったんだ・・と改めて思った。
いつ読んだかは定かではないけど、中学生か高校生だったcoconutと、今のcoconutでは、読後感も違っているのだろうが・・・

さてさて、本題にはいるけど、私としては良かったと思う。
何度も泣ける場面もあったし、さすがに二十歳はちょっと無理があるでしょ・・と見る前は思ったが、その辺も、意外なほど違和感はなかった。
ただ、何カ所か、とっても気になる場面があった。
それは、黒木瞳の爪に塗られたマニキュアのことである。
戦死して帰ってきた夫の遺影に手を合わせる黒木瞳の爪に、地味な色ながらもしっかりマニキュアが・・
激しい戦時下、食べるものにも困ってる黒木瞳や子供たちの格好のなんと綺麗なこと・・
もんぺ姿とはいえ、髪も綺麗になっていて、小さなカボチャがご馳走に・・っていうのに、なんとなく違和感があったよね。
しかも、爪にはマニキュア・・・
う~~~む・・・残念!!
戦争が終わり、生き残った子供たちと再会する最後の場面も、
「先生、戦争中、いろいろあって老けたけど・・」
という教え子の言葉とは裏腹に、若々しく美しい黒木瞳・・・
綺麗でいることは、彼女にとっては必要不可欠なのかもしれないけど、そのあたりがちょっと残念だった。
でもまあ、子供たちにも見せたい(実際、子供たちはちゃんと最後まで見ていたけど)いい作品だと思ったけど、それだけに残念だった。
って、黒木瞳ファンに怒られるか  ??
でも、coconutだって、黒木瞳ファンだし、ああいう風にいつまでも美しくありたいとは願ってはいるんだけどね~。
誰?元が違いすぎるから無理だ!と大声で言ってるのは  ??
    

動くなっ!

