丑三つ時

丑三つ時
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昔は草木も眠る丑三つ時と言ったらしいですが

うちの近所のコンビニは24時間営業
車は休みなく走っているし

草木も眠っていられないだろうなぁ
などと思う昨今ですが

その丑三つ時
午前3時過ぎ

パソコンに向かっている私の耳に

長い眠りから目覚め、土の中から出てきて、木を這い登り
さなぎのかたい殻を破って
蝉が出てくる時のような（実際は聞いたことがないのですが）

クゥァサァ

という音がした。

な、な、なんの音～？

と、小心者の私は恐れおののいたが

正体は、本棚の紙箱がすこしずれただけだった。

でも、なんで自然に箱がずれたのだろう～？

って、ストーブの向きを変えたから

風が当たっただけなんですけどね。

その小さな音に
蝉が脱皮するの図を想像した自分に
驚いています。