せいこのつぶやき

大阪のCitronのせいこの日記です。
みなさま、よろしくおねがいします。

なんかあかんと思ったら

2013年07月09日 16時50分58秒 | Weblog
どうもすべてのことがうまく回らない。

と思ったら昨日は新月やった。



月の輝きにエネルギーをもらう身としてはまったく月の姿が見えない新月は月に一度の注意日なのだ。


今日からはだんだん満月に向かってエネルギーがチャージされると思うけど、店の売り上げもあかんようになるって・・・。



今日もがんばりますんで!!

SFとはなんと!

2013年07月09日 00時50分30秒 | Weblog
ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」、「ガニメデの優しい巨人」をようやく読み終えた。第一作に当たる「星を継ぐもの」は数年前に読んでいたのだけれど、続編である「ガニメデの優しい巨人」はなかなか古本屋で探す事が出来ずにいた。
(ここで注意、本屋で買えばって?本にも一期一会があると信じてるんです、だから古本屋で買うんです、何か?)

今回縁あって見つけることが出来たのはいいが、もう一度「星を継ぐもの」を読み返さないといけないような大作だった。

月の裏側で発見された死体は人類そのものの姿をしていたけれど、その死体は死後五万年を経過していた。また木星最大の衛星ガニメデでは人類とは似ても似つかない宇宙人の乗っていた宇宙船の残骸が発見される。しかもその船は二千五百万年前のものだと断定される。

一作目はこの人類そっくりの宇宙人の謎と、後に発見された巨人の宇宙人の謎を原子物理者と地球の頭脳集団が解き明かしていく話で、二作目は訳あって現代にやって来た二千五百万に故郷を出発した巨人と地球人たちの関わりと、前作からの謎が解き明かされるというもの。

レンズマンも読んで思ったけれど、英米のSFはとても理論的だ。
ワープやらなんやら、キチンと説明しないと受け入れられないのか認められないのか、物語の中でもかなりの部分を割いて説明される。

今回のこの作品も、物理や化学、生物学とかなりの広範囲にいろいろ説明されている。

が、そんな事はどうでもいい!と思うくらい面白かった。
本格派なスペースオペラ感が満載。
主人公の原子物理者ももちろん魅力的に描かれてはいるが、それよりも壮大なプロットが素晴らしい。

謎が謎を呼ぶ。
最後は人類誕生さえも解明されている。
ここから、空想の翼を広げるとマチュピチュやピラミッドさえも、それに繋がってるんじゃないかと思える。

レンズマンがなかなかの作品だっただけにあれ以上は出ないと思っていたけれど、レンズマンの第四作の出来を考えたらこちらに一票。

いや、この作品にはまだもう一作あるようなんでそれを読むまでは。
僕的にはこれで終わりでもよかったのに。

が、第三作「巨人たちの星」に出会えるのは至難の技だろうな。
見つけたら、ご報告いたします!