カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年 9月28日   最後のご挨拶

2013-09-28 12:48:15 | 喫茶店の構想を熱く語る
随分と間が、空いてしまいました
更新されていない間も、毎日、顔も知らない何方が、何十人も、このブログに立ち寄って下さっていました。
本当に、ありがたいことです。
心から、ありがとうございますと、言わせて頂きます

退職したら、実家を建て直して、一階の一部分で喫茶店を。
私にとっては8年前から、主人にとっては、もっともっとずっと前からの、夢でした。
その夢を励みに。その夢を実現することを心の支えに、二人手を取り合って頑張ってきました
そして、その夢の実現が、目前となり、主人は早期退職に踏み切りました。
すべては、夢実現のためです

しかしながら、ここにきて、突然、暗礁に乗り上げました。
現時点で実家を建て直すことが、不可能となったのです
実家を建て直さなければ、お店は開けません。
店舗を借りることは、はなから考えておりません。何故なら、家賃が発生してしまうからです。
家賃が発生してしまうと、稼ぐ事を考えなくてはいけなくなります。 
そうなると、趣味ではなく、商売になってしまいます。
趣味でやるうえでの、どうしても譲れない条件が、二つあります。
一つは、家賃がいらないこと。
もう一つは、人件費が発生しないこと。夫婦二人だけで、やっていくことです。

実家を建て直せる時は、いずれ来るでしょう。でも、それは今ではありません。
何年先の事なのか、現時点では分かりません。
いつ来るのか分からないその時を、何もせずにじっと待つには、私たちは未だ若すぎます。
まだまだ、何かを始められる年齢なのです。

と言うことで、夢破れて落ち込んでいる暇はありません。
どうにもならないことならば、後ろを振り返って立ち止まっていても仕方ありません。
進むべき道の方向転換をしなければ、ならないのです。

さて、どちらの方向を見るのか、どんな道を模索するのか。
本来ならば、時間を掛けて模索するべき事なのでしょうが。
時には、ノリとか、一時の感情のパワーに任せて、突き進んでみても良いかな…と。
人はこれを、衝動と言うのでしょう。衝動買いとか、決して褒められることではありません。
でも、私たちは、敢えて衝動とは言わず、冒険と言わせて頂きます
この年になって冒険ができるだなんて、なんて恵まれているのでしょう。

で、衝動…ではなく、冒険の道が決まりました。
私たち、マレーシアへロングステイします。
何故、突然、マレーシア???
理由は大きく二つ。
一つは、私の兄が以前から、退職後はマレーシアへ移住したいと言っていたこと。
兄は以前マレーシアへ赴任したことがあり、帰国後も、何度も出張しています。
マレーシアが気に入っており、退職後はマレーシアで生活したいと、ずっと言っていました。
つい最近までは、私たちには喫茶店という夢がありましたので、全くの他人事として、話を聞いていました。
でも、喫茶店の夢が破れた今、そんな選択肢も有りかな? と思うようになりました。
そんな時に、テレビ『世界の果てまで行ってQ』で、マレーシアが日本人が住みたい海外6年連続№1だということを知りました。
これだ、と思いました。
これしかない、と思いました。
ネットで情報を調べ、本を購入して読み、ビザを取るために代理店に出向いてお話を聞き。
今月に入って、何もかもが慌ただしく動き始めました。
主人も以前マレーシアに赴任して、向こうで4年間生活していたことも、背中を押してくれました。
主人は英会話ができますが、私はまるっきりダメダメです。
なので、これを機会に、英会話とマレー語の勉強を始めようと思っています
まさか50過ぎて語学の勉強をすることになろうとは。
人生って、分からないものですね。だから、面白いのかな?

