カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月14日 マンツーマンレッスン

2013-02-14 23:35:39 | お菓子教室
yuri ちゃんが紹介してくれたのは、yuki先生。
マンツーマンレッスンで、レッスンのメニューはリクエスト制。
何をリクエストしたら良いのかも分からず、とりあえず、チーズケーキが好きなことと、主人がイチジクが好きなことをお伝えしました。
初対面ですから、ドキドキでした。
お若くて、綺麗で、大きな目がキラキラ輝いていて。
とっても素敵な女性でした。
yuki先生との出会いが、私のお菓子人生を、大きく変えてくれたのです。
yuki先生は、ロンドンとパリの製菓学校で学ばれた方ですが、お菓子作りをもっと身近な物にと、出来るだけシンプルに、手軽に。その手軽さに、1回目のレッスンで私は、どれ程驚かされたことか
主人が大好きなイチジクをのせて焼いたチーズケーキ。
えっ、これだけ?
これだけで出来ちゃうの?
その行程の少なさ。一つ一つの作業の簡単さ。
お菓子作りのハードルが、一気に低くなりました。

yuki先生のレッスンメニューは、三品。
メインが一品、サブが二品。
サブの一つが、写真のニンジンケイク。
すりおろしたニンジンを生地に混ぜ、焼き上げたお菓子です。今回はアルミケースで焼きましたが、もちろん丸型のホールで焼いても素敵です。
マンツーマンですので、マイペースで作る事が出来、人の目を気にせずに、何でも聞くことが出来ます。後で、ではなく、作業している最中に、分からないことをその場で質問して、その場で解答をもらえる。
とても恵まれた環境と言えるでしょう。
このケイクは、ニンジン嫌いのお子さんにも、喜ばれること間違い無し!と、思います。

そして、サブの二つ目。
塩バニラシフォンケーキ。
このシフォンケーキが、私の道を決定付けてくれました。
池袋のシフォンケーキ専門店のシフォンケーキも、もちろん美味しかったです。
でも、yuki先生のシフォンケーキは、本当にフワフワで、しっとりしていて、こんなシフォンケーキは、初めてでした。
感動ものでした。
このシフォンを自分のものにしたい
この瞬間から、私とシフォンの戦いが始まり、そして同時に、お店のスイーツメニューのメインの一つが、決定したのです。
残念ながら、肝心なシフォンケーキの写真を、撮り忘れてしまいました。

因みに、yuki先生も、池袋のシフォンケーキ専門店の教室に通われたそうです。
私が初心者でそこに通ったことを話したところ、『それは、さぞや大変の思いをされたことでしょうね。あそこの教室は、とてもマニアックですから』と、言って頂き、涙腺が緩みかけました。

yuki先生の大きな目には、ステキフィルターが着いていて、ほんの小さな事でも『ステキ、素敵』と、感動して、褒めてくれます。『素敵』が口癖、だなんて、なんて素敵なんでしょう。
のびのびと、楽しくお菓子を作ることが出来ました。
こうして私のお菓子教室は、本格的にスタートを切ったのです。