どうしても言いたい

どうしても言いたかったのでブログ始めました。今皇室がアツい。

やっぱり男系死守派とは話が出来ない

2019-11-25 13:02:01 | 皇室
私は自ら公言するとおりクソがつくほどの左翼なわけだが

これまた自分が「右である」と公言する10年来の友人がいるんですね

で、まあ彼も面白がって私にいろいろと論争をふっかけてくるんだが、ときには彼が負けを認めたりもする。
そんなときの彼曰く、「左翼は賢いから理屈じゃ負けるんだよ…だけど俺らが大事にしてるものは理屈じゃないんだよ…」って言うんです。

私もそう言われてはじめて、世の中は理屈だけじゃ動かんよな、彼が大事にしているもの、私にはピンとこないけどそこは私も尊重すべきだよな、とまあ考えるようになったわけ。

正直彼が何を大事にしてるって言ったのかは覚えてないですが。(全然尊重してなかった)

何が言いたいかと言うと、

男系派も、そういう姿勢でいるべきじゃありません?

明らかにあっちの理屈、おかしいですから。

おかしいし、どうして男系を続けるべきなのかきいても、ただ「続いてきた」ということ以外に何一つ説明できないですから。

そこは認めた上でさ、「でも、自分は男系ということを理屈じゃなく大事と思う。男尊女卑と言われればそうかもしれない。でも続けたいと思っている」と言えば私もちょっとはへえーそうかって思って、じゃあ落とし所を考えましょうよ、敬宮様は男系だから、とりあえず天皇になってもらってあとはそこから考えよう、とか言う気持ちも起きてくるってもんですよ。

それなのにあいつらときたら!!!

「お前が女系とかいうのは女性天皇と女系の違いを理解してないからだ!」

ばっかり言ってくるわけ!

謎の上から目線で。

そんな風に言われたら一分の隙もなく全力で叩きのめしたくなるってもんですよ。

アホだバカだと罵りたくもなるってもんですよ。(なるべくやめたい)

まあ国民の13%(共同通信調べ)しかいない人たちだからその程度のクオリティなのかもしれませんがね。

でも政権がここに入ってんだから厄介だよな。













男系カルトとは議論ができない

2017-08-07 11:48:25 | 皇室
こちらのブログ、ご承知のとおりコメントを閉じているので、アンチと語り合う機会がありません。

が、ツイッターでは最近、論争が盛んです。根気よく男系信者との対話を続けていらっしゃる方々には、頭が下がる思いです。

で、その論争を見ていると。

やっぱり男系カルトとは話が出来んわ。

そういう思いが深くなります。

なんでなのかなー?と考えて思ったこと。

彼らの主張に反論するには色んな段階がありまして

1 そもそも男系じゃないじゃん双系じゃん

2 人の代は男系かも知らんけど、皇祖神女じゃん

3 男系かも知らんけど、それは近親相姦とかその時代の差別の結果でしかないじゃん

4 確かにこれまでは男系大事だったけど、これからは変えようぜ

私のスタンスはそのうちどれかと言えば、1じゃないかと思ってる。

ただですよ、これって本当のところは誰にも分からないわけよ。だってその時代に誰もいなかったし、証拠だって限られてるし、皇室が明らかに「俺ら男系でこそ価値あり。これからずっと男でつなぐぜ」なんて明示した文書なんてないわけで

もうさ、歴史学の問題でしょ?これ。そうすると、いくら男系っていっても当然異論もあるのよ。本当のところは分かんないわけだから。
どっちが正しいかなんて誰にも決められない。

そうするとですよ、

正直私は4まで譲れる。1から3ははっきりいってどっちでもいい。

今まで男系大事だったかもしらんけど、これからは女を差別するのよくないし、外国からも呆れられちゃうから時代に合わせて変えましょうよ、と言いたい。

こっちはそう言ってるのにさ、男系カルトはそこには反論しないで、またぞろ1から3の話を繰り返すわけよ。だから男系なんだー!!って。

知るかって話ですよ。こっちは未来の話してんだよ。

竹田某さんがさ、「男系で繋がないなら皇室は断絶で良い」と言ったらしいですが、この人まだ正直なだけいいと思うよ。

そんなわけで男系カルトと話すのは不毛。

ということを再確認。

悔しかったら未来の話で反論してみろや



女性天皇を支持する意見広告が新聞に掲載!

2017-07-31 22:18:55 | 皇室
久しぶりの更新になってしまいましたが

ついに、2017年7月30日と、31日。女性天皇を支持する意見広告が、東京新聞と奈良新聞に掲載されました!!

掲載紙面は、こちらで見られます。↓↓

女性天皇を支持する国民の会

私も寄付をしました。が、お金を振り込むときは、少しドキドキしました。
見返りもなくお金を出す、ということが、どんなにか心理的ハードルが高いことか。
そこを一人ひとりが乗り越えて、皆様の熱い思いが集まって今回実現したことが、本当に本当に嬉しいです。

何よりも、睡眠時間を削って、実現に奔走してくださったINDEXさまに、心からお礼を申し上げたい。

もうなんだかうれしくて、アンチ東宮の反応でさえ嬉しいぜ!!もっと騒いでほしいぜ!!!

いろんなアンチの反応を見ていると、

「素性のわからない怪しい会」「ここまでやるなら主催者の素性を明らかにするべき」

とかいう意見がぼちぼちでているようですけれども、

言っておく。

掘っても、ほんとに何も出てこないよ??

ただただ、「愛子様を応援したい」、その一点で集まった、普通の人たちの集まりなんですよ?

有名人がいるわけでもない。だから素性を明らかにする意味もない。ネット上のプロフィールで十分だ。

私たちのやっていることは、正々堂々と自分たちの主張を公にする、ということ。そして、支持を広げていくこと。

だってもともと、私たちの主張には、恥じるようなことは何もないんですから。

アンチよ、うらやましいか?悔しかったら真似してみれば?笑 まあでもそんなデマばっかりまき散らしてるようじゃ、到底真似なんかできないだろうけどね。






今後の展望

2017-05-13 14:54:52 | 皇室
天皇退位特例法案の全文が明らかになりました。

明らかになったとはいえ、また閣議決定、国会審議が残っています。
特に、野党の方に頑張っていただきたいので、メールやはがきで抗議活動を続けましょう!私もまた法案の主管である内閣官房に意見を送ろうと思います。野党の議員事務所にもアプローチしたい。

その上で、今後最悪、この法案が通ってしまったとして。

全然まだまだこれからですよ?

今回の法案は、現行法で皇位承継が男系男子に限られている以上、それに従えばこうなるよね、という法案でしかないのです。

私たちはさらに現行法を乗り越えて、直系長子承継を認める典範改正を目指しているわけなので、目標はまだまだ高いところにあるのです。

その高い目標に比べれば、秋篠宮が3倍の皇族費をもらうことなんで、誤差の範囲なわけなのです。

ざっくり今の状況をまとめると、

愛子天皇を望む声は圧倒的。国民の8割以上が愛子天皇を望んでいる。しかし安倍政権は日本会議男系男子カルトに支えられた政権なので、この政権下では典範改正は無理。タイミングを見ても、愛子様は18歳で立太子可能な年齢になるとは言え、その先大学や大学院と、勉強で忙しい。宮内庁のいうところの「承継順位第一位としてのお立場の重要性や皇太子殿下の公務を引き継ぐ必要性」というのがないと思うが仮にあるとして、それを担う人手が必要としてもまだ愛子さまが担うには早すぎる。拡大した公務を整理していくにしても、上皇が権勢をふるってる間は改革も難しい。その間、秋篠宮「皇嗣殿下」に雑務を担っていただいて、宮内庁の思う通りにしてあげて、その間に徳仁天皇陛下の治世が進み、宮内庁の改革も進み、公務も整理されてゆき、私たちは女性天皇を望む運動を盛り上げ、愛子様も学業を終え、機が熟したらばっさり皇室典範改正で愛子皇太子誕生!皇嗣職廃止!

私にはこういう未来が見えます。

秋篠宮にはせいぜい宮内庁利権に利用されつつ公務公務と頑張っていただき、つかの間の「皇嗣気分」を味わっていただきましょう。

タイミング的にもぴったりではないですか?


「皇嗣」って何さ

2017-05-13 14:08:41 | 皇室
そもそも皇嗣って何なのか。

有識者会議の報告書では、何の説明もなく、「承継順位が第一位の皇族」をいうとされています。
その解釈を前提に、秋篠宮を皇嗣として、皇嗣職やら皇嗣大夫なるものを続々と新設しようとしているわけです。

じゃあ皇嗣って本当に「承継順位が第一の皇族」を指すの?秋篠宮は皇嗣なの?

皇室典範に「皇嗣」という言葉が使われているのは4回だけ。

第三条  皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる。

第四条  天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。

第八条  皇嗣たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という。


これを見ると、「承継順位が第一位の皇族」を指す、というのもあながち間違いではないように思えます。
なぜなら、4条に「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。」とあるから。天皇が崩御したときに直ちに即位するのは、承継順位第一位の皇族ですから。

ただ、解釈としてはもう一つあって、
「皇嗣とはあくまで跡継ぎとして法的に確定した者である」とするもの。

例えば天皇の長男は、生まれた瞬間に跡継ぎであることが確定する。それよりも後により順位の高い者が誕生することはもうないから。

だけど例えば天皇の弟は、より順位の高い天皇の子が生まれる可能性がある限りは、跡継ぎとして確定しない。従って皇嗣ではない。

そう考えることも可能です。
ただし4条の解釈は苦しくなります。が、「天皇が崩じたその瞬間に、承継順位第一位の者が跡継ぎとして確定するので、その瞬間は皇嗣になり、その瞬間に即位する。」という風に無理やり解釈するのでしょう。ちょっと時系列的に無理がある気が個人的にはしますが。

ちなみに私が確認できた限りでは、専門書では「皇嗣とは承継順位が第一位の皇族をいう」と解説してありました(園部逸夫「皇室法概論-皇室制度の法理と運用」第一法規株式会社)。ただし立ち読み。皇室典範解説本としては憲法学の権威である芦部信之が出しているものもあるようなので、機会があれば確認しようと思っています。

そして本題。秋篠宮は「皇嗣」なのか?

まず前者の説「承継順位が第一位の皇族をいう」を採ると、文句なしに「皇嗣」です。

では後者の説の場合は?
現皇太子にお子様が生まれる可能性がある限りは、跡継ぎとして確定しないので、「皇嗣」には当たらない、ということになります。

ここから先は、私の個人的な考え。

皇室典範を素直に読むと、皇嗣とは「承継順位第一位の者」を指すという風に読める。だから、秋篠宮は皇嗣と考えてよいと思う。

もし仮に、後者の説をとって、現皇太子にお子様が生まれる可能性がある限りは、跡継ぎとは言えないので皇嗣ではない、と考えるとしても。

現皇太子に「お子様が生まれる可能性」をどう考えるのか?

科学も発達して生殖のメカニズムも明らかとなり、側室制度もなくなり一夫一妻、結婚したら死ぬまで添い遂げるという価値観のある現代において、「理論的には死ぬまで生殖可能」であると極端に考えるのは、私は正しいとは思えません。

皇室典範が皇統を男系男子に限っている問題はさておいて、例えば皇太子ご一家にお子様が生まれていなかった場合。個人的にどんなにイヤでも、秋篠宮が次の天皇になることはほぼ確定するわけです。次に即位することがほぼ間違いなく決まっている人を、それでもまだ次の天皇にお子様が生まれる可能性が絶対にないとは言い切れないと言い張って(たとえば精子を冷凍しておいたとか??)、いつまでも跡継ぎとは扱えない。認めない。

そんな硬直した運用に、果たして意味があるだろうか?

そんな運用は、私はかえって気持ちが悪いと思います。今度は皇太子殿下を何歳になっても生殖可能な種馬扱いするみたいで。

そういう場合には、現代人の持つ自然な感情に従って、承継順位第一位の方を、皇嗣として扱うべきではないですか。

そういうわけで、やはり秋篠宮は「皇嗣」なのではないでしょうか。あくまで、現皇室典範に従えば。それは、法律を変えない限りは仕方ないと思うよ。

ただし誤解されたくないのですが、そのことと、国民的議論なしに「皇嗣職」とかわけわからんものを作ることは、また別の問題であり、私は大反対です。


※5/14 分かりにくい箇所を修正しました。