カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月12日   はじめてのお菓子教室

2013-02-12 17:47:07 | お菓子教室
主人の夢は、カフェではなくて、あくまでも喫茶店。
美味しいコーヒーを提供して、ホッと一息ついていただくこと。
その考えには、もちろん賛成です。でも…
コーヒーだけでは、喫茶店は成り立ちません。
コーヒーのお供になる、ちょっとしたお菓子やスイーツ。あるいは、軽食となるフード。
コーヒーに関しては、もちろん独学ではなく、学校に通うなりして勉強する予定でいますが。
もちは餅屋、と言いますので、ケーキはケーキ屋さん。そう思っていました。
業務用の物を仕入れても良いし、近くのケーキ屋さんに提携してもらっても良いかも。
でもでも…
業務用の物はありきたりな物だろうし、ケーキ屋さんのケーキは美味しいけど、売れ残った物はすべて赤字になってしまう。
そう考えると、何か一種類で良いから自分で作れるようになれたら良いなと、思いました。
先日のブログで紹介した『ゼロからつくる、はじめてのカフェ』の中に、『八百コーヒー店』の紹介が掲載されているのですが、このお店サイフォンで淹れてくれるのですが、フードはこだわりのホットドックのみ、スイーツはこだわりのロールケーキのみ、という、こだわりのお店。
来店する前にメールを送らせてもらい、来店時にお話を聞かせて頂きました。

たとえメニューの数が少なくても、きちんとしたものを提供できれば、それはそれでありかも。
そう考えた私は、早速ロールケーキなるものを焼いてみました。
それまでクッキー一枚焼いたことがないのに、いきなりロールケーキだなんて、無謀としか言いようがありません。
人様に食べていただく、しかもお金を頂いて。だとしたら、独学というわけにはいきません。
早速ネットで調べてみました。でも、ほとんどのお菓子教室は、一年間のメニューが決まっていて、『一年間で、これだけの物が作れるようになります』というものでした。
私としては、あれもコレも作れるようになりたいわけではなく、何か一つ二つ、きちんと作れるようになりたかったのです。
そしてたどり着いたのが、池袋にある、シフォンケーキ専門店のお菓子教室。
お店で販売しているシフォンケーキのレシピで、教えてくれるのです。
シフォンケーキは私も大好きで、材料も手軽だし、バリエーションも豊富。これだ!と、思いました。
先ずは、友人と来店して、お店のシフォンケーキのお味を確認。ふわふわで、美味しくて。こんなシフォンが焼けるようになれるならと、即初心者クラスを申し込みました。ところが、これが大きな間違いだったのです。

初日、生徒六人の自己紹介からスタートしました。
シフォンケーキを極めたいというパテシェ、シフォンケーキをメニューに増やしたいと言うベーカリーショップのご主人、製パン教室の先生、等など。ど素人は、私1人でした。どうやらこのお店の先生、シフォンケーキでは有名な先生のようで、著書も数有り、シフォンケーキを習うのならこの先生、と、全国から、飛行機で通われる生徒さんもいらしゃるようです。

先生曰く。初心者クラスとは、このお店で初めて習う人の為のクラス、だそうです。
この教室では、型を持参して、焼き上がったら、そのまま持ち帰り、家に戻ってから型から外します。
焼いている時間、先生があらかじめ焼いておいたシフォンにデコレーションして、カットして、皆でティータイム。
ここぞとばかりに、皆さん色々質問されたり。あるいは、先生が不定期に勉強と称して出かけられる海外のお話を、聞かせてくださったり。
しかし訳の分からない専門用語が飛び交い、私1人チンプンカンプン

1人黙黙とケーキを食べて、紅茶のおかわりをして。
質問したくても、何を聞けば良いのかも分からない。
場違いなのを承知で、頑張ってしばらく通ったのですが、足手まとい感がひしひしと感じられ、限界寸前でした。
しかし、そんな私に、素晴らしくも嬉しい出会いが待ち受けていたのです。

トップの写真は、私が教室で焼いた、抹茶マーブルシフォンです。マーブルシフォンを焼きたいとリクエストして、教えて頂きました。初マーブルです。マーブル、最高!

他にも、何種類かのシフォンと、シュークリームやタルトも、教えて頂きました。

オレンジシフォンです。写真は、先生のシフォンです。

チョコレートシフォン。もちろんこれも、先生のシフォンです。
自分で焼いたシフォンは…ほとんど写真に収めていませんでした。何だか、辛い思い出です。だから、写真を撮らなかったのかも…