第2波の寒波襲来で今週末も悪天候・・・師走も残すところ2週間と、いよいよ慌しくなってきました。

年末年始用にclosetから取り出してきたのは、フジミ製の空母・・・いつどんな理由で購入したのか、今となっては定かではありませんが、エッチングパーツsetも揃っています。パーツ数も多く、初の迷彩空母なので、時間潰しにはもってこいのアイテムです。

早速、左右艦体を指示桁で繋いで、艦底板に接着・・・歪みや反りがないように固定しながら、少しずつ流し込み接着剤で接着・・・さらに要所を瞬間接着剤で接着強度を上げています。

ここで困ったのが艦体の塗装、指定の迷彩色は、外舷22号と暗緑色ですが、いずれも手持ちがなく、外舷色の手配も困難だったので、色んな塗料で塗装色を試してみました。写真左からキットパーツにフラットクリア、MSグリーン、フィールドグレー、MSディープグリーン、暗緑色2です。

散々悩んだ挙句、MSグリーンとフィールドグレーで塗装することに・・・艦底色を塗装して、1㎜幅をマスキング・・・迷彩部分にフィールドグレーを塗装し、貨物船を模した形にマスキングを施しました。色合い的には、MSグリーンが明るく緑が足りないのでどうだかなという気分ですが、完成後係留されたままだった空母なので、ここは一先ず史実を置いておいてオリジナル塗装と割り切って製作を続けます。

艦体の塗装を終えて、マスキングテープを剥がしたところ・・・色合いの違和感はともかく、吹込みもなくて一安心しました。

甲板の迷彩塗装は複雑なので、付属のデカールを利用・・・甲板全体をラバーブラックで塗装し、デカール通りにカットしたマスキングテープを甲板に貼り付けていきます(デカールには予めクリアを吹いて、マスキングテープで剥がれないようにしてみました)。

いつもの教本を参考に、後部EVを下げた状態にして、格納庫の一部を再現しようとも思いましたが、いつもこのパターンなので、今回はEVは上げた状態で固定することにしました。キットのEVパーツをストレートに組むと若干甲板より高くなってしまうので、エッチングパーツの使用も想定して支持台とEVを削って高さを合わせています。

ラバーブラック⇒MSグリーンを塗装後、マスキングして後はフィールドグレーを塗装すると、甲板の塗装は終了。

甲板のマスキングを外した状態・・・ラインのズレ修正やリタッチは必要ですが、そこそこ思い通りに塗装出来ました。EV上面はエッチングパーツを使用するので、メタルプライマーを塗り十分乾燥後、粘着力を落としたマスキングテープ(何回か机上に貼って剥がしたものです)を使って、無事塗装を終えました。取敢えず艦体と甲板の大枠は製作しましたが、このキットは細かなパーツが多いので完成まで相当な時間が掛かりそうです・・・特シリーズは上級者向けなんですかね・・・個人的にはモールドがしっかりしていてパーツ数も少なめ、個人の好みでディテールアップ出来るタミヤやアオシマの方がしっくりきますね。