goo blog サービス終了のお知らせ 

鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

どんよりした雲である。

2008-06-23 08:50:21 | 直言!
今日は堺東まで出かける。その前に難波に立寄って韓国行きの飛行機のチケットも取りに行かなければならない。
なんか今日もあわただしく過ぎていく。
堺東の小学校に入って事前取材をして現場取材がある。奈良に戻ってくるのは夕方になる。
明日からそろそろ韓国行きの旅支度をしていかなければならない。
今回は3泊なのであっという間に日程は過ぎていく。
昨年のように街の中を歩き回って写真をとっている時間はあるだろうか。
それでも旅日記はつけてジャーナリスト・ネットで上げていこう。
旅日記を書くのはいつもホテル側の喫茶店・スターバックスになるだろう。
ホテルのコーヒーは高いのでついスターバックスに行って書いている。
不十分な韓国語を話す私とまた何かとトラブルが起きるかもしれない。
けれどここで書くのが落ち着くのでここに行って書いている。
今、ソウル市庁前広場では米国牛肉輸入の反対運動がおきている。
米国牛肉は問題がある。それも理解できる。
しかしあの集会にそんな心よく私は思っていない。
インターネットの書き込みで火がついたように燃えて集まってくる。
私は数年前の選挙真っ只中にソウルに訪れた。
そのときの選挙の影響はインターネットが多く影響していると聞いている。
私は素直にただ牛肉問題だけでなくて集合しているように思えない。何かが背景にあるように思えるので集会には私は関心がない。
本当に必要ならインターネットの書き込みをやめて他の対策をしてもらいたい。
私は何があるのかその背景はわからないが素直にこの集会に何かこうだとか何も言えない。関心がない。
それにしても韓国の若者は熱い。火がついたら諸手を上げて燃えていく。
それが日本の若者のインターネットは生活関連で熱く燃えることはなくシーンとしている。
そして若者たちの暗い心だけがどこかで蠢いている。
韓国と日本、何が違うのだろうか。
インターネットはそれなりに生活に密着して便利だが会話のない社会は怖い。
人間が集まって会話をすることに人間社会が作られていく。そう思うと韓国のろうそく集会は人が集まってお互いの心をさらけだしているのでいいかもしれない。
これからの日本、地域社会と人間関係の取り組みをしないといけない。インターネット社会を若者と中高年、高齢者をどう繋いでいくのか。インターネットが出来ない高齢者はテレビを通して地域の若者たちとどう繋いでいくのか。研究して実践して生活に密着させていく方法を早急に考えていかなければならない。
インターネットだけで生活する若者たち、会話をしない人間関係、日本社会が危機に向かっている。
私はろうそく集会には関心がないが奈良公園で行われる夏のろうそくの明かりをつけて集まる集会がある。
これを地域住民との会話の1つになっている。
何か「会話」になる地域づくりが迫られている。

韓国のろうそく集会、たぶん私は外に出歩かないでホテルの窓からその写真を取ることになるだろう。時間があれば韓国の知人と会うだろうがまた韓国の知人にろうそく集会について問いかけて見たい。
原稿書いている途中で今、韓国の知人の自宅に電話をして韓国行きを告げた。今回の日程は短いのであわただしい旅になると伝えた。
元気な声を聞いて安心した。

この知人が昔、面白いことを行った。
明洞を歩いているともう車が右に左にとひっきりなしに通る。落ち着いて歩くことができない。私はもう前に後ろに通る車にイライラして「もうソウルの道路はなんでこんなひっきりなしに車が通るの。道路整備ちゃんとしてよ」と怒った。知人は笑いながら「そのうち車が少なくなります」という。私は「なんで」と聞くと「北と統一すれば韓国の車が半分ビョンヤンに行くからソウルの街は車が半分になります」と言う。
本気とも冗談ともつかない話に私は明洞の街で大きくお腹を抱えて笑っていた。あれからもう10数年が立つというのに未だに統一されず分断したままの国家である。韓国人の冗談のうまさをまた再発見した。
それほど韓国民は南北統一を願っている。
日本は拉致被害者が全員、日本に戻す願いと同じぐらいの思いがある。
しかしどちらにしても解決せずに来ている。
深いことは分からない。
車1台通れないソウル市庁前のローソク集会、何の意味があるのだろうか。
私は何もわからないままホテルから見えるこの集会を黙ってみているしかないだろう。8時半が過ぎた。外出の準備をしなければならない。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日の日曜日も暮れて行く。 | トップ | 1日、あわただしく過ごしてい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

直言!」カテゴリの最新記事