福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ワーグナーの「リエンツィ序曲」を聴き比べる(その2)

2015年10月31日 08時36分07秒 | 音楽、聴き比べ
2015年10月31日土曜日、曇り時々晴れ。午前7時40分現在時外気温11℃湿度67%、北北西の風1m/s。

昨夜は早々に寝入ったことで、たっぷりと睡眠時間を確保できた。
10月最終日、明け方の気温は随分と冷え込んだ様子。日一日と秋深まる。

ワーグナーの「リエンツィ序曲」聴き比べ、その2回目。
今朝はこのお二人の指揮で。
Wagner: Rienzi - Overture

Adrian Boult: London Philharmonic Orchestra
指揮:エイドリアン・ボールド
管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1974年 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
エードリアン・ボールト/バッハからワーグナーまで(11CD限定盤)に収録
1889年生まれのボールド、75歳の録音。
ボールドの指揮したドイツ音楽“虚飾を排した格調の高い演奏で評価が高い”そうです(Wiki)
実際に試聴しますと、真向から取り組んだ演奏に襟を正す思いです。真面目だったんですね、ボールドという指揮者。演奏会の回数は少なかったようですがEMIに多くのスタジオ録音が残されている様子。後世の人が聴くには正解だったかも。

Wagner: Rienzi - Overture

Karl Böhm: Vienna Philharmonic Orchestra
指揮:カール・ベーム
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Recordings: Grober Musikvereinssaal, Vienna, March 1979
ベーム DG後期録音集(23CD)に収録
1979年の録音とありますから、1894年生まれのベーム84,5歳頃、最晩年の録音ということになりますね。
当方所有の同曲中、最多再生回数の演奏です。
遠くにかすかなトランペット、荘重な空気感を漂わせてのスタート。次第に高まる弦楽器群。決して重くも軽くもない荘重という言葉のみ彷彿する演奏です。とにかくウィーン・フィルの弦楽器群、管楽器群の音が美しい。まさにベームの手兵と化した管弦楽団の醸す音場に、比類するものが無いと言っても過言ではありません。素晴らしい演奏です。



日本ブログ村クラシック鑑賞ランキングに登録しています。あなたの応援ポチポチ、お願いします。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。