竹紫館剣道

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県大会(道場連盟)

2009-05-18 | 大会報告
夏の日本武道館への切符をかけて『第36回埼玉県少年剣道錬成大会』が今年も上尾市の県立武道館にて開催されました。


総監督に館長水島先生、榎本先生・山田先生・紫剣会より佐藤先輩が審判員として館生たちと共に県大会に臨んでいただきました。



小学生低学年の部には水島先生自ら監督に就いて頂き、館生たちを見守って頂きました。
【監督】
 水島 繁 先生

【選手】
 先鋒:武田 響  次鋒:松崎優輝  中堅:水島杏美  副将:沖田唯斗  大将:土田俊輔



小学生の部
【監督】
 沖田 大輔 先生

【選手】
 先鋒:水島昴平  次鋒:貫井北斗  中堅:萬徳弘美  副将:安藤 玲  大将:松下こずえ



中学生の部
【監督】
 神戸 博章 先生

【選手】
 先鋒:佐藤勝哉  次鋒:田島いずみ  中堅:富江 光  副将:花見 力  大将:松下純平



【戦況】
 まずは小学生低学年。監督に館長先生がついてくださり安心して試合に臨めます。
5人の内公式戦デビューの館生もいたり見ている方もハラハラドキドキでしたが、先鋒の響が各試合素晴らしい攻めを見せ先攻して後に繋げます。低学年各選手も高学年と一緒に休日返上で特錬に汗を流してきた成果がいたる所に表れていました。リーグ初戦4-1で勝利をおさめると、つづく2試合目も3-0での勝利!!リーグ戦をみごと突破。現時点で『ベスト10』入りです。
さらに上位を目指し対戦するは天馬少年剣友会さん。選手一丸となって戦いましたが一歩及ばずの惜敗でした。


つづいては高学年。この大会を目標に数か月前から歯を食いしばって稽古に取り組んできた高学年チーム。なかなか勝てなかった5年生時代を全員で乗り越え、身体もそしてなにより心も強くなってくれました。
道場の黒板にみんなで作った『県大会まであと ○日』の日めくりを毎日めくりながら頑張ってきました。

今日のオーダーは沖田先生渾身のオーダー。スロースターターと言われてきましたが今日は違いました。先鋒昴平が開始早々の面あり!!2本勝ちで流れを作ると後の4人も安定した試合運びで初戦を4-0で勝利。2試合目、1本先行されるも次鋒北斗が嫌な流れを断ち中堅弘美、副将玲がきっちり決めて逆転。最後は大将こずえが2本勝ちで3-1の勝利。日本武道館への切符を手に入れますが目標はもっと高いところにあります。
沖田先生が『次が正念場』の言葉通り、上がってきたのは天馬少年剣友会さん。中堅までに2勝先行され玲に勝負がかかります。みんなの期待に応え玲がやってくれました豪快に面を決め勝利。こずえの2本勝で代表戦に持ち込む算段。祈るようにみんなが見つめる中、こずえの面がお相手の面をとらえますが旗があがりません。攻めあぐむ中出小手をもらい万事休す。本当にあと一歩に涙・・・一緒に戦ってきた仲間との涙がきっと、また一回り成長させてくれるのだと思います。さぁ皆、日本武道館でリベンジだ!!


そして最後に中学生。3年生2人と2年生3人のチーム。少ない稽古時間のなか気持ちを切らさず頑張ってきた中学生。新チームになっての初戦村岡杯での大敗から一念奮起。日本武道館への道を合言葉に今日の日を迎えました。

当初より苦戦を予想してきた通り、楽には勝たせてくれません。先鋒切り込み隊長の勝哉が果敢に攻めますが旗が重い・・・無情にも時間切れ。いずみも紅一点男子に混ざり奮起しますが流れをつかめません。しかしキャプテン光がきっちり2本勝ちを決め、しっかり役目を果してくれます。副将の力も自分で決めるとの意気込みで臨みますがわずかの差が埋まりません。勝負は大将戦へともつれます。純平が凌ぐお相手に何とか2本勝ちを決め、2-2の同本数で次戦に望みをつなげます。
リーグ戦2試合目、是が非でも勝たねばなりません。選手全員熱い思いを竹刀に込め善戦しますが取って取り返されの攻防戦。副将までに1-1の同点でまたしても大将戦。まさかの1本先制され、これまでかとおもった残り30秒で反則と面の2本勝ち。辛くも2-1での勝利・・・
神戸先生も応援団も冷汗が・・・凌いでしのいで勝ち取った日本武道館への切符。第一目標は何とかクリア出来ました!!




結果、小学生低学年・高学年そして中学生とも決勝トーナメント1回戦での惜敗で、ベスト16位という成績で終わった県大会でしたが、選手それぞれとても大きなものを得る事が出来た大会だったと思います。
低学年の『前に前に、大きく早く』が各選手実践出来ておりました。高学年全員で流した大粒の悔し涙は必ずや自分たちの糧となり、更なる飛躍の原動力となってくれるでしょう。中学生にも『5人で日本武道館に向けて』と言う新たな目標が出来ました。

小学生・中学生ともに日本武道館で開催される全国大会の切符を手に入れることが出来ました。
更なる飛躍のため新たな戦いがもうすでに始まっております。
頑張っている竹紫館の館生たちへ、応援どうぞよろしくお願い申し上げます。




最後になりましたが、監督また審判員として館生たちを温かく見守って頂きました館長水島先生はじめ諸先生方本当にありがとうございました。
またコート係りに奔走していただきました保護者の皆様、大応援団の皆様方に感謝申し上げます。



(記事  5ジラ)


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