カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年3月28日  桜まつり  その2

2013-03-29 10:31:55 | お菓子作り
こちらの桜は、既に満開。後は散りゆくばかり
でも、はらはらと散り、川面が淡いピンク色に彩られた風景は、それはそれは美しくて。
今が一番美しいのかも。
ちなみに、近所の桜祭りは、今週の土曜日です。なんとか桜が残っていてくれると、良いのですが…

さて、私の桜まつりは、今回は桜のシフォンケーキです。
桜の花をトッピングしているだけではなく、桜の葉の塩漬けを、塩抜きして細かく刻んで入れています。
桜のリキュールも、入れています。
そして、桜餡をタップリ
この時期だけの、春を感じさせてくれるお菓子だと思います。
ただ、このシフォンケーキ、yuki先生のレシピではありません。
どうしても桜餡のシフォンケーキを作りたくて、でも、yuki先生は産休中だし。
本やネットでレシピを調べて作ったのですが…
『口の中で、唾液が吸い取られる』
これが主人の感想でした
いつものシットリ感がなく、飲み物がないと食べにくいかも…と思いましたが、『唾液が吸い取られる』その、余りにも的確な表現に、思わず感心してしまいました。
でも、桜感はバッチリ
シットリ感を出すには、粉の量を減らすか、水分量を増やすか、なんですが、まだまだ試行錯誤して研究しなくてはいけないようです。
もう桜の季節は終わろうとしているのに、私の桜まつりは、まだまだ続きそうです

2013年3月26日 新しいお菓子教室『ル・グッテ』

2013-03-25 17:57:54 | お菓子教室
大好きなyuki先生との出会いは、2010年8月11日でした。
マンツーマンレッスンで、自分のペースでできるので、自由に、のびのびとレッスンを受けることができました。
初心者の私にyuki先生は、お菓子作りのハードルを下げてくださり、お菓子作りは楽しいことなのだと、教えて下さいました。
yuki先生との出会いがなければ、私は挫折していたかもしれません。
そんなyuki先生に、わたしは一生教えを乞うつもりでいるのですが…

今週中に、yuki先生は、ママになります
そう、産休、育休に入られたのです。
レッスンの再開時期は、まだ未定です。

一時的なものとは言え、師を失った私を心配してくれたyuriちゃんが、またまた新しいお菓子教室を紹介してくれました。
浅草橋の駅近くにある『ル・グッテ』
あくまでお菓子教室がメインで、木曜日・金曜日の二日間だけ、ケーキ屋さんに変身します。
ホームページも、ブログもないために、情報は食べログ等の口コミしか、ありませんでした。
週二日しか開店せず、お店自体も、とってもこじんまりとしていて、うっかり通り過ぎてしまいそう。
店内も狭いから、並んでいる商品も少なめで、売り切れたらその日は終了。
そんな理由から、『幻のケーキ屋さん』と、評判になっているようです。
リピーターのお客様は、電話で予約してから買いに出掛ける方も、多いそうです。

さて、そんなお店の、奥にある調理場が、お菓子教室のスペースになります。
基本グループレッスンなのですが、本日は初回と言うことで、先生とのマンツーマンでした。
ここの教室には、私のように、将来お店を開きたいという生徒さんが多く通っているようで、実際に何人も、開業された卒業生がいるようです。
yuki先生は、お菓子作りの楽しさを伝えてくれました。
ここでは、『売り物を作る』と言う前提ありきで、教えてくれるようです。
初回のメニューは、マドレーヌ。

マドレーヌのレシピは、幾つか知っていますが、その中で断トツ、バターの量が多いです。
さすが売り物。
でも、バターの使用量を知った今、食いしん坊の私も、さすがに3個目は躊躇してしまいそう。
…と言うより、躊躇すべし

バターを使った焼き菓子の生地は、生地を馴染ませるために、直ぐには焼かずに生地を寝かします。
生地を寝かしている時間を使って、もう一品。
ガレット・セザムと言う、ゴマを使った焼き菓子です。
煎りゴマと、グラニュー糖と、薄力粉と、生クリーム。
これらを混ぜて焼くだけと言う、実に簡単な焼き菓子です。

これ自体を売り物にするというよりも、コーヒーのソーサーにちょっと添えたり、アイスクリームにちょっと突き刺したり。
添え物サービスとして使うと、喜ばれそうです。

マドレーヌのレシピは、手順が少なく簡単で。
さすがに3行レシピと言うわけにはいきませんが、それでも、簡素なものでした。
しかし、今回のレシピ。パソコンで打ち直している今、ちっとも終わりません。
手順・行程が増えている訳では、ありません。
注意書きや、コツなど、たくさん書き込みがあるからです。

yuki先生の時は、ただただ楽しく、お菓子を作っていました。
新しい先生は、私に考えることを要求します。
『どうしたら良いと思う? ちゃんと考えてみて。そしたら、どうすれば良いのか、自ずと分かるから』
そう言って、教えてくれる前に、まず考えさせて行動させます。
アクションが不正解だと、何故そうしたのか、何を思ってそうしようと思ったのか、問い詰められます。
そして、正解とその理由付けを教えてくれます。
ああ、私はお菓子教室に来ているんだ。
勉強に、来ているんだ。
遊びに来ているんじゃないんだ。
改めて、そう思わずにはいられません。