喫茶店への未練がないといえば、ウソになります。
今でも、出来るものなら実現したいと思っています。
なんとか実現する道はないのか、考えました。でも、答えが得られないまま、時間だけが過ぎていきました。
方向性を決めた今、未練よりもワクワクが強いです。
喫茶店開業の為に習い始めたお菓子作りも、人を喜ばすためのスキルを身に着けたのだと思えば、何一つ無駄にはなっていません。
向こうに行ったら、また一から人間関係を築いていかなければなりません。
そんな時に、お菓子作りのスキルは、きっと私を助けてくれると信じています

これからは、マレーシアへ渡るための準備を、日々していかなくてはなりません。
そんなわけで、喫茶店開業の為に開いたこのブログとも、お別れです。
もちろん、淋しいです。
でも、新しい夢実現のために、全力でいきたいと思います。
何時か、何処かで。新しい地マレーシアでの奮闘を、皆様にお伝えできれば、嬉しいです。

今まで、本当にありがとうございました。





2013年3月9日  喫茶店への拘り  おしぼり編 その2

2013-03-10 18:56:21 | 喫茶店の構想を熱く語る
さて、今回もおしぼりに対する拘りを熱く語るのですが、やっぱり写真が無いので、今回も我が家の王子様に登場して頂きました。
オカメインコと言えば、ほっぺたの丸い頬紅が特徴なのですが、この子は『ホワイトフェイス』と言う種類で、顔が白く、頬紅がありません。でも、オカメインコ特有の冠羽は、ちゃんとあります。ちょっぴり、貧弱ですけど

さて、主人はタオルのおしぼりが出ると、先ず手を拭いて、その後おもむろに顔を拭きます。
そんな主人を見て、私はいつも思います。
『良いなぁ』
『気持ち良さそう』
『羨ましいなぁ』
そんな私に、主人は事もなげに言います。
『拭けば良いのに』
分かってない。全然、分かってない
男性は拭けるけど、女性は拭けないの!
だって、ファンデーション、塗ってるんだもん

しっかりとおしぼりの恩恵を受けているのに、いざ提供する側に立つと、コストのことが先に立ってしまう。
でも、経営者は、そうでないとね。
でもでも、私の拘りだって、そうそう簡単に引き下がるわけにはいきません。
『間を取って、ペーパーおしぼり』なんてことにならないように、頑張ります。

喫茶店巡りをする中で、いくつかチェック項目があるのですが、その中の一つがこのおしぼりです。
ノートを見返してみたら、おしぼりが出ない喫茶店が、一番多かったです。
次に多いのが、ケーキやフードを注文すると小さな(この、小さな、と言うのがミソ)ペーパーおしぼりが出てくる喫茶店です。
喫茶店でタオルのおしぼりを出してくれるお店は、貴重と言って良いほどしか、ありません。(カフェは、別です)
私のお散歩コースにある『ビーンズファーム』は、その貴重な喫茶店の中の1店です。

『ビーンズファーム』は、冷水とメニューと一緒に、タオルのおしぼりが提供されます。
つまり、コーヒーなどのドリンクだけでも、おしぼりのサービスを受けられるのです。
それも、ペラペラなペーパーおしぼりではなく、タオルのおしぼりを。
当たり前のサービスのように思われがちですが、これって、かなりポイント高いと思います。

タオルのおしぼりも、大きく二つに分かれます。
一つは、多分一番多いであろう『リース』
もう一つは、おしぼりタオルを購入して、自分たちでお洗濯して、繰り返し使うタイプ。
おしぼり用タオルのお値段は、サイズや厚みによって違います。
やや小さめで薄めの物は、一枚30円位から。
生地が厚めになると、60円以上になります。
リースでも、手洗いでも、『おしぼりウォーマー』は必要になりますので、両者の差は、お洗濯とおしぼり状に形成する手間が掛かるか、掛からないか、の差になると思います。
一枚60円で購入すれば、手間を考えなければ、3回以上使い回せば、一本20円のリースより、お安くなります。
リースより経済的で、リースすることを考えれば、惜しみなく新しい物に交換できるし、おしぼりを引退いしたタオルは、即台拭きになってくれます。
でも、実際どうなのでしょうね?
リースのおしぼりは、フィルムの袋に入っていて、未使用感があり、清潔そうに見えるではないですか。
お洗濯するとなると、お店専用の洗濯機を購入しなくてはなりません。
お客様の立場から見ると、どちらが嬉しいのでしょうね?
おしぼりに対する拘りがあるからこそ、もっと色々調べて、考えていきたいと思います。

今はブログですが、開店のめどがたちましたら、ホームページに移行する予定でいます。
ホームページになりましたら、見てくださっている方たちに、色々アンケートを取らせて頂こうと思っています。
おしぼりのことも、その時がきたら、アンケート取りたいと思います。
おしぼりサイコー

