福岡タワーとの対話

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ベートーヴェン「田園」を聴き比べる(1)・・・カラヤン盤で

2015年07月16日 22時15分50秒 | 音楽、聴き比べ
2015年7月16日木曜日、台風接近。午後から風次第に強く、気温は21度まで下がる。午後10時過ぎ現在時外気温21℃湿度95%、北の風13m/s。

四国の沖、南の海上に台風。

このような夜に、この曲の聴き比べです。

ベートーヴェン作曲の「交響曲第6番ヘ長調作品68/田園」、まずはカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏で聴き比べてみたい。
と言うのも、カラヤンは1960年代から1980年代迄の30年間に、DGにおいてベートーヴェン・交響曲全集を3回、録音している。
勿論、他のレーベルとかライブとかでベートーヴェンの交響曲を指揮してもいるが、全集録音となるとこのDG盤になるのではないか。
と言うことで最初の全集録音から聴いてみたい。
Erwachen Heiterer Empfindungen Bei Der Ankunft Auf Dem Lande-Allegro Manon Troppo

ベートーヴェン作曲:交響曲第6番ヘ長調作品68《田園》
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音時期:1962年2月13-15日(第6番)
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
1908年生まれのカラヤン54歳時の録音である。

2度目の全集録音から
Beethoven : Symphony No.6 In F, Op.68 -"Pastoral" : 1. Erwachen Heiterer Empfindungen Bei Der Ankunft Auf Dem Lande: Allegro Ma Non Troppo

Berliner Philharmoniker [Orchestra] And Herbert Von Karajan [Conductor]
Herbert Von Karajan The Complete 1970s Orchestral Recordings [Disc 63] - Beethoven: Symphony #6
録音:1976年10月ベルリン
最初の全集録音から14年の月日が過ぎて、カラヤン68歳時の録音である。

3度目の全集録音から。
Beethoven: Symphony #6 In F, Op. 68, "Pastoral" - 1. Allegro Ma Non Troppo

Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra
録音:1982年11月、ベルリン
カラヤン晩年74歳時の録音、カラヤンは1989年7月16日に満81歳で没している。この80年代の録音作品は、既に人生の佳境に入った枯淡の趣きを感じる時期では有るが、果たしてその出来はどうであろうか。

豈図らんや、1960年代~1980年代の録音を連続試聴するに、いずれも同じような演奏に聴いてしまうのは何であろうか?
「田園」第1楽章を連続試聴しているが、音の向こうには1962年指揮も、1976年、1982年指揮共に同じカラヤンの第1楽章に聴こえてしまうのだ。これは私の駄耳に起因するのや否や?
否!否!否!・・・指揮のスタイルも曲の解釈も30年間変わっていないからだ!これがカラヤンの「田園」なのだ!と随分強引な評価だ(反省)

読者諸兄、如何なもんでしょ?



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