2005-08-03 00:23:31 | 趣味と生活
暑さも本番、エアコンとシャワーのお世話にはならずにいられない今日この頃、coconut家にまた大事件発生  !!
今住んでいるこの家、築年は新しいくせに、もうボロボロ。
そんなことはわかっていたんだけど、ここまでヒドイとは思わなかった
とにかく水はけが悪くて、お風呂なんか、水の栓を抜くと、洗い場いっぱいに水があがって来ちゃうので、何回かに分けて抜くとか、苦労していたんだよね。
年に一回、配水管清掃に来てもらっているのに、そんな有様。
配水管の清掃業者に言わせると、この家、構造的におかしくて、排水の角度が緩すぎるので、水があがって来ちゃうとのこと。
その話は旦那にもしていたし、見かけ倒しの住宅だっていうのは旦那もわかっていたはずなのに、今日、coconutが仕事に行ってる間に、今日から4日間、夏休みの旦那は、何を思ったのかお風呂の掃除をして、その水はけのあまりのひどさに、自分で配水管の清掃をしようと思い立ったらしい
それがすべての悲劇の始まり・・・  
近所のホームセンターに行って、パイプ清掃用の器具(細長いワイヤーの先に細かいブラシがついてるようなもの)を買ってきて、自分で配水管をどうにかしようと思ったらしい。
しばらくしてから、下の家から電話があり、水が漏っているとのこと!!
ビックリ仰天して、謝りかたがた見に行くと、風呂場ではなく、隣の和室の天井から、ぽたぽたとかなりの量の水が垂れている
慌ててクラシアンに電話して、来てもらうことにした。
それが夕方の話だったのだが、実際に来てくれたのが夜の8時近く。
で、来てくれた人が、実際に風呂場の配水管を見て、こう聞いた。
「この家、建てられてから何年ですか?」
「平成8年だから、9年ってとこですか・・・」
「ええっ?この腐食具合は、そんなに新しい家とは思えないです。一番安い材質なんじゃないですか・・・」
確かに、素人目に見ても、錆だらけで、ユニットバスの風呂桶自体も、中にはいると、みしみしと音がして、大丈夫か?これ・・と思っていたし、それ以外にも、タイルもひび割れていたし、扉もべこべこで、換気扇も役目を果たしていなかったし、そういった仕事をしている友達に聞いたところ、早めに取り替えた方がいいんじゃない?とは言われていたんだよね
ただ、ここは社宅なので、規定で、水回りの修理は(というか、ほとんど修理に関しては全部といったほうが正しいけど・・)自費になるので、我慢していたんだよね。
ひとあたり中を見たクラシアンの人、
「これは、今どきしないような工事方法でやってありますし、パイプが破損してるので・・・・」
と、説明を始めた。
coconutにはちんぷんかんぷんだったが、旦那はある程度理解したらしい。
それによると、プロでも触らないようなところが破損していて、そこだけ修理するのは無理だということで、風呂場のユニット毎取り替えないとどうしようもないとのこと。
クラシアンの人が来る前に、旦那はこの住宅の設計図のようなモノを見ていたのだが、彼の言うことは、今どき流行のリフォーム詐欺なんかではなく、真実のことらしい。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
もう、絶句するしかなかった
今、配水管にシリコンを埋めても、水というのは髪の毛一筋の小さな穴からでも染み出すので、下の家にまた、迷惑を掛けることにならない保証はできないとのこと。
しかも、その、シリコン補修は、1週間もつかもたないか・・という短期の寿命らしい。
「それしかないのなら、ユニットごと取り替えてください。」
coconutは、死にそうな声で、そうクラシアンの人にお願いした
ただ、そのユニットも、注文が入ってから作成するので、2週間はかかるとのこと。
このクソ暑いさなか、coconut家は、お風呂もシャワーも使えないまま、2週間も過ごさなきゃならないのである
ショックを受けるcoconutを、同情するような目でクラシアンの人は見た。
「うちでやらなくても、お知り合いがいたりしたら、別のところで頼んでもいいですけど・・」
と、クラシアンの人は、あくまでも親切である。
「いえいえ、配水管の不具合のこともありますし、お宅にお願いしたいと思います。」
と言うと、カタログを持ってきて、今のものに近い形(ということは、最安値に近いもの)を見せて、見積もりを作ってくれた。
ユニット自体は、ピンからキリまであって、安いのは50万を切っているのだが、その「ユニットバス」を家に入れるために、洗面所の壁を一回壊さなきゃならないらしい。
まあ、物理的に見て、そうしないと不可能だろうねとは思うけれど・・・
その、壊してまた、作り直して、クロスを張る費用や、水道の工事費なんかで、100万弱はかかるらしい。
電車男の夏期講習代も、ひ~ひ~いいながら払った身としては、100万円と聞いて、血の気が引いていくのを感じた  
でも、やってもらわないことには生活していけない。
明日、業者の人とまた来ますというクラシアンの人に、
「おいくらですか?」
と聞くと、
「今日は、何もしていませんので、お代は結構です。」
という。
クラシアンの人は親切だ・・と、ちょっと弱った心には嬉しかった。
電車男の高校受験、下の子だって、遠くない将来に受験があるし、これからどんどんお金がかかるっていうのに、旦那がちょっと気を回すとこれだもん
前から、壊れた自転車を直そうとして分解して使用不能にしたり、電化製品を使用不能にして、私の怒りを買うってことは、間々あったのだが、今回は、金銭的にキツすぎる!
しかも、下のうちにも迷惑を掛けた(これだって、謝りには行ったけど、修繕費はこっちで払わなきゃならないし・・)ってことが、一番、心の負担になっている。
配水管の図を見て、大丈夫でしょうと言ってはもらったけど、台所や洗面所、洗濯機、トイレなど、水を使うたびに、しばらくは気を遣ってしまうもんね。
旦那に言いたいっ
軽々に動くなっ!!何もするなっ!!