2月10日(水)付けで
アメリカのYahooニュースに掲載されていた記事からです。
本文はこちら↓
「Abandoned Dog Still Wears His Christmas Sweater
Hoping to Find a Forever Home」
ピットブルミックスのボビー(1歳半)は
昨年の12月にフロリダ州マイアミにあるシェルター
「Miami-Dade Animal Services」に、
元の飼い主によって持ち込まれました。
飼育放棄、捨てられたと言うことです。
持ち込まれたのはクリスマス前だったので、
少しでも目を引いて里親が見つかるように、と
ボビーはシェルターのスタッフに
クリスマスのセーターを着せてもらいました。
しかしボビーには サンタは訪れませんでした…
クリスマスセーターを着て里親を待つボビー
(上記記事より写真拝借しています)
そしてシェルターに来て2ヶ月が過ぎても
ボビーを引き取りたいと言う人は現れず、
結果「Code Red」のリストに載ってしまいます。
「Code Red」とは、安楽死の順番が回ってきた事を意味します。
しかし2ヶ月間クリスマスセーターを着続け
里親を待つボビー をなんとか知ってもらおうと
シェルタースタッフが、他のレスキュー団体や
ソーシャルメディアに公開したところ
Yahooでも取り上げられ、多くの人の目に留まる事になりました。
その後、ボビーには何人かの里親候補者が現れ
最終的にはシェルターでボランティアしていた女性が
引き取ることになり、
新しい家族との再出発が決まった そうです。
「Adopted! Pup Who Spent Two Months
Wearing a Christmas Sweater Gets Ultimate Gift」
家族が見つかって本当に良かったボビー。
少し遅れたクリスマスがボビーにも訪れました
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アメリカのシェルターにはボビーのような
ピットブルやピットブル系の犬が
非常に多く捨てられています。
ピットブルという犬種は、闘犬に使われるなど、
(闘犬は全米の州で違法、禁止されています)
不当な扱いを受けやすい犬種でもあります。
闘犬をするように育てる一部の頭のおかしい人間のせいで
ピットブルに気性の荒い凶暴なイメージがついてしまい
引き取り手を遠のかしている、と言うのも
ピットブルがシェルターに多い原因の一つです。
そしてボビーはメディアで取り上げられ
注目されたのでとてもラッキーな犬でしたが、残念なことに
ボビーのような境遇の犬は少なくありません。
アメリカでは毎年3百万頭以上の犬や猫が
引き取り手が無かったと言う理由で
安楽死させられている現状を考えると、、、
これ以上不幸な犬や猫を増やさないため
「去勢・避妊」の 不妊手術は必須 で、
ペットを飼う時は ショップで購入するのではなく
シェルターや保護団体で里親を待つ子をアダプト
するのが賢明だと思われます。
日本でも数は違えど、安楽死ではなく
殺処分される犬や猫がいることを考えると
ペットを迎える時はショップで購入するのではなく
里親を待っている犬や猫たちに
目を向けて頂きたいと思います。
うちも先代犬を含め、みんな捨てられた経験があり
特にユキはパピー時代、辛い経験をしています。
しかし捨てられたりシェルターにいたり
不運な生い立ちの子でも
皆本当に良い子でかわいいですよ!
と言うことで以下 おまけですが、
ボビーのクリスマスセーター繋がりで…
2月10日(水) 散歩でおサル柄セーターのユキ
お・わ・し