千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

栄発動機の咆哮⑤

2020-01-26 | 32タミヤ零戦52型

 菜種梅雨の様なお天気・・・塗装に適する条件ではありませんが、何とか作業しています。

 今週の作業は塗装後の機体への墨入れから・・・1/32classともなるとリベットも加わるので結構な作業量です。

 一晩乾燥させた後、溶剤を含ませた綿棒でclean up、機体下面はいい感じですが、上面は機体色が暗緑色なので墨入れ作業に時間を掛けた割にはほとんど目立ちません。

 墨入れ乾燥の間にエンジン架や補機類、操縦席の小物を塗装しておきました。

 墨入れ⇒拭き取り後の機体にデカールを貼り、デカール保護を兼ねてクリアスプレーを吹いて表面を整えました。今回は主翼前縁の識別ラインもデカールを利用しましたが、塗装で仕上げる方がより丁寧な作業なんでしょうね。

 エンジン架や操縦席小物も取付けて、後は題名の栄発動機を搭載する所まで漕ぎつけました。

 キット付属のシートベルトに代えて、ファインモールド製のシートベルトを利用・・・出来は最高ですが、1/32でもサイズが小さくて塗装に難儀しました。

 何とかシートベルトを塗分けて、座席に取付け。さらに照準器も設置されました。

 このキットには塗装済みの風防と塗装用マスキングシート付き無塗装の風防が付属していますが、老眼の爺は迷いなく塗装済みのパーツを利用することにしました。この辺りの新設設計、タミヤさんに感謝です。

 展示台表面に貼るシートは、木甲板色/マホガニー/陸自茶色で重ね吹き塗装・・・エンジン音の響きに影響するかもしれないと懸念しつつも見てくれ重視で塗装しました。仕上げで草を少々生やせばいいアクセントになるのでは・・・と。

 今週の製作を終えた現在の状態です。ピトー菅や20㎜機銃銃身、着艦フックも取り付けたので、機体側の作業は翼端灯類のクリアパーツ取付けのみ・・・クリア系の塗料を購入しないと作業出来ないので来週にでも。そしていよいよ栄発動機の製作が待ってます。

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栄発動機の咆哮④

2020-01-19 | 32タミヤ零戦52型

 1/32零52型の製作は、順調に続いてます。

 主翼上下を接着、翼端灯用のコネクターを胴体操縦席裏部のコネクターに接続するよう、主翼内を這わせました。

 操縦席側面に光ファイバーを導くと同時に、エンジン駆動用のコネクターを操縦席床面下からエンジン部へ這わせ、操縦席床面をアルミテープで遮光・・・全てが計算され、きっちり収まります。

 主翼のフラップやエルロンも、シャフトとヒンジの組合せで可動することが出来ます。

主翼部のコネクターを胴体の基盤に接続・・・この後胴体と主翼を接合すると手を入れる事が出来なくなるので慎重に接続・・・動作確認を忘れて主翼と胴体を接着したので、やや不安が残りますが、後の祭りですね。

 動作確認を置き去りにしたまま、接合後塗装に向けてマスキング作業を開始。このキット、パーツの合いも良いので、先に塗装した後、リモネン系接着剤で気長に組み立てる方が楽だったかなと思いつつ、コツコツとマスキングしました。

 下面に明灰白色、上面に暗緑色を缶スプレーで塗装。今日は幸いお天気も良かったので、少し時間は掛かりましたが、塗装は終了・・・一部の吹込みや塗り零しは筆で修正していきます。

 主脚は、スプリングやブレーキパイプも付属しているのでそのままでも精巧な主脚が出来上がります。説明書では、台座固に固定するためのナットを組み込んだプラ製タイヤパーツを使用することになっていますが、スケールモデル用に同梱されているゴム製タイヤの質感が感じ良かったので、ゴム製パーツを使用し、台座への固定は真鍮線で行うことにしました。