身が引き締まるレッスン初日でした。

2013年3月25日 お花見散歩

2013-03-25 16:21:18 | 日記
 皆さんご存知のように今年は3月の気温が高く、桜の時期が1週間くらい早まってしまっていますよね。定例の近所での花見は出店の出る週末を諦めて、火曜日に早めるつもりでしたが、少し早いとは知りつつ、お日様も出てきたので、フィットネスをやめて花見に行くことにしました。川沿いの桜並木を歩くとちょうど良い散歩になりますのでフィットネスの代わりにもなります。お目当ての桜並木に行くまでもお花見が楽しめます。意外に桜ってあるもんなんですよね。
 
 お目当ての桜並木は小さな川沿いにあります。川自体はあまり綺麗なものではありませんが、桜の季節にはそれなりに多くの人が川沿いにシートを広げて花見を楽しんでいます。例年は私たちもお弁当持参でお花見をするのですが、今日は急だったので花見のみです。そう、コイだってカモだっています。去年は翡翠(カワセミ)さえ見ることができました。

 <コガモのツガイ>

 <花摘みに来ていたムクドリ>


 で、問題の桜ですが、やはり東京より若干温度の低いこの辺りは、八部咲きくらいでした。おまけに川沿いの整備に合わせて、桜の枝も切落としてしまっているので桜のアーチが貧弱になってしまっており、とても残念です。「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」行政なのか、行政に委託された馬鹿な業者なのか、「桜切る馬鹿」がいたようです。とっても残念です。
 でも、日本人として桜の情緒を忘れたくないですね。
  
  願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ  西行法師

  散る桜残る桜も散る桜  良寛辞世(らしい)

 <愛らしいひこばえ>






2013年3月23日 東京ソラマチ without スカイツリー

2013-03-23 12:44:29 | 日記


 家内が通っているお菓子教室の先生の都合が悪くなり、別の教室をお友達に紹介してもらってちょっと遠い浅草橋まで通うことになったそうです(今の教室もそのお友達に紹介してもらった所)。方向音痴・地理不案内の家内のこと浅草橋まで行くのが不安と言うので、下見に行くことにしました。
 浅草橋まで行くのならちょいと足を伸ばして東京スカイツリーまで行こうじゃないかと<あまり深く考えず>に出かけました。(最近は予約なしでも上れるらしいし)

 新しいお菓子教室は駅の側で、教えられた通りに歩けば迷うことなく辿り着けました。これなら一人でも大丈夫でしょう、多分!?。お試しにと言うことでシュークリームを買って食べました(お菓子教室と週二日のみケーキ屋をやっているそうです)。クリームに弾力があってシューを抑えても反発して来ます。とても珍しいクリームだと思いました。お店の前にテーブルと椅子があったのでそこに座って食べましたが、自動車の排気ガスの臭いがしていて、味は?でした。きちんと味わってみたかったです。絶品という感じではなかった気はするのですが、少しの間に2人ものお客さんが来ていましたので、地元の名店なのでしょう。そのときお店で出していたケーキは3~4種類のみでした。奥でご婦人方が3人ほど作業されていたので仕込み中だったのかもしれません。お店のショーケースは大きくはありませんでしたので、もしかすると業務用に卸す方が多いのかもしれません。

 で、地下鉄でソラマチへ移動しようとしたら、表通りが何やら騒がしく救急車・消防車の音がするではありませんか。消防車が数台来ていたので、「スワッ、火事か!?」と野次馬根性逞しく消防車の止まった先に見に行きましたが煙はありません。すると、救急車から救助隊が地下鉄の入り口を降りていくではありませんか、「ムムッ?事件か?まさか・・・」。それはさておき移動しないといけないので私たちも地下鉄の駅に降りていくと人身事故で電車がSTOPとのこと。結局、30分程度喫茶店で復旧を待つことにしました。こういう時スマホは便利ですね。電車の運行状況が確認できるのですから。良いタイミングで復旧後すぐ移動できました。

