遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

落札初体験の皿

2019年05月23日 | 古陶磁ー中国
今では、すっかり定着したネットオークション。
もう、20年位になりますね、日本で本格的に始まってから。

しばらくは、出品者、落札者ともに少なく、ほとんど毎夜、なじみの出品者の品を、いつもの相手(当然、顔は知りません)と入札合戦でした。

当時の出品者、数は少ないですがまだ出品を続けています。IDの変更が多いです(税金対策?)が、写真の取り方や品物の説明の仕方ですぐにわかります(^^;)。


私のヤフオク落札、第1号。
思い出深い皿です。

入札ボタンを押してから落札がきまるまでの、胸が締め付けられるような時間の長かったこと・・・・・・・ウブでした(笑)。

で、三彩風軟陶のこの皿ですが、何者でしょうか?
径23cm。無名。

落札の少し前、骨董屋に同じ手の皿がありました。
オヤジの言では、交趾焼とのことでした。
価格は、落札品の10倍。
まあ、昔は何でもかんでもコーチ焼でよかったんでしょうけど・・・・

陽刻の細かさからすれば、源内焼? 
でも、四国瀬戸内方面には、よく似た焼物、他にもいっぱいあるし・・・・

どなたか御教示を!






















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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (ことじ)
2019-05-23 20:42:00
20年も前からネットオークションで落札しておられたのですね。
源内や偕楽園など色々ありそうですね。すいません特定できません。
かなり使い込まれている感じで菓子鉢にも使えそうですね。
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No title (Dr.K)
2019-05-23 21:19:00
私、陶器は得意ではありませんので、ご教示というわけではありませんが、見た感じを、、、。

これ、ちょっと和風な感じを受けますし、作りが緻密ですから、交趾焼よりは源内焼に近いのかな~と思いました。
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No title (遅生)
2019-05-23 21:48:00
> ことじさん
長いだけす。訳のわからない物が山ほど、ブログで整理の一助になればと。終活の一環です(笑)
源内焼にしては色が深い、偕楽園ほど端正ではない・・・あれやこれやと瞑想を巡らす内が花でしょうか。
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No title (遅生)
2019-05-23 22:03:00
> Dr.Kさん
Dr.Kさんが陶器不得意なら、世の中で一体誰か得意な人がいるでしょうか。
私も源内の可能性が高いと思いますが、色目の深さと降りものが気になります。源内焼は、多分、匣に入れて焼いたと思うのです。表面、綺麗です。この皿の方は、結構荒れています。まあ、人間でもそうですが、全部わかってしまわない方が良いのかも(苦笑)。
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No title (pada)
2019-05-25 10:06:00
今日は
良い鉢ですね。
交趾・偕楽園・民平・源内とありますが、個人的な推測では
細かい模様の型物と深い緑の色と紫色の組み合わせを見れば源内焼きが近いような気もします。
交趾と比べが和風の味がプンプン匂い、偕楽園のお庭焼と比べれば
よりリラックスよりした感じですね。
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No title (遅生)
2019-05-25 11:23:00
> padaさん
コメント、ありがとうございます。
どうやら、満場一致で、源内焼ですね。
盛り付けにあう菓子を探さねば。
それにしても、平賀源内、大した人です。やっぱり、天才です。
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