2013年3月8日 喫茶店への拘り おしぼり編 その1

2013-03-08 15:44:46 | 喫茶店の構想を熱く語る
見出し画像の写真は、我が家のオカメインコです。
今回語るおしぼり編とは、一切関係ありません
実は、おしぼり関連の写真が、1枚も無かったので…写真が1枚も無いのは淋しいと、我が家の王子様の写真を載せてしまいました。

喫茶店に入った時、大きく三つに分かれます。
一つは、最初から最後まで、おしぼりが出てこないお店。
もう一つは、飲み物だけでは出してくれないけど、ケーキやランチを頼むと、フードと一緒に出してくれるお店。
最後は、来店時、メニューとお水と一緒におしぼりを出してくれるお店。
そんなに多くの喫茶店を巡ったわけではありませんが、今まで行った喫茶店の中では、一番目の、おしぼりを出してもらえないお店が一番多く、二番目は、『フードを頼むとおしぼりを出してもらえる』お店です。
言い換えれば、飲み物だけでは、ほとんどのお店でおしぼりを出してもらえない、と言うことですね。

更に、大きく二つに分けることが出来ます。
それは、おしぼりの種類ですね。
使い捨てのペーパーおしぼりと、タオルのおしぼりです。
おしぼりを出してくれる喫茶店の大半が、ペーパーおしぼりです。
ペーパーおしぼりにも、いくつか種類があります。
サイズ、厚さ、材質等により、お値段も様々ですが。
一番お安い物で、1本1.38円。
一番良く見かける物で、1本2.5円くらい。
ちょっと厚手になったり、手触りが良い品になると、4円くらい。
厚手の上に、アロマ付きの高級品になると、1本10円を越える物もあります。
タオルのおしぼりになると、大半はレンタルになるようです。
このレンタルおしぼり、一回にレンタルする数量によってお値段も変わってくるようで、問い合わせないと判らないところが多く、明確な料金設定をしているレンタル会社は、今のところ2社しか分かっていません。
1社は、1本20円です。
もう1社は、1か月500本単位で、6300円から。厚手の生地ですと、8400円から、です。
から、というのは、どういう意味なのか、ちょっと不明です。
配達距離により、料金が違うのでしょうか?



文字ばかり続くので、気分転換に、また写真をいれてみました。

喫茶店を開くにあたって、どんなコンセプトにするのか。
正直、まだハッキリと言葉にする事が出来ません。
でも、自分の中で一つだけ、ハッキリとしている事があります。
来店してくださったお客様に『客として、きちんともてなしてもらえた』『客として、大切に扱ってもらえた』
そうお思って帰っていただくこと。
その最初のおもてなしが、おしぼりだと、私は考えています。
暑い中来店されて、一息ついたお客様に、おしぼりでスッキリしていただく。
寒い中来店されて、一息ついたお客様に、おしぼりでかじかんだ手を温めていただきたい。
おしぼりで顔を拭く男性を嫌う、若いお嬢様方もいらっしゃいますが、私は顔を拭いてサッパリされるのなら、全然問題ありません。どんどん拭いて、気持ち良くなっていただきたいです。
さすがに、人前で脇を拭かれるのはちょっと…

そんな訳で、私は断然タオルおしぼり派です。
メニューと一緒におしぼりを出されると、心の中で『オォーッ!』と、声をあげてしまいます。
俄然、お店への評価が跳ね上がります。
それが、タオルのおしぼりだったりすると、テンションMAXです。

確かに、おしぼりは無くても、お客様からクレームは出ないかもしれません。
確かに、1本20円であっても、チリも積もれば何とやら…です。
経費を削って、その分安く提供した方が、喜ばれるのかもしれません。
でも、気持ち良く、ゆっくりとくつろいでいただく為には、やっぱり必要なアイテムなのです。
おしぼりで気持ち良くなっていただくことが、くつろいでいただくことへの入り口なのです。
タオルのおしぼりは、私の中でどうしても譲れない物の一つです。
ただ、やはりコストの点で、この先、主人と闘って行かなくてはならないことの一つでもあります。