 主脚の完成状態です。実物は写真よりリアルで存在感があります。

 今週はここまで・・・機銃口カバーの塗分けや、エンジン架/栄発動機の製作は来週以降に。

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2020徒然雑記

2020-01-19 | 日常の情景より

 新年が明けて2週間が経過、ようやく普段の日々が戻って来つつあります。

 新年の頂き物があるので日々のcoffe breakもちょっと贅沢に・・・

 慌しい新年でしたが、読書も怠りなく・・・陽炎の辻の番外編。

 

 主役はこちら・・・澪つくし全10巻+特別巻です。テンポ良くドラマチックにストーリーが展開するので読みやすくて、ほろりとする場面もありで久し振りに読書を堪能しました。大人買い出来る今、幸せな時間をお手頃に過ごせます。

 今年から少し食事面も改善せねば・・・と云う事でグラノーラを食べ始めました。最近は色んな味のものが多数出回っているので、自分に合った物が選べて便利・・・昔はケロッグのコーンフレークだけでしたが。

 週末に立寄った書店で見つけたディアゴスティーニのサンダーバード秘密基地の新シリーズ・・・初刊は¥500台なので、どんなものかと迷わず購入。

 吸気口部分や垂直尾翼上部、排気口部分、ミサイル格納筒、操縦席床面に色注しをして、少し小綺麗にしてみました。透明パーツのクリア度合いが劣るようですが全長70㎜のモデルにしてはそこそこの出来栄えのように感じます。

 TB2号のコンテナは、筒状の車輪で転がることが可能・・・素組みでは素っ気ないので余分な柱を取り除き、床面とコンテナ扉床面にエッチングパーツを貼り付けてドレスアップしてみました。

 最後に墨入れしたものの、凹線がやや太いのでこのスケールに合うように溶剤+綿棒でしっかり拭き取って細い墨入れ線に整えました。

 初刊に付属しているTB2号格納庫壁やTB1号が発進するプールも何とか我慢出来る程度のモールドなのでそこそこ期待は出来そうです。1970年前後に発売されたイマイ製秘密基地のプラモデルは、垂涎の的だったので食指が動きますが、全110巻で総額¥200000を超えるとなると迷いますね・・・サイズも700×550㎜となると置き場所の問題もありそうです。

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栄発動機の咆哮③

2020-01-18 | 32タミヤ零戦52型

 タミヤ製品のならではの作り易さもあって、そう時間も掛けずに製作が進みます。

 水平尾翼に取付ける昇降舵は、シャフトとエッチング製のヒンジからなる実機同様の仕様なのでワクワクします。

 垂直尾翼と方向舵も、同じように組上げました。もちろん可動します。胴体との接続部も全く隙間や段差がないので、することがありません。

 主翼部分は上下面とも機体内部色とアルミシルバーで塗分け・・・航空機モデルでここまで本格的に塗分けたのは初めてです。

 主翼上面にはLEDユニットと光ファイバーを説明書指示に従って設置しました。

 主脚扉もヒンジ含め実機と同様の構造なんでしょうか・・・ともかくタミヤさんの拘りを感じます。

 主脚扉と翼内20㎜機銃を取付け。構造リブや燃料タンク機銃弾帯などがあればもっとワクワクするだろうと思いつつも最低限のパーツ構成でここまで組み上がるのもまた設計の妙。

 主脚格納部に降着装置機構(バネ部分)を取付け、主翼下面に接着・・・感じいいですね。

 各ヒンジを連結すると、なるほどこういう機構で主脚扉が閉じるのかと納得させられます。こうした発見が出来るのもタミヤの1/32クラスならではの楽しみです。

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栄発動機の咆哮②

2020-01-13 | 32タミヤ零戦52型

 今日も快晴、News等で連日報道されているように暖冬・・・心なしか陽射しも気温も暖かいようで、成人式には何より。

 操縦席側面に光ファイバー用リード線を計器類の中に組み込みつつ、各種計器を取り付けていきます。各種計器を一つずつ取付けていくこのキット、手間は掛かりますが、実機を製造しているような気分になる点もタミヤさんの狙いでしょうか。

 各種計器やレバー、ボタンを塗分けながら、左右胴体側面部が完成。計器盤はクリアパーツの裏にデカールを貼って表現できる簡単な仕様。

 操縦席床面にも主導ポンプや操縦桿/操縦索を取付け、各種部品を塗分けました。

 計器盤と操縦席床面、左右胴体側面計器類を取付けて、操縦席周りが完成しました。1/32だけあって流石に細かな仕様の操縦席になりますね。

 7.7㎜機銃は、いい作りなのですが、モールドがやや浅いので、冷却用の銃身穴をピンバイスで深堀りし直しました。薬莢入れ、エンジン部隔壁とともに機銃を取付けて、操縦席がいい感じにまとまりました。

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栄発動機の咆哮①

2020-01-12 | 32タミヤ零戦52型

 業務再開なれど正月気分は抜けず、製作は順調なのに仕事は低空飛行・・・どこかで切り替えねば。

 2020年第2弾は、大物1/32航空機・・・真打ちとして大事に取っておいてたのですが、何せ嵩張る代物なので片付けるため、製作に着手。箱サイズは、610×410㎜もあります。

 箱の中は、サウンド用パーツと展示台が半分以上を占めていますが、機体パーツ自体は、これだけ?と思う程、簡素です。

 まずは、胴体内部の塗装。尾輪部は青竹色の色指定ですが、あまり好きな色じゃないので、機体内部色で塗装・・・こんな機体もあったとどこかの本で読んだような・・・不確かな記憶です。

 早速、尾灯と操縦席電飾用のLEDパーツの取付け。流石タミヤだけあって、コネクター付/LED部一体配線済の新設設計、その他にもアルミテープ/サンドペーパーなども付属していて、タミヤ標準の組み立て易さ設計に感動します。

 LEDユニットを胴体側面に固定、アルミテープで遮光して光ファイバーの一端を尾灯へ、残り2本を操縦席へと導き、仮固定しました。

 左右胴体を接着して、合わせ目を段差/隙間できないようにサンドペーパーで整形・・・もっとも軽くサンドペーパー掛けをする程度で仕上がるタミヤの精度・・・いつもながら驚かされます。操縦席後部にはコネクター基板をネジ止め・・・ここに全ての配線が結集するんですね。

 次に操縦席の組立てに入ります。計器盤や側面部、装備品の酸素瓶などをチマチマと塗装。

 操縦席床面と座席支持部、後部隔壁、酸素瓶を取り付けた状態です。肉抜き穴も空いているのでそのままストレート組みでも充分な仕上がりになります。

 座席シートベルトもシールとエッチングパーツで製作するように指定されていますが、流石にこのシールはおもちゃ然としているので、別売のシートベルトパーツを購入して後で設置することにしました。

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RNの海賊⑥

2020-01-11 | 72航空機

 チビ達が帰省して滞在、帰った後に必ず鼻風邪を頂く爺です。発熱しないものの空咳に悩まされていますが、快晴のお天気に励まされて製作。

 2020年1作目、お正月に組立ては完了していましたが、難関のデカール貼り。一昔前は、国籍マークに部隊マーク、機体番号程度でしたが、最近のキットは、これでもかという数の細かな注意書きデカールがあります。

 作業途中、写真を撮ることも忘れて没頭した結果、半日強かけてようやく貼り終えました。

 完成した機体3態・・・水色の部隊/期待番号が映えてます。折畳み状態でないと翼下面が見えないので、今回はこれで精巧でした。

 空母甲板を模した展示台に置いて記念撮影・・・作業車両やフィギュアの製作、追加はまたの機会にして今回は終了です。今後、少しずつ必要な追加製作分のパーツやキットを揃えていくことにします。

