どうしても言いたい

どうしても言いたかったのでブログ始めました。今皇室がアツい。

雅子さまの英語 3

2015-10-24 14:59:08 | 東宮家
雅子さまの英語が大したことないというインターネット上のデマに反証する試みを続けていますが

最後はアンチが「論より証拠」と言って持ち出してくるこの映像。

Youtube - 皇太子ご夫妻 ご成婚15周年記念2

5:57からほんの数秒ですが、雅子さまが英語でスピーチされています。

途中からアナウンスがかぶさるので肝心なところが聞けず、"...gives me a great pleasure to share this evening with you" の部分しか聞けないのですが、普通に綺麗な、英国風の話し方です。

これを捕まえてあるアンチ東宮サイトでは、「論より証拠。あんちょこ見ながらこの程度の英語」と言ってますけど、一体なにが「この程度」なんでしょうかねえ???これを見てどうして「この程度」と思ったのか?これだけの短い映像で、何をどう判断したのか。私にはパーフェクトに綺麗な英語に聞こえますけど?一度このアンチと会って目を見て問い詰めたいです。別の意味で怖いけどな。

あんちょこ見ながらっていったって、ほとんど見てないように私には見えますけど、アンチ東宮の人たちって、どうも見えてる世界が違うみたいなんだよなあ。もう言っても仕方ないんでしょうけど。

雅子さま近頃だいぶお元気になってこられたようですし、一度アンチを黙らせるためにも、英語でばりっとスピーチしてくださらないかしら。近頃東宮職に言いたいんだけど、今の世の中、マスコミ対策は重要です。下品だなんだとか言ってないで、もっと東宮家をいかに見せるか、プロデュースよろしくお願いします。


雅子さまの英語 2

2015-10-24 14:16:49 | 東宮家
雅子さまの英語力が大したことないという、インターネット上で広く拡散されているデマに反証する試みを続けます。

雅子さまが言ったとヘイリー・ウェステンラが言ったという(まわりくどい・・・)

"Oh, no, oh, wait, I want you to sign something for us!"

この言い回しについて、有名人にサインを頼むときの言い回しとして、Sign something は何らおかしくないことについては「雅子さまの英語 1」で述べました。

これについて反論されるとさらにアンチ東宮が主張してきたのは、

人にものを頼むときに"I want you to~"を使うなんて下品!ひどい!最悪!!帰国子女のはずなのに!皇太子妃が使う英語としてあり得ない!

ということでした。

これも反証してみましょう。

そもそも I want you to ~ というのは日常会話では非常によく使う言い回しであって、日本人が考えるほど失礼な言い回しではないです。

と、いくら私ごときが言ったところで説得力がないので、何かいい教材はないか、と探したところ、

ありました!

ダウントンアビー~華麗なる英国貴族の館~

英語の本家本元英国の、しかも貴族が使う英語ならば文句はあるまい!!

実はちょうど手元にDVDがありまして、たまたまPCに入っているシーズン3の第3話から "I want you to~"という言い回しを探してみました。海外ドラマ好きが役に立った。

約一時間のドラマの中で、使用人ではなく上流階級に属する人物がこの言い回しを使ったのは計3回。

その1。グランサム伯爵夫人が使用人ミセス・ヒューズに対し

"I don't want you to have any concerns about where you will go"

その2。グランサム伯爵夫人が執事カーソンに対し

"I don't want Lady Edith to see any of the XX food" (ネタバレになるのでXXにしてみました)

え、なになに、これは両方使用人に対して命じてるのだし、否定形だし、そもそもグランサム伯爵夫人はアメリカ人だから英語だって崩れてるかもしれないですって?(注:そんなことはない)

それじゃあこれでどうだ。

その3。サー・アンソニー・ストラランがグランサム伯爵に対し

"I want you to know that I quite understand you are against it"

ストララン氏は貴族がどうかよくわからんのだけど、サーと呼ばれてるし、上流階級であることに間違いないでしょう。その人が、伯爵という地位にある人に対してごく普通に使ってますけど?

アンチの基準からすればこれってすごく失礼なんでしょ?イギリスのテレビ局に電話して失礼よ!!あり得ない!!って騒がなくていいの?