 地下鉄駅を出て地下を案内通りに進んでいくと<東京ソラマチ>に着きました。表に出ると皆上を見上げて写真撮影中です。そう、<東京スカイツリー>の真下なのです(当たり前ですが)。早速、私も見上げて写真撮影です。なんか近過ぎて大きさをあまり感じなかった気がします。
 折角だからスカイツリーに上ろうと、案内のお姉さんの指示通りにソラマチの中を進んで行きます。「そうそう。開業時にTVでレポートやってたのと同じだ」とお店を見ながら歩きつつ、出口から表に出るとこんな声が。『16時から16時半の入場整理券を配っています。上れるのは17時以降です。』そんなに遅く帰るつもりはありません。整理券は一応もらいましたが、二人渋々350mの展望台は諦めました。





 そう、<あまり深く考えず>に出かけた罰が当たったのです。もうソラマチをブラブラする事にしました、仕方ないですね。お土産物屋やケーキ店あたりはやはり見ていると楽しいですし面白いのですが、ファッションショップは単に素通りするだけになってしまいます。開業時にTVでやっていたときはやけに面白そうで、時間もたっぷり過ごせそうに見えたのに、次第に飽きてきました。昼食は当然外で食べようと思っていたのですが、表に出てザッと眺めた限りあまりお店も無さそうで、家内が食べたそうだったラーメン屋に入りました。大きな餃子に期待して入りましたが、一寸残念な結果に。餃子は確かに大きいのですが、それ故皮が厚く、味は普通と言った感じでした。ラーメンはスープが濃い目の色で一寸残念。スープ一口飲んだところヌルイ。おまけに魚介ダシ。メニュー見て最初に気がつけばよかったのに。私は煮干しダシのラーメンが好きではないのです。麺は細麺で良かったし、チャーシューも厚く大きく、シナチクもほうれん草も多目で良かったんですけどね。家内は<柚子塩ラーメン」を頼んだのですが、柚子の香りがしません。お肉と野菜はイッパイ入っていたんですけどね。
 食後にまたソラマチをブラブラして帰る直前に見たレストランの案内板に、<あの仙台の牛タン店「利休」の名前が>。『泣きっ面に蜂』そんな感じでソラマチは終わりました。

 <大きな餃子 但し皮が厚い>


 <大きなチャーシュー、たっぷりのシナチクなんだけど>


 <ちゃんと見ておけば、煮干しって書いてある!>



2013年3月21日 体に優しいブラマンジェ

2013-03-21 21:09:01 | お菓子作り
今日は、心臓リハビリのテストでした。
このテストの結果で、どの程度まで運動出来るのかが決まります。
結果は、合格
同年代の患者さんはもちろんのこと、同年代の一般女性…健康体の人の平均値と比べても、上回っている、という結果でした。
地道なお散歩のおかげ、言い換えれば、私を迎えてくれた喫茶店のおかげ
これからも、お散歩とフィットネスクラブ、頑張ります

さて、通院している病院に、友人のyukariちゃんが勤めています。
昨日がyukariちゃんのお誕生日だったので、一日遅れにはなりましたが、お菓子を持参しました。
毎度のダッグワーズとフィナンシェ、そして昨日焼いた桜あんこのカップケーキ。
そしてもう一つ、体に優しいブラマンジェ。

『ブラマンジェ』という白いデザート。
白いデザートと言えば、他にも『パンナコッタ』『ババロア』『ミルクプリン』などがあります。
それぞれの違いは、何なのでしょうか
まずは『ミルクプリン』
これは、その名の通り、牛乳プリンですね。牛乳をゼラチンで固めたものです。砂糖で、お好みの甘さにします。
次に、『パンナコッタ』
パンナコッタはイタリア語で生クリーム(パンナ)を煮た(コッタ)という意味のお菓子で、生クリームや砂糖などを加熱しゼラチンで固めたものです。生クリームを泡立てないので、ミルクプリンに近い食感、濃厚なミルクプリンと言ったところでしょうか?
『ババロア』は、フランス語です。パンナコッタと違って、生クリームを泡立てて、ゼラチンで固めます。
牛乳、砂糖、卵黄で作るクレームアングレーズを、泡立てた生クリームと合わせて、ゼラチンで固めて作ります。
そして、今回作った『ブラマンジェ』
フランス語で白い食べ物という意味です。
もとは、アーモンドと蜂蜜で作る白いお菓子のことでした。
フランス式は、アーモンドミルクを使用し、砂糖・香料・生クリームなどを加え、ゼラチンで固めて作ります。
イギリス式は、フランスから伝わったものをアレンジして、牛乳をコーンスターチで固めて作ります。

今回は、フランス式です。
アーモンドミルクの代わりに、牛乳にアーモンドパウダーを入れて煮立たせて、なんちゃってアーモンドミルクを作りました。
グラニュー糖と生クリームを加えて、ゼラチンで固めます。
私は、トロッ系が好きなので、ゼラチンはいつも少なめです。
ストロベリーピューレで、上掛けゼリーも作りました。

プレゼントなので、ちょっぴりお洒落してみました。