遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

小鼓紋朱塗菓子皿(5枚)

2022年03月14日 | 能楽ー工芸品

 小鼓模様の菓子皿、5枚です。

 

径 14.0㎝、高台径 7.4㎝、高 1.4㎝。時代不詳。

中央に、小鼓の皮が金で描かれています。純度の高い金が使われています。

少し沈んだ朱漆で全面が塗られています。そして、木目が控えめに生かされています。

この菓子皿の特徴は、薄さです。

外縁付近で1mm、中央部でも2mmほどの厚さしかありません。

こんなに薄く轆轤が挽けるのですね。厚紙よりもペラペラです。

持つとふわっと軽い(重さ38g)です。

底には、高さ3㎜ほどの高台が付いています。その厚さは、1mm以下です。

当然、剝いだ薄板を接着してあるのだろうと思っていたのですが・・・

本体の木目と高台の木目は繋がっています。

なんと、一個の木塊から、轆轤ですべて削り出してあるのです。なかなかの品です。

故玩館には、漆器や陶磁器は数多くあるのですが、今回の品は、そのうちで一番のお気に入りです。この小皿にお菓子をのせて、一人でいただくのが、下戸の私の贅沢です(^.^) これまで、いろいろな菓子をのせましたが、知りうる菓子情報はしれたものです。全国には、もっともっと逸品があるはず(^.^)

そこで、ブログ読者にお願いです。この菓子皿にのせたらどうか、と思われるお菓子をお知らせください。

お知らせいただいた方には、もれなく、『故玩館への招待』(論創社、2009年、全173頁)を贈呈します。

連絡は、メッセージを送る(頁左上)からお願いします(^.^)

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅生さんへ (Dr.K)
2022-03-14 16:21:53
能、とりわけ小鼓に関する文様のものを多くお持ちですね。
この轆轤の冴えは凄いですね!
それに漆の質も良いものを使っていますよね。
落ち着いた深い赤ですね(^-^*)
金も純度の高い本金を使っていますから、薄っぺらなケバケバした色ではないですね。

私は、呑兵衛なものですから、お菓子に特別なこだわりがありません(~_~;)
どんなお菓子でも合うのではないでしょうか(^-^*)
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Dr.kさんへ (遅生)
2022-03-14 17:57:13
いつのまにか、小鼓関係の物が集まってしまいました。

能関連の品では、小鼓模様が一番ポピュラー多いです。
ただ、能の高砂と一緒で、あまりにあちこちにあって、一歩間違うと、通俗的で厭味なものになってしまいます(^^;
欲と見栄の骨董世界ですから、きれいごとも言ってられませんが、こういう品を手にすると、少し気分がよくなります。その上に、甘いものがのっていればさらにグッド(^.^)
そんなわけで、各地の伝統菓子に興味があるわけです。
呑んベイの人なら、さしずめ、各地の銘酒というところでしょうか。
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Unknown (tkgmzt2902)
2022-03-15 08:05:05
触れなば割れん・・・というような繊細な美しさ。美しさの粋が厚真って居ますね。mm単位の日本の匠の技に息を飲みます。
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tkgmzt2902さんへ (遅生)
2022-03-15 08:53:04
木地職人と絵付け職人とのコラボレーション、というより、良い意味での意地の張り合いですね(^^;

こういう品にめぐり合うと、上等の菓子をのせていただくのが、ガラクタコレクターの役目かと思うのです(^.^)
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