かつて40%といわれたシェアが

2013-11-05 12:00:07 | 日常
この連休中に銀座へ出たら、ロオジエが再オープンしていました。
エントランスには常時ドアマンを配置し、ラグジュアリーな雰囲気
を漂わせています。 
しかし、資生堂、本業の化粧品は大丈夫なのでしょうか。DIAMOND
ONLINEによると、「かつて40%といわれた化粧品シェアは今や10%台」
に落ち込んでいるそうです。
 
化粧品業界は異業種からの参入で、競争がどんどん厳しくなっています。
日本酒メーカーの日本盛、菊正宗は言うに及ばず、洋酒のサントリー、
富士フィルム、宝飾品のミキモト、ベビー用品メーカーのコンビ、
食品業界からは、味の素、グリコなどが続々魅力ある基礎化粧品を
開発販売しています。
 
資生堂はまさしく、追い込まれた状況にある。

 業績悪化には歯止めがかからない。業績のピークだった07年度は売上高
7235億円、営業利益635億円だったのに対して、11年度は売上高6824億円、
営業利益391億円と大幅な減収減益。さらに12年度第1四半期は20億円の
営業赤字に転落した。

 主因は明らかに国内化粧品事業だ。売上高は6年連続で減少し、11年度は
3538億円と6年間で1000億円近く減少した。

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になるニュース

2013-11-05 11:11:11 | 日常

「神戸のパルモア病院が大阪地裁に民事再生法の適用を申請」という
ニュースには、びっくりしました。

全国紙の報道だけでは何が何だか解らず、「産科中心のパルモア病院の経営が
おかしくなるなんて、少子化もここまで来た?」などと想像したりしました。
が、地元の神戸新聞を読むと、さずがに詳しい。
10/31の記事で「かつて同じグループだった準学校法人との貸付金や不動産の
所有権をめぐる係争があったことが背景」と報じています。
続報(11/1)では、「連帯保証人として借入金を肩代わりした、準学校法人
から約5億8700万円の返還を求める訴訟を起こされ、今年9月に敗訴していた」
「動産の評価替えなどによる経営赤字も重なり、診療報酬の債権が差し押さえ
られ、資金繰りが行き詰まった」とありました。
 
パルモア学院、パルモア病院、関西学院、啓明女学院、すべてJ.W.ランバス博士
一家が創立されたものだけに、その一角が「民事再生法」とは、関係者もさぞ
無念の思いでしょう。パルモア学院と病院の関係も気になるところです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする