どうしても言いたい

どうしても言いたかったのでブログ始めました。今皇室がアツい。

外国の目

2016-03-21 13:37:20 | 皇室-海外サイトなど
英国のエコノミスト誌に、日本の皇室典範に関する記事が載りました。

"Japan's male-only emperor system - Imperial Lather"

記事自体は、淡々としていて、女性差別撤廃委員会の意見が日本政府の抗議によって撤回されたこと、日本の皇室はアマテラスという女神に起源があるのに、現在は女帝を認めていないこと、世論調査では女帝を支持する意見が多いこと、小泉内閣のときに女帝を可能にする皇室典範の改正が議論されたが、男の子が生まれたためそれきりになったこと、その他今話題の保育園の問題など、が書かれています。

中身もそこそこ面白いんですが何よりこの記事に使われている写真が!!!



こいつだ!!!

これさあ

記事自体は表面をなぞるみたいな、淡々としたものなんですが、きっとエコノミスト誌には日本の事情をよくわかった通がいるよね。よりによってこの写真を持ってくるところがね。

記事の中には一応この問題について「明仁天皇の意向は定かではない」とも書かれているけど、読者はこの写真でピンと来るわけです。

天皇、男の子が生まれて大喜びじゃねーか!!と。

なんだ天皇が率先して男女差別やってんのね、それじゃあ政府も忖度して委員会に抗議するわけだよね、と。

この写真をみて本当に次男夫婦はなんてことしてくれたんだ、という思いと、

「愚帝」

という言葉が浮かんださ。

この気分の悪さを皆さまにもお裾分けしたくて、英文記事の紹介でした。

皇太子ご一家ボッティチェリ展へ

2016-03-21 13:01:28 | 東宮家
皇室典範は女性差別に決まってるじゃろがーー!

と叫んで少し落ち着いたので、少し前のニュースについて。

先日皇太子ご一家が揃ってボッティチェリ展にお出ましになりました!



薄暗い美術館にぴったりな、上品なグレーのコーディネート!!

ああ、ノーブル…。

愛子さまのバッグと雅子さまのインナーが薄いローズ色でコーディネートされております。

グレーにローズって上品だなあ。私も真似しちゃうぞ!

皇太子殿下のネクタイは、ワイン色です。

愛子さまは年齢にふさわしく、チェックのスカートが可愛らしいですね。

そして見よ!この知的な眼差し!!



賢そうなお嬢さんです。

カメオのブローチがセレブ感に溢れております。

さすが!!の一言。

愛子さまが美術館鑑賞されるのはどうやら初めてのようですが、これからもどんどんお出ましになるといいなあ。

そして庶民をうならせる、今回のような「これぞ美術館ファッション!!」を見せて欲しい。

あー眼福でございました。

男系男子固執は女性差別だ3

2016-03-16 22:56:46 | 皇室
しつこくてすみません。

これまで理屈の話を書いてきたけど、今度は私の個人的な思いを書きます。

どうして、敬宮愛子さまが天皇になれないんですか。

どうして、皇室典範が改正されようとしているときに、突然生まれた傍系の男の子が、敬宮さまを差し置いて天皇にならなきゃならないんですか。

敬宮さまが女だからですか。

せっかく生まれても女は役立たずですか。

それにしてもまだ妊娠6週で、国会審議を止めるなんて、さすが男の子の力はすごいですね(棒)

そうやって競うように、ここぞとばかりに男児を産む皇室の女もすごいですね(棒)

皇太子妃雅子さまが、長い療養生活に入られたのも、女の子しか産めなかったからみんなで寄ってたかっていじめたからですよね。

皇室は特殊だって言うけれど、そういうこと、庶民にだってありますよ。

男の子を産むまでは籍を入れないとか。

男の子を産めなかったことを姑に謝ったりとか。

女の子と男の子を産んだら、舅が男の子の方ばかり可愛がったりとか。

(全部私が見聞きしたことです)

そもそも性別を決めるのは男性の側の要因なのに、産むのが女だから女のせいにされるんですよね。

女が、子どもを産んだかどうか、そして産んだら産んだで、産んだのが男かどうかで評価が変わる。

そういう、人間の根源的な、大事な大事な根本のところに、他人の評価がずかずかと入り込む。

私が子どもを産もうが産むまいが、それが男だろうが女だろうが、私のことなんだからあなたには関係ないでしょう。

そういう、すべてのことに、私はものすごくうんざりしているんですよ。

そういうことを、国民統合の象徴である天皇が、嬉々としてやるなんて。

本当に冗談じゃないよ。

こんな女性差別を温存するなら、皇室なんていらない。





男系男子固執は女性差別だ2

2016-03-16 22:33:39 | 皇室
せっかく女性差別撤廃委員会が取り上げてくれたので、さらに考えてみたいと思います。

男系男子の即位しか許さない皇室典範は女性差別か。

女性差別に決まってるじゃん。

だって世の中には男と女がいて、歴史的に差別されてきたのは女の方で、女は天皇になれないって言ってるんですよ?女性差別でなくて何なんですか?

これに対してわが日本政府は、「女性差別を目的としているわけではない」「我が国の伝統である」と反論したそうです。

だけどそもそも、「差別を目的とした差別」って一体何よ?今の社会でそんな小学生みたいな「あいつは汚い」とか言っていじめをするような単純な差別が果たして存在するのかどうか、ぱっとは思いつきません。すべての差別には、差別する側の正当化根拠が存在しているのであり、目的を違うところに置くことによって、巧妙に差別の事実を隠しているのだから。例えば「女性社員だけにお茶汲みをさせるのは女性の入れるお茶が美味しいからであって差別を目的としているのではない」とかね。何とでも言えますよ。こうして置き換えてみるとこの反論のくだらなさがよくわかるよね。

さらに言うなら、

「差別か伝統(文化)か」という議論の立て方もおかしい。

だって伝統でありさえすれば差別でなくなるということはないのだから。ある慣習があって、その内容が差別的だけれども、それでも伝統の方が重要だとして存続させていくのかどうか、ということでしょう?

だから歌舞伎とか相撲の土俵とかいう話は、女性差別的だけれども、伝統を優先したってかまわないんじゃないですか。嫌いな人は見なければいいわけですし。

では皇室はどうか。

天皇は日本国民統合の象徴だよ?

その天皇は男に限るって。

冗談じゃない、と私は思いますよ。

どうしても女性差別の伝統が大事で存続させたいのならば、憲法上の地位を与える必要はないと思います。私の関係ないところで男がエライエライってやっててください。

この話はアツくなるな。