スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

お礼☆

2011-09-29 00:38:09 | インポート
eです。

いつぞやのブログで、 “Asia Try in Mongolia 2011” 応援のために、
Tシャツを買ってくださーい!という記事を載せました。
TRY Tシャツは、おかげさまであっという間に50枚を売り上げ、
そのお金を募金に回すことができました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

そのモンゴルTRYが無事に終了いたしましたので、
ここに、モンゴルから送られてきた報告を掲載させていただきます。


期間;
6月26日から7月5日

実施地;
モンゴル、ウランバートルと4つの小都市
(バガノール市、ナライハ村、トブ県、ダルハン市、エルデネット市)

内容;
スフバートル広場にて開会式。
その後75人の参加者が3つのグループに分かれて活動。
①ダルハンチーム(ダルハン市、エルデネット市)
②ノールチーム(バガノール区、ナライハ区)
③UBチーム(ウランバートル市内)
それぞれアピール活動、行政機関や公共施設との話し合い、
地元の障害者団体等との交流などをおこないました。

目的;
障害者の自立の概念を広める
重度の障害者の介助制度について行政機関に説明する
バリアフリーに向けた活動を呼び掛ける
それぞれの地域におけるバリアフリーの確認、
地域の行政機関や公共施設に行って現状を理解してもらい、
改善してもらう

参加者;
日本 障害者3人と健常者6人、
韓国 障害者4人と健常者4人、
台湾 障害者2人と健常者1人、
カンボジア 障害者2人、
ネパール 障害者2人、
パキスタン 障害者2人、
モンゴル 障害者20人と健常者30人。
その他、モンゴル各地域の障害者たち。

TRY参加者の感想もひとつ。

ムンフツェツェグ(健常者20歳、4年生の学生)ノール チーム
私は、「Asia Try 2011 in Mongolia」という運動に
ボランチア学生として参加しました。
その前はこういう風に障害者と関わって見た経験もなく、
どうやって生活しているのかとか、
障害者の抱えている問題とかをあまり考えてもみませんでした。
それで、一回障害者と関わってみたかったし、
面白そうでしたから参加することにしました。
もちろん最初の内は大変なことがいっぱいありました。
車イスの押し方からはじめ、日本語の通訳も難しかったです。
いくら日本語を分かっていても、
バリアフリーとか障害者の介助制度とかは自分でも良く分かりませんでした。
ですから、日本語をそのまま通訳していたけど、
そのうち自分でイメージができて、自分の言葉にして訳せるようになっていました。
この十日間、ずっと障害者と一緒にいて、同じ目的を持って行動していくと、
障害者も私と同じような人間だということを分かりました。
障害者はかわいそうでなくて、悪いのは社会なんです。
もしも、バリアフリ-ができたり、障害者介助制度ができたりすると、
障害者でも健常者のような生活をする事ができます。
「Try」に参加したことで、もちろん私の日本語は上達したと思いますが、
それよりも私自分自身が代わったことたが一番大事だと思います。
今は、町を歩いている時スローブがあるかどうかとか、
前全然気づかなかったことを気づけるようになりました。
又、どこかで車イスの人を見たら、すぐ行って話したくなるし、
何か心の中ですごく近く感じて、
私の中で新しい世界が開かれてようにに思われてとても嬉しいです。
私は今、モンゴルの「Universe Progress」自立生活センターで研修していますが、
今までこうやって障害者と関わっているのは、
障害者はかわいそうと思っているからやっているのではなくて、
障害者はすごいと思っているからやっています。
これからも、もし私ができるなら、障害者と関係のある仕事をしたいと思っています。

他、詳細報告はこちら☆
“Asia Try in Mongolia 2011”報告!

そんな訳で、モンゴルにまたひとつ、障害者の未来を明るくするきっかけができたことを、
自分たちの喜びとして、ともに喜びたいと思います。

再来年は、どこの国かな??
TRY、さいこー☆


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