贈り物♪

ふとみつけた素敵な画像、普段はもう忘れてしまった嬉しい言葉、思い出に残しておきたい。。。。。

ニューヨーク・デイドリームのパンフ(1)

2005-08-16 20:16:20 | MOVIE
私は確かに98年夏の「ぴあ」を持っていました。
やっぱり、行こうか、行くまいか、かなりのところまで迷っていたという証拠品です(笑)
その夏はご存知の通り、何本も金城君の映画が上映されていて、彼のことが大いに気になりだしていた私は、映画館へ行くという一歩が踏み出せず迷っていたのです(信じられな~~~~い、自分の馬鹿!)
結局いけませんでした。。。。。
後で友達に聞いたら、映画の上映前に金城君の超かわいいビデオレターがついていたそうです。。。。ニューヨーク・デイドリーム。
後に、せめてもの心残りを埋めるため、シネシティでパンフを購入。↑

このころのインタビューは、あさかぜさんがとても丁寧に台湾Premiere誌を翻訳してくださっています。(ありがとうございます、とても大作です)


で、この映画のパンフにはいくつかのエピソードや監督のインタが掲載されています。
まず、金原由佳さんの文章から。。。。

「しかし、彼ら(ミラやジェフリー・ライト)がいかに熟練した演技力を見せつけようとも、今回、スクリーンいっぱいに初々しい存在感を放つ金城武にはかなわない。カフェに入ってきたドイツ人、ポーラの突然の失神に目をパチクリさせる時の表情、死の宣告を受けた時の憂いに満ちた瞳、アノックに突然のキスを仕掛ける際の野性的な身のこなし。刻一刻と変化する豊かな表現力に、改めて彼の才能を思い知ったという人も少なくないだろう。」

「。。。。彼自身、こんなエピソードを披露してくれている。『役作りはしないけれど、だからこそ感情が凄くこもった時は自分でも不思議な感覚になる。この作品で印象的だったのは、死神に死を宣告されて、自分の母親に電話をする場面。もうお金は送らなくていいからというところで本当に泣いちゃったんですよ。そこは鏡の中に僕の姿がちょっと映るだけなんで特別に感情を発露するシーンじゃないのに、涙が止まらなくなった。実はそれまで何度も泣くシーンを経験してたんだけど、本物の涙は流れたことがなかったんですよ。王家衛にあれだけ泣けって言われても泣けなかったのに。撮影前、特に悲しい気分になっていたわけでもないのに。』」

「『他の作品で誰かがやった仕草は真似したくないし、今まで見たことがあるようなシーンをやるのも嫌だ。監督といつも話し合うのは”こういう動きはどこかで見たことがあるから嫌だ”ってこと。オリジナルな表現法はないかいつもウンウン唸りながら考えている。』」

とても珍しいですね、こんな風に自分が表現方法をも模索している様子を話すのは。

むかし、あちらのTV番組でしょうか、その中で金城君が日本に来て(まだアイドル時代です)、日本の演劇学校に一日体験入学~、みたいなことをしている様子が映っていました。
で、「窓」というお題で一人一人順番に自分で考えたアドリブの演技をする。たとえば部屋で寝ていたら窓の外がうるさくて窓から大声で叫ぶ~、みたいな演技etcがつづいたあと、金城君の番が来て。。。。彼は何をしたでしょうか。
窓辺でほお杖をついてぼんやりしてると、窓からハトが部屋の中に入ってくる。あわてた彼はなんとかハトを窓の外に出してやろうとする。そしてやっと両手の中に大事そうにハトを抱えて窓から逃がしてやる。
す、すごかったです。窓がこんなにドラマになるなんて!!!
まだ彼は役者のたまごでしたが、その表現力、「オーラ」、素晴らしかった。
全然違うのです、他の生徒さんと。
「栴檀はニ葉より芳し」






Cinemusk創刊号

2005-08-16 08:19:15 | MAGAZINE
映画の公開前には一連の雑誌の発売があって、とにかくこのスペーストラベラーズの時も「怒涛」という言葉がぴったりでした。
このスペトラの公式サイトはとても重厚な造りでしたから(それはもう沢山お部屋があって!)その掲載雑誌の情報も中途半端じゃない。
もちろん迷としては泣きたいくらいありがたいのですが、最後のほうになると息切れしてきちゃう(笑)
で、このシネマスクは通販会社から出版される創刊号で、一連の雑誌の最後の方だったような記憶があります(違うかもしれないけど)
で、どうしようか迷ったんですが(笑)、買いました。
そして沢山の雑誌の中に埋もれていきました!
ところが、やっぱりよかった~、これがあって。2000年に発売の雑誌を2005年に見て(笑)、良かったなぁと思う。なかなか奥が深いです、ファン心は。
何がいいか、それは画像の中の金城君がいわゆる「びしっと」決まっていない。ちょっとだけ、少しだけ一瞬、ずれているんです(笑)つまり油断している!
まぁ、気のせいかもしれませんが。。。。
これは文句無しに可愛いです↓