レスキュー・ダイバーとエマージェンシー・ファースト・レスポンス

2007年11月26日 | ジャカルタ通信
ダイビング始めて10年になる。1997年にNAUIでオープン・ウォーターとアドバンスを最初に取得した後、もっぱらリゾートでのお任せファンダイブのみを楽しんできたのだが、リゾートでのダイビングとなるとある程度の長期休暇がないとそう行けるものではない。ジャカルタ沖合いにあるプラウスリブなら日帰りでも楽しめると聞いていたので、ジャカルタにあるダイビング・ショップをインターネットで探し、主催者の海龍氏のブログなどを読んでいたのだが、ちょっとリゾートのショップとは違った印象をもっていた。そして、半年程前にSea Dragonの門を叩いたのである。インストラクターの海龍氏は多彩な経歴の持ち主で、得体の知れない所があるが、ことダイビングに関しては妥協を許さぬ厳しさをもっている。

彼のところではアドベンチャー的なダイビングが多く、何回か参加した中で、水中というある意味では極限的な環境であるが故、自分の命を他人任せにはできないということを再認識し、レスキューへの挑戦を決めた次第である。レスキューの資格とはいっても2日間の講義と2日間の海洋実習で、この資格を取ったからといって、消防や海保のレスキュー隊のような本格的なことができる訳では勿論ないが、パニックに陥るメカニズムや万一の時の救助や緊急対応を勉強する事は、自分自身への危険回避の役に立つ事だろう。




海洋実習はかなりハードだとは聞いていたのだが、実際のところ本当に疲れた。今回の実習には3名が参加したのだが、私を含め年配が多かったため海竜氏曰く、いつもよりは軽めだったとの事。
色々なシチュエーションでの訓練をおこなったが、最後は実際に水中で意識のなくなったダイバーを救助するというもので、二人で助けにいくというシュミレーションだったが、救助者を海面で曳航しながら人工呼吸をしたり、もう一人は補助者として救助者のウェイトやマスクなど回収していく作業なども思った以上に大変な作業だった。
実習ではなかなか思うようにはいかず、何回となくミスを指摘されたが、筆記試験も最低限の点数で何とかPADIのレスキュー・ダイバーとEFRの資格を取得することができた。と、言っていいんですよね!海龍師匠!

話は余談だが、前の晩の食い物が悪かったのか夜中に吐き気を催し、しこたま嘔吐を繰り返し、最悪のコンディションで参加したのだった。朝から食欲も無く、胃の中は空っぽの状態で、初日の午前中最後の訓練終了時に、また吐き気を催し、海面で嘔吐。出て来た物は胃液のみで、海面には驚く程色鮮やかな蛍光色の黄色い液体が・・・。胃液がこんなにきれいな色をしているとは思いませんでした。(もしかしたら、化学反応を起こしてるのかも・・。)

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2 コメント

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お久さ (河内の夢助)
2007-12-10 01:36:56
来年の年賀状のデザインも出来、久振りに訪問です。
クリスマスモードで良いですね!

私の資産形成も順調です。
当初立てた目標を予定の2.5年前に達成しました。
「後は遊び」と言いたいが、さて、ドウナリマスカ?

ブログを拝見するとお前は苦労無いな!
極楽トンボはチョッと羨ましいゾ!

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Unknown (夢助)
2007-12-26 04:20:41
カードおおきに。
届きました・

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