カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月11日  はじめてのカップ

2013-02-11 09:26:00 | 愛しのカップたち
喫茶店になくてはならない物の一つに、カップがあります。
カップをどうするかで、実は最初、夫婦の間で意見が割れました。
主人は、シンプルが良いと、白いカップで統一、または、資金が掛かるけど、好きなロイヤルコペンハーゲンで統一したい、と主張。
私は、色々なカップを集めて、カウンターの後ろの棚に並べれば、お店のインテリアにもなる、と主張。
喫茶店巡りを続けているうちに、色々なカップが並べられている棚を見たり、どのカップで淹れてもらえるのだろうと言うワクワク感を知り、主人が主張を変更してくれました。
次に二人の意見が分かれたのが、買う時期です。
主人は、開店する時にまとめて一括購入した方が、割引してもらえるかも…と主張。
私は、今から少しずつ気に入ったものを買い集めて行きたい、と主張。
そうすることで、夢実現へのモチベーションを持続出来ると思うのです。
なかなか意見が折り合わないまま月日は流れ、私の心臓弁膜症の手術が来週に迫った日。
新聞の折込広告に、洋食器専門店のバーゲンセールのチラシが入っていたのです。
今なら、どんなワガママも聞いてくれそう
そう考えた私の予感は的中。
ワクワク、いそいそ。無い胸を膨らませて入店した私を、一目で虜にしてくれたのが、写真のティーセットです。
ブランドは、イギリスのエインズレイ。
紅茶は絶対にポット出し! そう心に決めていた私ですが。
こんなセットで提供されたら、絶対にリピーターになっちゃう
まさに一目惚れでした。
もちろん、おそろいのカップとケーキ皿を揃えることも、忘れていません。

テンション一気に上がっちゃて、2セット購入しちゃいました。
この子たちを手に入れたおかげで、入院中も夢実現に向けての妄想でワクワクしながら過ごせました。
記念すべき最初の1客…いいえ、最初の1セットです。
写真では判りづらいかもしれませんが、日本を意識して作られた『チェリーブロッサム』と言うシリーズで、桜と真っ赤なチェリーがデザインされています。