結論。雅子さまが歌手にサインを頼もうと呼び止めた際に使ったとされる"I want you to sign something for us"は全然失礼でもなんでもありません。ばーかばーか。アンチめ、英語なんか全然わかんないくせに偉そうに雅子さま批判しやがって!!デマをまき散らすのはいい加減にやめやがれ!







雅子さまの英語 1

2015-10-24 13:15:52 | 東宮家
「雅子さま 英語」でググると、雅子さまの英語力が大したことないとするブログがたくさん出てきますが、

あれ、全部デマです。

インターネット上には雅子さまや皇太子殿下、愛子さまを貶める言説がたーくさん存在していますが、そのうちの一つが雅子さまの英語力。こういうデマを熱心に広めている人たちって、なんなんでしょうね。私が観察したところでは、1.組織的な活動 か、2.頭おかしい人が電波を受信している かのどちらかだと思います。

一体何の目的があってこんなデマを拡散しているのか。嘘も繰り返して言えば真実になるとでも思っているのか、本当に悪質です。

だいたい普通に考えて、雅子さまは米国の高校からハーバード大学に入学し、同大学を優秀な成績で卒業しています。英語できない人がそんなことできるわけがありません。外務省入省後も、交渉の場での通訳を務めるなどしており、その映像も残っています。

常識的にいって、英語できるに決まってんじゃん。しかも並大抵ではないレベルで。

それでもデマをまき散らす人というのは、そういった事実は無視して、自説に都合のいいことばかりを取り上げて拡散しようとするので、ここで一応反論を試みてみます。

まずデマブログが必ず挙げているのが、「雅子妃は署名のsignと有名人のサインautographの区別がつかない!!」というものです。

その根拠は、ニュージーランドの歌手ヘイリー・ウェステンラに、雅子さまが会った際、"Oh, no, oh wait! I want you to sign something for us!"と言ってサインをねだった、という話。これは、English Journal 2008年11月号に、ヘイリーのインタビューが載っており、その中でヘイリーが、皇太子ご夫妻と会ったときのことについて話をしている、という形で明らかになっています。

デマをまきちらしている人たちは、これを取り上げて、有名人にサインをお願いするときはsignではなくautographを使うのに、それさえ分かっていない、雅子さまの英語力は大したことない!と主張しています。

果たしてこれは本当か?

反証その1。生きた英語から学ぼう!

BBCのドラマSherlockの、シーズン2第3話にて、Kittyという名の記者がシャーロックのファンのふりしてサインをねだるシーンがあります。そこでのセリフ。

"Sign my shirt... would you?"

英語の本家本元天下のBBCですよ?autographなんて一言も言ってないじゃん! signでなーんも間違ってないじゃん! (なおこのことは以前記事にしています。)

反証その2。"sign autograph" でググってみよう!

Sherlockつながりで、ベネディクト・カンバーバッチ氏の記事が出てきました。イギリステレグラフ誌です。

"Just Sign the Autographs, Benedict!"

カンバーバッチさんは今劇場でハムレットを演じてますが、公演後待っててもサインくれないよーという記事です。これを見ると、"Sign autograph”という風に使うんですね。ふむふむ。

さらに見ていくと、

"Sign this please? Red Land players learn art of the Autograph at Little League World Series"

という記事がありました。米国ペンシルバニア州の少年野球チームがサインしたとかしないとかの話です。ここでは思いっきり"Sign this, please?" となっています。

雅子さまの"sign something for us"、全然間違ってないじゃん!!!!

この、サインとオートグラフは違うという話は、アンチ東宮のまとめサイト的なものに載っていて、そこでは英語のネイティブスピーカーであるという読者が、「雅子妃の英語は何も間違ってない。このサイトの信頼を損ねるからこれは削除すべきだ」と言う意見を投稿していました。sign something って普通に言うよ、と。そしたらそこの住人たちは、「あんたネイティブっていうけど嘘でしょ!!キーーー!!」と変な方向に攻撃を始めた挙句、冷静に反論されると、今度は、

"I want you to"という言い方が下品だ!おかしい!May I~ とかWould you please~とかを使うべき!!

と論点をずらす戦法に出ました。

長くなって疲れたので、これについてはまた次の記事で。