遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

白磁四方筒形大花瓶

2023年06月29日 | 花道具

今回も、祖父の大きな花道具です。

口 13.2x13.3㎝、底 13.4x13.5㎝、高 59.3㎝。重 6.75㎏。明治、大正。

四角筒形の大花瓶です。非常に重い品です。少しクリームがかった白磁釉が、内側、外側に掛かっています。

底に、「み〇〇作」とあるので、近代の作です。

とにかく、大きくて重い。

よっこらしょと横たえると、

デパートで催される〇〇展の出品オブジェみたいですね(^.^)

でも、それではいけないと、気を取り直して直立させました。

しかし、ここから先は、やはり私の手にあまります(^^;

ブログ読者各位、想像力をいかして、ご自分の花をお入れください(^.^)


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8 コメント

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Unknown (1948219suisen)
2023-06-29 15:47:21
そうですね。デパートで開催される花展にうってつけのお花器ですね。洋風にも和風にも使えると思いますから重宝されると思います。私の母も花展用の花器をたくさん持っていましたが、兄嫁が全部お弟子さん達に上げたようです。私も、もらっても置き場に困りますから、それでよかったと思いますが、こういうお花器を見せていただくと懐かしく思います。
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Unknown (美恵子)
2023-06-29 15:47:33
はい、直感です。鬼百合をど~んと活けます。
相棒は今なら、たでしことおみなえし。
我家の庭の花です。
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二種生けがいいかな? (highdy)
2023-06-29 16:59:11
大昔、少しだけ池坊の生花二種生けを教わりましたが、木と花の二種生けがいいかな?
まだ、大学を出て社会人になったばかりの頃で、記憶には殆ど残っていませんが・・・。
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1948219suisenさんへ (遅生)
2023-06-29 17:32:34
陶磁器の世界では、白磁はわかりやすいようで、奥が深い焼物です。
花生けでも多分同じでしょう。万年初心者の私には、パスしかありません(^^;
この大きさと形なら、お母様に活けていただいて、展覧会へ出品するのにうってつけですね。
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美恵子さんへ (遅生)
2023-06-29 18:11:21
いいですね、庭の花で活けるのが最高です。
華やかな装いですね。
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highdyさんへ (遅生)
2023-06-29 18:17:26
好奇心満タンのhighdyさんならではですね。
木と花を組み合わせることができれば、花活けのパターンがぐっと広がります。ぜひマスターしたいものです。
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遅生さんへ (Dr.K)
2023-06-30 08:37:14
これまた大きい物ですね(^_^)
御祖父様は、このように大きな物を自由自在に使われていたのですね。
昔の花嫁修業くらいで習った程度では使いこなせないでしょうね(^-^*)
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Dr.Kさんへ (遅生)
2023-06-30 11:08:25
白磁の花生けは定番ですが、ここまで大きくなると素人の手に負えません。
花嫁修業がなくなり、床の間がなくなり、石灯篭の庭がイングリッシュガーデンにかわり・・オヤジの権威や居所がなくなりました(^^;
こういう品を手にすると、過去の良き時代が目に浮かびますね(^.^)
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