カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月13日  グループレッスン

2013-02-13 21:08:20 | お菓子教室
一番最初に門をくぐったお菓子教室は、お菓子を作ることをお仕事にされている方や、セミプロの方たちや、少なくともお菓子作りのスキルを持った方たちが教えを乞う教室でした。
最初の一歩を間違えた私は、違う教室を探すことにしました。
自宅でお菓子教室を開いている先生を見つけ、早速レッスンを申し込みました。
電車を乗り継ぎ、バスに乗って、片道一時間ちょっと。
閑静な高級住宅街に、先生の自宅はありました。
一回のレッスンは四人の、グループレッスンです。
二人一組となって、ケーキ一台を作ります。
初めてのレッスンは、写真の『フレジエ』
フレジエとは、フランス版のいちごのショートケーキのこと。
行程が多く、ド素人の私は、頭が真っ白になりそうでした。
この教室も、プロの方こそいませんでしたが、皆さんお菓子作りのキャリアは長く、いくつかのお菓子教室を掛け持ちで通っている方が多かったです。
前回のシフォンケーキの教室は、6人制でしたが、各々が一台、自分のケーキを焼いていましたので、自分が下手でも、自分の分が悲しい結果になるだけでした。
しかし、ここでは二人で一台。私とペアを組んだ方は、私が失敗すると、その方も運命を共にすることに。
先生が気を遣ってくださり、一番のベテランさんとペアを組ませてくれました。
おかげさまで、写真のように仕上げることが出来ました。
でも、正直、家で1人でこれを作り上げる自信は、まったくありませんでした。

この先生の教えてくださるケーキはどれも、本当に可愛くて美しくて、美味しくて。
でも行程が多く、手順も難しく、家で1人で再現するのは、至難の技でした。

このタルトも、フルーツの飾り方にその人のセンスが光るのですが、センスの無い私は、先生のお手本通りに飾るのが精一杯でした。

このチョコレートケーキも、折角それなりに仕上がったのに、カットする時に崩してしまい、残念な結果に…

ベイクドとレアの二層になっている、ガトー・フロマージュ。
大好きなチーズケーキなので、気合が入りました。
いつも以上に行程が多いのですが、テンション上がりまくりで、何とか完成させました。
文句無く美味しかったです。

今まで食べた中で一番美味しいと思ったティラミス。
ティラミスも大好きなので、三回ほど作ってみましたが、いずれも満足行く仕上がりにはなりませんでした。

他にも色々教えて頂きましたが、先生のご主人がイギリスに転勤になり、ご家族全員で渡英することになった為、教室は帰国するまで休校となりました。
最後のレッスンが終わった時、その日のレッスンで初めて顔を合わせた女性が、声を掛けてくれました。
車で家まで送ってくれて、その車中、これからどうする予定なのか、聞いてくれました。
またどこか、新しい教室を探さなくては…と答えた私に、ご自分が通っているお菓子教室を紹介してくれたのです。
最後のレッスンで、初対面にもかかわらず声を掛けてくれて、車で送ってくれて、心配してくれて、教室を紹介してくれて。
その女性、yuriちゃんが、素敵な先生とのご縁を、結んでくれたのです。