カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月20日 ビィーンズファームその2

2013-02-20 17:58:51 | 喫茶店巡り
主人が『ビィーンズファーム』について書いてくれたので、私も少し、書いてみます。
ちなみに、主人の記事の見出しの写真は、主人のカメラで主人が撮りました。
今回の見出しの写真は、私のカメラで私が撮りました。
カメラ本体にも、そして撮影者にも、差があることがはっきりと判ります。

さて、このお店に一番最初に足を踏み入れたのは、今から八年くらい前でしょうか。
私の兄夫婦が近くに住んでいるのですが、『ちょっと素敵な喫茶店がある』と、連れて行ってくれたのが、このお店との始まりです。
写真でも分かる通り、建物は本格的ログハウス。本物の薪ストーブがあり、お店の周りには、ストーブに使うための薪が積まれています。寒いこの時期は、薪ストーブの火が、店内を暖めてくれます。

自家焙煎の喫茶店で、マスターは『煎りたて』『挽きたて』『淹れたて』の三たてを信条にされているとのこと。
無口で、ちょっぴり気難しそうな感じのマスター。
挽きたての豆をたっぷり20g使って、丁寧にネルドリップで淹れてくれるコーヒーは、とてもマイルドで飲みやすく、それまでクリームを入れないとコーヒーが飲めなかった私が、初めてブラックで飲んで美味しいと感動しました。

主人から喫茶店を開きたいと言われた時、どんなお店にしたいのか聞いてみました。
『山小屋風』と言われ、直ぐにこのお店を思い出しました。
喫茶店巡りを始めてからは、下北沢や新宿方面に足を運ぶようになり、このお店から、少し足が遠のいていました。

去年の10月に弁膜症の手術を受け、退院後、心臓のリハビリの為に毎日、主人と二人で散歩をすることになりました。
二人で歩く散歩は、それはそれで楽しいのですが、やはりだんだんと飽きてきます。
やっぱり、お楽しみがないと
そこで再び登場したのが、この『ビィーンズファーム』
自宅から『ビィーンズファーム』まで、歩いて40分。ちょうど良い距離です。
美味しいコーヒーとケーキが、私を待っている
散歩の目的はリハビリなのか、コーヒー&ケーキなのか…
目的は、どちらでも良いのです。毎日歩くことこそが、大事なのですから。


『ビィーンズファーム』も、色々なカップを揃えています。
数こそそれ程多くはありませんが、アンティークなマイセンなども置いてあり、見るのも一つの楽しみです。
この日は、エインズレイのカップでした。
これって、多分、本当はティーカップだと思うのですが…コーヒーだとカップの内面が見えず、半分ほど飲んだ時に、中の花柄が見えてきて、ちょっとした感動でした。



何時もはケーキセットを注文するのですが、この日は、軽食と言うことで、主人は焼きカレー、私は『キッシュ、フレンチトースト、ケークサレ、サラダ』のワンプレートランチです。
本当に、軽食でした。美味しかったけど、食いしん坊の私には、全然足りませんでした。

残念なことが一つ。
コーヒーを淹れてくれるのが、何故か奥様に代わっていました。
マスターもカウンターに居るのですが、奥様が淹れて、マスターが運んでくれました。
ちょっぴり気難しそうなマスターが、真剣な顔つきをして丁寧に淹れてくれた一杯が、至福の一杯だっただけに、残念です。
この時だけかと思いたかったのですが、残念ながら、来店時は毎回、奥様が淹れてくれます。
ちなみに…
ここのガトーショコラは、フランスのヴァローナ社のチョコレートを使用しています。
ここのフルーツケーキは、うめはらのフルーツミックスを使用しています。
どちらも、yuki先生のレッスンで使用している物で、特にチョコレートは、お値段がお高めですけど、オススメです。

『ビィーンズファーム』は、自宅から西の方角にあります。
西方面に散歩に行く時は、ここが目的地になります。
では、東方面に散歩に行く時は?
ちゃんと別の目的地が、あります。
北方面への散歩にも、ちゃんと目的地があります。
それぞれの目的地であるお店の紹介は、またの機会に書く予定です。