5月3日の憲法記念日での催しでお話された
安倍総理のメッセージ全文を
産経ニュースからそっくりそのままコピペしてご紹介します。
総理の憲法改正への意気込みを肌で感じ取っていただければ嬉しいです。
みなさん、こんにちは。自由民主党総裁の安倍晋三です。
このたび、「第20回公開憲法フォーラム」が
盛大に開催されましたことに、まずもっておよろこびを申し上げます。
改めて、憲法改正の早期実現に向けて、
それぞれのお立場で精力的に活動されている皆さまに心から敬意を表します。
憲法はこの国のかたち、理想の姿を示すものです。
21世紀の日本の理想の姿を私たち自身の手で描くという精神こそ、
日本の未来を切り開いていくことにつながっていくと信じております。
言うまでもなく、
現行憲法の
「平和主義」、
「国民主権」、
そして「基本的人権の尊重」の基本原理が揺らぐことはありません。
その一方で、私たちは時代の節目にあって、
まさにどのような国づくりを進めていくのか
という議論を深めるべきときに来ていると思います。
そうした思いから、
私は昨年、
この「公開憲法フォーラム」への
ビデオメッセージにおいて、
自民党総裁として一石を投じる気持ちでこう申し上げました。
「いよいよ私たちが憲法改正に取り組むときが来た。
憲法9条について自衛隊を明記すべきだ」
この発言を一つの契機として、
この1年間で憲法改正の議論は大いに活性化し、
そして具体化しました。
私はそのことを大変喜ばしく思っております。
自由民主党においては
安全保障に関わる「自衛隊」、
統治機構のあり方に関する「緊急事態」、
一票の格差と地域の民意反映が問われる「合区解消・地方公共団体」、
国家百年の計たる「教育充実」の4項目について
大変議論が深まってまいりました。
私は毎年、防衛大学校の卒業式に出席し、
陸海空の真新しい制服に身を包んだ任官したばかりの自衛官たちから
「事に臨んでは危険を顧みず、
身をもって責務の完遂に努め、
もって国民の負託に応える」。
この重い宣誓を最高指揮官、内閣総理大臣として受けております。
そうです。彼らは国民を守るために、その命をかける。
しかし、残念ながら近年においても
「自衛隊は合憲」と言い切る憲法学者は2割にとどまり、
違憲論争が存在します。
その結果、多くの教科書に合憲性に議論がある旨の記述があり、
自衛官たちの子供たちもその教科書で勉強しなければなりません。
皆さん、この状況のままでいいのでしょうか。
この状況に終止符を打つため、
憲法に、わが国の独立と平和を守る自衛隊をしっかりと明記し、
違憲論争に終止符を打たなければならない。
それこそが今を生きる私たち政治家の、
そして、自民党の責任です。
敢然とその責任を果たし、
新しい時代を切り開いていこうではありませんか。
憲法の専門家において、
自衛隊違憲論が存在する最大の原因は、
憲法にわが国の防衛に関する規定が全く存在しないことにあります。
わが国の安全を守るため、
命を賭して任務を遂行している者の存在を明文化することによって、
その正統性が明確化されることは明らかです。
そのことはわが国の安全の根幹にかかわることであり、
憲法改正の十分な理由になるものであると考えています。
いよいよ、私たちが憲法改正に取り組むときが来ました。
主役は国民の皆さまです。
憲法改正は国民の代表者たる国会議員が議論し、
草案を作り発議する。
そして、最終的に国民投票によって
国民の皆さまが憲法改正を決定する。
憲法改正を成し遂げるためには、
国民の皆さまのご理解、幅広い合意形成が必要です。
その意味で、このフォーラムが果たす役割は極めて大きいと思います。
皆さま方「民間憲法臨調」、
「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の
こうした取り組みを大変心強く感じております。
憲法改正に向けて、共にに頑張ってまいりましょう。
安倍総理のメッセージ全文を
産経ニュースからそっくりそのままコピペしてご紹介します。
総理の憲法改正への意気込みを肌で感じ取っていただければ嬉しいです。
みなさん、こんにちは。自由民主党総裁の安倍晋三です。
このたび、「第20回公開憲法フォーラム」が
盛大に開催されましたことに、まずもっておよろこびを申し上げます。
改めて、憲法改正の早期実現に向けて、
それぞれのお立場で精力的に活動されている皆さまに心から敬意を表します。
憲法はこの国のかたち、理想の姿を示すものです。
21世紀の日本の理想の姿を私たち自身の手で描くという精神こそ、
日本の未来を切り開いていくことにつながっていくと信じております。
言うまでもなく、
現行憲法の
「平和主義」、
「国民主権」、
そして「基本的人権の尊重」の基本原理が揺らぐことはありません。
その一方で、私たちは時代の節目にあって、
まさにどのような国づくりを進めていくのか
という議論を深めるべきときに来ていると思います。
そうした思いから、
私は昨年、
この「公開憲法フォーラム」への
ビデオメッセージにおいて、
自民党総裁として一石を投じる気持ちでこう申し上げました。
「いよいよ私たちが憲法改正に取り組むときが来た。
憲法9条について自衛隊を明記すべきだ」
この発言を一つの契機として、
この1年間で憲法改正の議論は大いに活性化し、
そして具体化しました。
私はそのことを大変喜ばしく思っております。
自由民主党においては
安全保障に関わる「自衛隊」、
統治機構のあり方に関する「緊急事態」、
一票の格差と地域の民意反映が問われる「合区解消・地方公共団体」、
国家百年の計たる「教育充実」の4項目について
大変議論が深まってまいりました。
私は毎年、防衛大学校の卒業式に出席し、
陸海空の真新しい制服に身を包んだ任官したばかりの自衛官たちから
「事に臨んでは危険を顧みず、
身をもって責務の完遂に努め、
もって国民の負託に応える」。
この重い宣誓を最高指揮官、内閣総理大臣として受けております。
そうです。彼らは国民を守るために、その命をかける。
しかし、残念ながら近年においても
「自衛隊は合憲」と言い切る憲法学者は2割にとどまり、
違憲論争が存在します。
その結果、多くの教科書に合憲性に議論がある旨の記述があり、
自衛官たちの子供たちもその教科書で勉強しなければなりません。
皆さん、この状況のままでいいのでしょうか。
この状況に終止符を打つため、
憲法に、わが国の独立と平和を守る自衛隊をしっかりと明記し、
違憲論争に終止符を打たなければならない。
それこそが今を生きる私たち政治家の、
そして、自民党の責任です。
敢然とその責任を果たし、
新しい時代を切り開いていこうではありませんか。
憲法の専門家において、
自衛隊違憲論が存在する最大の原因は、
憲法にわが国の防衛に関する規定が全く存在しないことにあります。
わが国の安全を守るため、
命を賭して任務を遂行している者の存在を明文化することによって、
その正統性が明確化されることは明らかです。
そのことはわが国の安全の根幹にかかわることであり、
憲法改正の十分な理由になるものであると考えています。
いよいよ、私たちが憲法改正に取り組むときが来ました。
主役は国民の皆さまです。
憲法改正は国民の代表者たる国会議員が議論し、
草案を作り発議する。
そして、最終的に国民投票によって
国民の皆さまが憲法改正を決定する。
憲法改正を成し遂げるためには、
国民の皆さまのご理解、幅広い合意形成が必要です。
その意味で、このフォーラムが果たす役割は極めて大きいと思います。
皆さま方「民間憲法臨調」、
「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の
こうした取り組みを大変心強く感じております。
憲法改正に向けて、共にに頑張ってまいりましょう。