ど~も、iです。
「移送サービスのつどい2016」に参加してきました。
東京ハンディキャブ連絡会、東京ボランティア・市民活動センターが主催となり、利用者やドライバー、運営者など多くの関係者が、気軽に集える場をつくろうスタートしたイベントで、通算すると今年28回目になるそうです。
CIL東大和でも移送サービス事業をおこなっていることもあり、私もCILに関わり始めて間もなくの頃から事務局会議に参加させていただき、この日も主催者スタッフとして、ちょろちょろしていました。
午後の枠で、日産自動車よりユニバーサルデザインタクシー、通称UDタクシーの実車をまじえてプレゼンがあり、今回はそれをブログネタにしようかと思います。
このUDタクシーですが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催をみすえ、公共交通のひとつとして国土交通省が進めているのもので、簡単にいうと街中を流しているタクシーを、車いすに乗ったままでも乗車できるワゴン型にしていきましょうというもの。
計画では、都内約5万台のうち2割にあたる1万台の普及を目指すという。
都内は、地下鉄も網の目のように走っているし、交通の便はたしかにわるくない。
しかし、これが車いすユーザーからみると、横の移動に関してのバリアフリー化は、まあ進んでいるかなと感じるけど、縦の移動も関してはまだまだと感じることが多い。
物理的な部分、エレベーターのかごの大きさだったり、設置台数だったりというのは、ある程度いたしかないなと思う部分もあるけど、ちょっとした「ゆずりあい」の気持ちがあればなという場面もしばしば。
まあ話が脱線したが、街中に車いすのまま、乗車できるUDタクシーがふえる事はいいと思う。
利用料金体系は、一般のタクシーと同じということだが、はたしてもくろみ通り普及するかな。
このUDタクシーだが、国の認定があって、現在、レベル1とその上位にあたるレベル2という二つの基準がある。
こちらに、国交省の認定要綱があるので、ご興味ある方はご覧になってみてください。
標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領(PDF形式)
今回、日産のほうで用意したのはレベル1の「NV200」という車。
Biz
NISSAN(商用車、社用車選びは日産で):NV200タクシー
車いすプラス大人1名が乗れる設計にはなっているらしいが、長距離の移動とかは厳しいかも。
私含め、手動車いすユーザー2人、電動車いすユーザー2人が試乗してみた。
こちらは、電動車いすの方。
もう1人の電動車いすの方は、タイミングがわるく写真は撮れなかったが、リクライニングも装備してある大型のタイプなので、ご本人も含めると300キロオーバーの重量がある。
これくらいの大きさになると、頭の上のスペースに余裕がなくて、首をすくめるようにしないと乗降しにくい。
国交省の認定要綱をみていただくとわかるが、乗降口の高さ、レベル1だと1,300mm以上、これがレベル2だと1,350mm以上となっているが、最低でも1,400mmはあってもいいのではと思う。
またスロープの耐荷重も最低350kg以上を確保したほうがいい気がする。
先ほどの方が乗降するときも、横から見ててかなりスロープがしなっていた。
レベル1では、耐荷重が200kg以上となっているので、それ以上重量があるものでも、まあ大丈夫だったので要綱的には問題ないと思うが、もう少ししっかりした素材とか形状の工夫も必要かなと。
今回は日産だけだったが、このUDタクシー、トヨタなどもを製作している。
今後は、メーカー同士、いい意味で競い合い、使いやすい車をつくってもらいたい。
「移送サービスのつどい2016」に参加してきました。
東京ハンディキャブ連絡会、東京ボランティア・市民活動センターが主催となり、利用者やドライバー、運営者など多くの関係者が、気軽に集える場をつくろうスタートしたイベントで、通算すると今年28回目になるそうです。
CIL東大和でも移送サービス事業をおこなっていることもあり、私もCILに関わり始めて間もなくの頃から事務局会議に参加させていただき、この日も主催者スタッフとして、ちょろちょろしていました。
午後の枠で、日産自動車よりユニバーサルデザインタクシー、通称UDタクシーの実車をまじえてプレゼンがあり、今回はそれをブログネタにしようかと思います。
このUDタクシーですが、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催をみすえ、公共交通のひとつとして国土交通省が進めているのもので、簡単にいうと街中を流しているタクシーを、車いすに乗ったままでも乗車できるワゴン型にしていきましょうというもの。
計画では、都内約5万台のうち2割にあたる1万台の普及を目指すという。
都内は、地下鉄も網の目のように走っているし、交通の便はたしかにわるくない。
しかし、これが車いすユーザーからみると、横の移動に関してのバリアフリー化は、まあ進んでいるかなと感じるけど、縦の移動も関してはまだまだと感じることが多い。
物理的な部分、エレベーターのかごの大きさだったり、設置台数だったりというのは、ある程度いたしかないなと思う部分もあるけど、ちょっとした「ゆずりあい」の気持ちがあればなという場面もしばしば。
まあ話が脱線したが、街中に車いすのまま、乗車できるUDタクシーがふえる事はいいと思う。
利用料金体系は、一般のタクシーと同じということだが、はたしてもくろみ通り普及するかな。
このUDタクシーだが、国の認定があって、現在、レベル1とその上位にあたるレベル2という二つの基準がある。
こちらに、国交省の認定要綱があるので、ご興味ある方はご覧になってみてください。
今回、日産のほうで用意したのはレベル1の「NV200」という車。
NISSAN(商用車、社用車選びは日産で):NV200タクシー
車いすプラス大人1名が乗れる設計にはなっているらしいが、長距離の移動とかは厳しいかも。
私含め、手動車いすユーザー2人、電動車いすユーザー2人が試乗してみた。
こちらは、電動車いすの方。
もう1人の電動車いすの方は、タイミングがわるく写真は撮れなかったが、リクライニングも装備してある大型のタイプなので、ご本人も含めると300キロオーバーの重量がある。
これくらいの大きさになると、頭の上のスペースに余裕がなくて、首をすくめるようにしないと乗降しにくい。
国交省の認定要綱をみていただくとわかるが、乗降口の高さ、レベル1だと1,300mm以上、これがレベル2だと1,350mm以上となっているが、最低でも1,400mmはあってもいいのではと思う。
またスロープの耐荷重も最低350kg以上を確保したほうがいい気がする。
先ほどの方が乗降するときも、横から見ててかなりスロープがしなっていた。
レベル1では、耐荷重が200kg以上となっているので、それ以上重量があるものでも、まあ大丈夫だったので要綱的には問題ないと思うが、もう少ししっかりした素材とか形状の工夫も必要かなと。
今回は日産だけだったが、このUDタクシー、トヨタなどもを製作している。
今後は、メーカー同士、いい意味で競い合い、使いやすい車をつくってもらいたい。
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