マレーシア・ランカウイ島(2023-2024)採集地編

2024-01-26 09:36:32 | 旅行
2023年12月28日〜24年1月6日にかけて、マレーシア・ランカウイ島で
飼い主と一緒に、採集三昧の日々を過ごしました。
新型コロナで海外採集旅行を控えていたため、4年ぶりです。

2019年〜20年の年末年始、このお店の前で蝶屋・柿澤清美さんに
ばったりお会いしました。柿澤さんがもうこの世にいないなんて、
信じられません。
毎年、年越しをランカウイ島で蝶仲間と迎えていた柿澤さん、もう一度
ここに来たかっただろうなぁ。
 
ランカウイ島で回った採集地のメモ
キサップ Kisap(Gunung Raya Golf Resort沿)
キシタアゲハ、キララシジミ他普通にいてうれしかった。
それなりの成果をあげることはできましたが、副産物として、2回
ヤマビルに噛まれて、靴の中が鮮血で真っ赤になりました。飼い主は
マダニにやられ、4日間も吸血されるという事態に。
あとで調べたら、ここはヤマビルとマダニの巣窟的な場所だそう。
それなりの装備が必要でした。反省。

個人的にはこの木(フィカス・バリエガタ)が生えている地帯を
越えると、マダニ注意報発令です。
 
Recreation Park Lubuk Semilang周辺(旧ブックビレッジ)
キシタアゲハを含め、その他面白そうな蝶がうじょうじょいました。
コロ子も熱心に網を振りました。

テラガ・トゥジュ Telaga Tujuh
観光地化しすぎて、肝心の蝶があまりいない感じ。とはいえ、
赤いネットに
吸い寄せられて、ツマベニチョウが頻繁に低空に降りて
きました。やっぱり
赤いネットはそれなりの効果がありそう。


ドリアンの滝 Durian Perangin
ここも蝶よりヨーロッパ系観光客の数が多かった印象。
キサップとルブック・セミラン(Lubuk Semilang)は腰据えて採集する価値あり。

<付録>
ブックビレッジ(Kampung Buku Malaysia)
ルブック・セミランに今も残るブックビレッジの建物群ですが、今はほどんど
使われていないように見受けました。

ウェールズのヘイ=オン=ワンにならい、静かで自然豊かな環境で思いっきり
読書ができる、さらに古書流通の拠点としても発展することが期待された
州政府肝入りのプロジェクトだったのに、どうやら頓挫したみたい。
ここに何回か来てますが、捕虫網を持った人を見かけたことはあるものの、
屋外で読書している人を見たことありません。
無駄なハコモノになってしまったようです。
現在は旧ブックビレッジの横にDream Forest Langkawiというアトラクションがオープン
しています。


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