『忸怩たる思い』....三半規管の掃除も終わったことだし

カワサキW800に乗り、千葉ニュータウンを拠点に暗躍する、還暦なりたての元航空自衛官のオッチャンの思い録。

『ヒットラー暗殺、13分の誤算』を観る。う~ん..... 

2015年12月03日 17時15分30秒 | 映画
今日は、地元の映画館のメンズデーを利用し安くタイトルの映画を観た。

この関係は、小生のストライクと云うか、フェチ・ゾーンでありまして、数ヶ月前から鑑賞を希望。

いつものことで、公開中故、ネタバレ擬きはavoidしますが、結論として観て良かったな。です。



ヒットラー暗殺は、過去40回程計画実行されたとのことですが、映画化は最近ではトム・クルーズの『ワルキューレ』あたりが有名で、今回の主人公ゲオルク・エルザーを映画化されたのは初めて。

単独犯と結論付けされ、終戦直前まで生き延びた(生かされた)数奇な?人生を描く。

全体として良いんだけれど、ただ???の点も。

① 終盤で、親衛隊刑事警察局長のネーベが1944.7.20のヒットラー暗殺事件(トム・クルーズの『ワルキューレ』扱い)で反ナチに転向したカドで処刑されるシーンの経緯説明不足。(一般の観客は理解出来ない。であれば、カットするかエンディングのテロップ紹介で可)


② 何故、主人公が逮捕後5年間も強制収容所『ダッハウ』で生かされ、終戦直前の1945の春に銃殺されたのか、説明不足。そこには、ヒットラーの思惑があった筈。でなけりゃ、ゲロした時点でアボーン。

③ ゲシュタポ局長のミューラーの扱い。史上、終戦時・後、行方不明の謎の人物とは有名。メーベを追い越し昇進し、主人公の抹殺隠滅を指示等あの脚本では巨悪が生き延びた感じで、後味悪い。 水戸黄門さんいないんかい?  これも、エンドのテロップでOKでは?

蛇足。



誰の役か知らないけど、イズレにしても高官中の高官。この俳優、『最期の12日』の人道的親衛隊軍医中佐や最近のナチ映画のワル高官役で出ていたが、チョット印象強すぎ。出過ぎ?

とまれ、一見の価値ありました

ついでに、久々にパンフ購入。¥720。高くなりましたね....




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