『忸怩たる思い』....三半規管の掃除も終わったことだし

カワサキW800に乗り、千葉ニュータウンを拠点に暗躍する、還暦なりたての元航空自衛官のオッチャンの思い録。

天佑。この時期にこの時代の人......『帰ってきたヒトラー』

2016年09月08日 17時30分03秒 | 映画
天候異常が続き、精神的にも宜しくない日々

たまたま昨晩寝る前にスマホ弄っていたら、近場のシネマで『帰ってきたヒトラー』を明日まで上映していることが判明。然も小生は本日休みで、且つ本日は男性¥1,100の日行かない手は無いでしょう

この映画、実は6月に全国公開されていたけど機を失し、諦めていたモノ田舎の映画館でよかった

正直、コメディータッチのヤッパリ系映画と思っていたらとんでもない。引きずり込まれて2時間もアッという間に経過

筋書きや、何でヒットラー(敢えて「ヒットラー」の標記に拘る)がこの世にタイムスリップするのかは置いといて、次の3点が印象に残った。

1 カリスマ性
  この世に復活しても、ドイツの現状に危機感を抱き、アジテターとして大衆に訴え掛けるヒットラー。映画とは云え、指導者のカリスマ性、オーラに思わず呻る。男優さん(ドイツ舞台俳優の「オリバー・マスッチ」氏)の演技とカメラ廻し効果によるんだろけど。力を感じた。

2 民族の純一性
  憚ること無く他民族、難民問題等について、インタビュー形式で大衆の声を取り上げる。パンフレット経由情報だけど、撮影中にヒットラー役の俳優に人集りが出来、サインを求める人も...。矢張り、難民問題はドイツ人にとり関心事でしょう。メルケルの失策、失政は昨今のテロ事案で証明済み。流石に映画では、ネオナチ連中が出ても逆「卍」(=ナチのシンボル)の旗や標章は一切流れなかった。そこはドイツ映画でアリ、国内法で縛られているからでしょう。

3 類似性?
  Herrマスッチは、身長193cmもありヒットラーより20cm以上高くエエ~だけど、それよりあの目。
  ヒットラーの目は、碧眼。有り体に言えば「青色」。有名であるが、人を魅了し吸い込むような魔力を秘めていたと云われている。目が合ったらそらせない仕方ないけど、ココ残念でした
  

  とまれ、久々、楽しいシネマでした。了。 
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