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RNの海賊⑤

2020-01-05 | 72航空機

 三が日も明けて業務再開なれど、製作三昧が名残惜しくてさらに数日の休みが欲しい爺です。

 写真上段が昨晩寝る前の状態、今朝早くから墨入れ部分を溶剤を浸み込ませた綿棒でなぞって余分な塗料を拭き取りました。機体色が暗いので墨入れの効果は今一ですが、自己満足。さらに主翼と水平尾翼前縁をシルバーで塗装・・・製作初期にやっておかなかったためにマスキングに一苦労しました。

 主翼に増槽と爆弾倉に爆弾を懸架、脚収納部の扉も取り付けました。

 折畳んだ外翼も前縁含め塗装し、墨入れも行いました。

 外翼を取付けるとこんな感じになります・・・意外とコンパクトなのとスマートな機体にびっくりです。

 最後の難関、キャノピー枠の塗装。木甲板色と機体色の2色なのでマスキングに苦労しました。また前面にはワイパーらしきものも付いてるのでさらに難度を上げています。

 キャノピーを取付けてほぼ完成の状態。あと胴体下面のライト類と外翼ロケットランチャー、ピトー菅の取付けが残っていますが、先にデカールを貼り付けてからの取付けになります。機体後部のお尻もいい感じです。

 フィギュアを立たせて記念撮影。デカール類は結構細かいものも多数ありますので、チマチマと数回に分けて平日の夜に作業することにします。何とか形になったので達成感を味わったお正月休みでした。

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RNの海賊④

2020-01-04 | 72航空機

 お正月気分の2日目、1週間分のお買い物を済ませた後は、食べる事以外は製作三昧。

 まずは降着装置の製作から・・・独特な主脚もまたイギリスらしい形状、余程の荒れ地であっても離発着出来そうな頑丈な作り・・・それにしてもイギリス機には、一風変わった降着装置が多いようです。

 前脚/主脚とも機体にしっかりと固定。不安だった主脚の角度もしっかりと決まります。

 心配だった3点姿勢、機首部の錘は何とか許容出来るだけの重量だったようです。

 機体尾部に着艦フックを取付けて、エアーブレーキを開いた状態で取付けるためのパーツも設置。

 着艦時のみ開いているエアーブレーキ、説明書には駐機中は閉状態で組み立てるよう指示がありますが、この機体の一番の見所でもあるので、個人的な好みから開状態で組み立てています。

 エアーブレーキを開状態で機体に取付け、少し機体尾部のスマートさが損なわれますが、この機体ならではなのでそこは妥協することに。

 機体各パーツの塗装乾燥を待つ間に、搭載兵装品なども組立て、塗装しました。増槽、ロケットランチャーに爆弾です・・・爆弾は主翼に懸架する予定はないのですが、爆弾倉内に懸架するため製作しました。

 今日の製作はここまで・・・進んだような、まだ先が長いような・・・

 主翼前縁のシルバー塗装前ですが、時間の掛かる墨入れを済ませておきました。明日まで十分乾燥させてから、余分な分を拭き取り、その後シルバーを吹き付ける積りです。

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RNの海賊③

2020-01-03 | 72航空機

 ようやくゆっくり出来た1日、風邪気味で少々怠いものの、箱根駅伝と製作を堪能。

 今日は機体のマスキング三昧、機体は単色塗装なので面倒はないと云うものの、ダクト周りや脚収納部、翼折畳み部、コックピットに爆弾倉など結構手間が掛かりました。

 機首部を塗分けしながら、エアインテーク周りの塗分けに時間が掛かりました。塗色は代用類似色のジャーマングレー、胴体下面を白で塗装したくなる誘惑を抑えて、説明図通りに塗装しました。

 胴体下面の状況、脚収納部やエアインテーク周りの塗り残しや爆弾倉への塗料の吹込みなどをタッチアップで修正とオーバースプレーを繰り返し。

 エアインテーク、翼折畳み部の状況、明日は端部と外翼を取付ければ、一挙に飛行機らしくなりそうです。

 明日の備えて、エアブレーキ部品、ロケットランチャー、増槽なども塗装を終えました。単色塗装なので塗装は洛ですが、墨入れの効果はあまりなさそうです。

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