*注意*
会報のことを書きます。まだ未見の方はネタバレ注意。
今日は真面目くさった事を書きます。
私ね、このブログを始めるにあたって、決めていたことがいくつかある。
その中の一つは…
ファンとして、キャーキャーとツボったり萌えたりすることも大切
だけど『客観的に見る目を失ってはいけない』ということである。
ファン同士でキャーキャー言うことが嬉しいし、楽しい
しかし、俯瞰で見る目も大切にしていきたいということである。
それには私のファン歴も関係してくるのかもな。
一般的ファン・ライトファン歴の方が長く、
一般的な目線で見てきた時間の方が長かったから。
普段から物事には“表があり”“裏もある” ということは色んな経験から
なんとなく理解している。
表だけを見ていれば…実はすごく幸せなのです。
ひとつひとつにいちいち「でも裏では○○なんじゃないか?」と考えていたら
疲れてしょうがない。
大人になると「あきらめる」のがうまくなったり「流す」ことが苦じゃなくなる。
ふと思い返して「これでいいのだろうか?」「…いいんだよね」と思いながら…
それが上手く世間を渡る為には必要なんだと
言い聞かせてる節はある。
「子供」と「大人」の違い…外見以外だと、何だろう?
子供の頃って…言うなれば『消費者』でしかない。
「○○が欲しい欲しい」となれば誰かに買ってもらうか、親にもらった小遣いで買う。
自分で何かを『生産』『産み出して』それを商売とすることはほとんどの場合は無い。
そして、大人になり…
その『消費者』と『生産者』と…
時と場合によって立場は変わる。
仕事中は生産者的考え、普段は消費者的考えで、生活している。
私個人的考えからすると…良い『生産者』は消費者的観点から『生産』出来る人だと考える。
例えば…何かを製作する仕事をしてたとしたら、それを消費する立場から
「こうしたらもっと使いやすくなるんじゃないか」と
工夫したり模索することを一般的に『企業努力』というが…
その企業努力無しには 会社の発展は…無いに等しいでしょうね
そのよい商品により…消費者も幸せだし、結果、生産者も幸せなのである。
どちらもWIN WIN。
ライトファン歴が長い私がSMAPに興味を持ち、そしてこんなに重たいヲタと化すきっかけは
2011年放送のNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』を観たこと。
そこで 初めてSMAPメンバーの仕事に対する考え・姿勢を知り
勝手に共感して、好きになった。
ライトファン歴が長いことでかえってのめり込むスピードは速かった。
メディアの情報を鵜呑みにしていた期間が相当長かったが故に
「誤解」だったんだとわかった瞬間に落ちた。
「何故こんなに長く第一線で活躍してるのか?」という、
答え合わせが出来た、という感覚だろうか。
少し個人的な仕事の事を書きます。
私が今いる会社はいわゆる家族経営の会社です。創設者である親の代から息子の代に変わったばかりです。
その息子が長となったけれど、親が口出しをしないということではなく
ちょいちょい 両方から違う指示がでて
私達 現場を混乱させます。
表向きは「数字のことは言いません。皆さん(従業員)の幸せの為に何でもします」ということを言います。
しかし、毎日毎日言うことといえば…
「売上」という数字のことばかり(笑)
という ある意味わかりやすい会社です(笑)
そんな状況下でも…自分の精一杯の誠意を尽くして消費者に向き合う、
それが私の仕事です。
最近常々思っているのは…『消費者』というのは私達からの『信頼』というものに
『お金』を出してくれているのだなということ。
その『信頼』に「お金を出す価値」が無くなったら
すぐに離れていく存在なんだなということ。
だから 誠心誠意 消費者の気持ちに寄り添うことが大切。
そして、『消費者』には『生産者』の努力を感じさせてはいけないし、
『裏』(会社内部のイザゴサなど)を感じさけてはいけないのである。
上からのしがらみやらなんやらで なかなかそう理想通りにはいかないけど
努力は忘れないつもりでいる。
アイドルという商売はどうなんだろう?
アイドルはひとことで言うと、イメージを売る商売なんだと思うんです。
だから新人さんなんかは イメージ戦略などを事務所関係者で考えるんだろう。
この子はこんなイメージでいきたいから
こんな歌を歌っていこう こんなCMでイメージをつけようとか
色んなやり方があるのだろうと、予想する。
ファンはその『イメージ』にお金を払っている、と言っても過言ではない。
その「イメージ」に夢をみさせてもらっている
だから お金を落とすのである。
もし、イメージが崩壊することがあるば、ファンは離れていくだろう。
所属事務所はそのイメージを崩さないようにサポートするものだと考える。
SMAPはどうだろう?
私は、アイドルという概念を変えたアイドルだと思っている。
アイドルとしてのイメージも大切にしつつ
いわゆる『人間くさい』ところも魅力なんだよね。
嘘がつけなかったり、負けず嫌いだったり、純粋無垢だったり、アマノジャクだったり…。
それまでのアイドルが『お人形』だとすると
ちゃんとした『人』なんだなーと思う。
そんなSMAPを信頼して
私達は応援すると決めたのである。
今回のファンクラブ会報 やっとメンバーの声が聞けたと嬉しかった。
その会報はお金を払ってファンクラブに入った人だけに届けられるものであって
メディアによってその内容を世間に知らせるものではない。
そのメディアには「SMAP解散しないと明言」とされてる。
けど、ぶっちゃけ「解散しない」と明言はしていない。
(木村くんがチラッと触れたことは確かだけどね)
「心配させてごめんね」「みんなの声はちゃんと届いているよ」
「これからは前を向いていくよ」
というメッセージは受け取った。
5人並びで一緒の写真におさまるということがこの5カ月は無かったので
ただ単純に「5人が並んで写ってるよー」という喜びはあった。
この合併号という ある意味都合がいい会報ひとつでも
幸せな気分になれた。
なぜそのまま 幸せな気持ちのままでいさせてくれないのだろう?
がっくり _| ̄|○
メディアにこの内容を出すことを事務所が許可したと聞いた。
まだ会報が届いていない人がいるのに。
そして、
私達会員には 会報の内容は他に漏らさないようにと言っておきながら
どーゆーことぉ?(゜o゜;
ひとつには世間からイメージダウンした事務所の好感度を上げたかった?
という 意図を感じてしまう。
この会報は私達ファンに向けてのモノですよね?
私達 消費者の気持ちに寄り添うのが、仕事のはずなのに
心をズタズタにされた感は否めない。
悲しい。残念。
メディアに『SMAP解散しない』と出して
解散騒動は終わり、というイメージを植え付けて
世間の興味を奪うのが目的でもあるかもしれない。
私達がやろうとしてることの真逆だね。
世間には「まだSMAPはこんな状態だよ」だから世界に一つだけの花を買って
SMAPに愛を届けなきゃならないんだよ
と、普及活動してるところなのに……
もう、なにがなんだかわかんない(o・д・)
「SMAP」は大好きだし信頼もしてる。
そのSMAPをサポートする事務所には
私達『消費者』が何を望んでいるのか?
もう一度 考え直してもらいたい。
企業努力!!
私の願いは ただそれだけです。
そして、私達に『裏』を感じさせてはいけない…
「夢をみさせておくれ」である。
長々と失礼しましたm(_ _)m
お花畑Chiwawa