東京のサラリーマンさん

大阪の駅でエスカレーターもエレベーターも見つけることができなかった私は…

見つけることができなかった時点で…ちょっと危ない感じがするけど…

あ～～～あと5分～～～～！

という新幹線に飛び乗るために

よしっ！この階段を上ろうと決心した。

キャリーバックは信じられないくらいの重さよ！

それを持ち上げ、そりゃもう、ゼイゼイひぃひぃいいながら

駆け上がった私…そして、荷物を置き、ホームを見上げると

な、な、なんと、あと3分の2くらいの階段が目の前に。

もういい！もうこの新幹線はあきらめよう。

指定席は捨て、次の自由席に乗ればいいんだ！

と思ったその時

東京のサラリーマン、いや、スーパーマンが現れた。

年齢は同じくらいか？

「お持ちしましょうか？」

あ～～～！地獄に仏とはこういうことを言うのだろう。

しかし、私は答えた。

「これ、めちゃめちゃ重いですよ。」

しかし、１５０ｃｍはないチビのおばちゃんにそう言われても

１８０ｃｍはあろうかというスーパーマンが

一度声とかけておいて、ああそうですかと引き下がるはずもなく

あぁ、神様ありがとう！

私は無事に新幹線の指定席に座ることができました。

スーパーマンが荷物を持った時に、

「な、な、なんでこんな重たいのを貴女はもってるんですか？！」

という目をしたのを、私は見逃さなかった。

申し訳ないっ！

席に着くと、二つ前の席の窓際にスーパーマンはいた。

お礼に自分用のお土産を差し上げた。

まあ二度とお会いすることはないだろうが

心から、心から感謝です。

そしてこれからは、持ち上げられないほどの荷物を詰め込まないことと、

乗り継ぎ時間は１５分は取らなければと反省した。


ビールとお弁当(寿司)を食べながら東京へを戻っていかれたサラリーマンさん

これからのあなたの人生にいいことがい～～～っぱいありますように！

公園も

華やか～！花だけに。

藤の次に

桜の次に

今年も庭の藤の花が満開です。

花の中で蜂さんたちが忙しそうに働いています。

ああ

これがブドウだったらいいのに・・・と、毎年思う。

美味しそう・・・ほんとに美味しそう・・・