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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

タミヤのBf109G②

2025-06-09 | 72航空機

 いよいよ梅雨本番、塗装ブースのおかげで塗装も何とか続けられそうですが、最近は雨の降り方が尋常じゃないのでほどほどに降っての梅雨明けを期待するばかり・・・

 製作の方は、スポット迷彩の修正を終えてデカール貼りへ。次回は型紙を使った塗装にチャレンジしてみようかと・・・1/72では機体が小さいのでその方がいいような気がしています。ともかくも試行錯誤で実戦を重ねるのみ。

 主脚も角度がピタッと決まるように機体下面外板で抑え込むようになっているので、左右の角度が違っているなんて初歩的なミスも起こらないような設計になっています・・・これも感動ものの設計でした。

 スピナーの渦巻き模様もデカールなので難なく決まります。誰が作ってもきっちり出来るというキット・・・プラモの基本かも知れませんが、簡単に出来るものではないとあらためてタミヤの技術に敬服しました・・・どこにも手を加える所がなくて、多少物足りなさが残るのは、贅沢の極みなんでしょうね。

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タミヤのBf109G①

2025-06-05 | 72航空機

 MLBのBS中継を見出すと普段のプロ野球中継が煩く感じて最近は敬遠気味・・・鳴り物が耳障りで野球を静かに楽しむMLBに傾倒してしまっています。

 製作は空物へ・・・昨年末駒川模型店で買ったタミヤの飛燕の出来が良かったので、同じ頃に発売されたBf109Gを購入。日頃はRAF機が多いので、ドイツの機体は高校生時代のBf110以来かもしれません。

 早速コックピットの組立てと塗装・・・パーツ数も多く、モールドもシャープで1/72とは思えない出来。Bf109自体が小さな機体なのでコックピットも狭くて小さく、追加工作の余地もありません。シートベルトもデカールで表現されていて、立体感には欠けますが、1/72では許容レベル。

 コックピット部の胴体側面にも細かな計器やレバー類がパーツ化されていて妙に感動します。やはりこの時代のタミヤのキットは一昔前のキットとは一線を画しているようです。

 胴体左右や胴体と主翼の貼り合わせも全く隙間なく気持ちいいほどピタリと収まります・・・これは作つた人にしか味わえない瞬間かと・・・増槽や増槽取り付け部の出来も秀逸で脚カバーとともにライトブルーで塗装。

 機体の方は黄色部を塗装した後、下面をライトブルーで上面を迷彩で塗分けている最中ですが、手持ちのエアブラシが細吹きtypeじゃないので、スポットの塗装に手間取っています。元よりスポットの塗装自体、2回目なので全くの初心者に近いので、各色を何回も吹き直して修正中・・・何とかなればいいのですが・・・

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チェコの練習機③

2025-03-31 | 72航空機

 寒の戻りで朝晩冷え込んで昼間も薄ら寒い日々ですが、桜は満開・・・ホント調子が狂います。MLBが始まってようやく午前中はTVのスイッチが入りました。オフシーズンはNHKニュースと博士ちゃん、ぽつんと一軒家、所さん以外はスイッチOFFでしたから少し賑やかになりました。最近はほとんどTverが我が家のTV代わり・・・TVはいつしか配信系に取って代わられそうです。

 2025の桜はホントあっという間に満開近くまで咲き進みました。大和郡山城の枝垂れも満開です。

 練習機の方は塗装とマーキングに迷いつつも、1色目にライトグレー+フラットホワイトで全面を塗装しました。

 さらにMSライトブルーとティターンズブルー+ブルーで塗分け・・・参考にしたのはカナダ空軍のF‐18ホーネット記念塗装機です。

 さらに主脚とフラップをつけて脚周りの完成・・・主脚や主脚扉用のアクチュエーターも別パーツで揃っていて、エアインテークダクトもちらりと見える1/72では見たこともないような豪勢な造りになっています。

 細かな各種アンテナを取付け、エアブレーキは裏にちゃんとモールドがありアクチュエーターも付いていたので、開状態で固定しました。前脚を取り付けて3点姿勢をとってみると、案の定機首部の錘が不足していて尻餅を着くので、仕方なく0.3㎜の真鍮線を黒く塗ってつっかえ棒にしています。

 写真左側はキット付属のデカール・・・地味です。右側のF‐104のカナダ空軍デカールがまるごと余っていたので、今回はこれを使用することにして、塗装をF‐18ホーネット記念塗装機仕様にした次第です。全くのでっち上げ機になりますが、こんな遊びもご愛敬と云う事で・・・

 適当にデカールを貼って、フラットクリアで保護し、キャノピーを開状態で固定・・・後席はスライド式で前席は横開きなので見た目も新鮮です。今回は小さくて地味な機体ながら、キットがしっかりしていたので十二分に楽しめました。

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チェコの練習機②

2025-03-28 | 72航空機

 驚いたことに昨日一日の間に桜が開花、あっという間に2~3分咲きまで咲き進みました。今朝起きて見てみるとはや5分咲き・・・こんな事は初めて・・・寒暖差があったとは言え、積算温度で桜が開花するのは理屈では分かっているとは言え、ついていけません。

 練習機の方は、シートとコックピットを組み立てて塗装、コックピットの計器盤は適当なデカールで誤魔化しましたが、モールドの凹凸もクリアなので塗装してもいい仕上がりになりそうです。

 コックピットを機首に組み込み左右胴体で挟み込んで仮組み・・・パーツの合いはいいようで前席と後席の間にあるバーも含めてピタリと決まります。機首部の余剰スペースがほとんど無くて、錘を仕込む余地がありません・・・一応仕込んではおきましたが、いざとなれば機尾を真鍮線でつっかえ棒してやります。

 胴体部には機種に前脚格納庫と機尾にエンジンノズルを組み込む設計。コックピット後部にはエアインテークから続くダクトもあり、1/72なのに胴体部に隙間がないキットです。

 主翼と主脚収納庫も秀逸の出来・・・エアインテークからのダクトに脚収納庫も別パーツで仕上げる仕様、さらにフラップのヒンジはエッチングという構成。しかもエッチングは一体で張り付けるので一枚一枚張り付ける手間や歪みもなく、ピタリと決まります。作れば作るほど新しい発見のあるキットです。次はいよいよ塗装へ・・・

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チェコの練習機①

2025-03-26 | 72航空機

 今日病院付き添いで乗った電車には軽く冷房が入っていてびっくりです。少し着込むと日中は暑いほどなので心地よかったですが、どことなく不思議な感覚でした。身体も心もまだ天候に順応しきれていないようです。

 今回はチェコのジェット練習機、¥2000以下でとにかく安かったので買ってみました。メーカーは中国のAMK、あまり聞き慣れないメーカーですが、写真で見る限りモールドも繊細そうだったので購入した次第です。

 箱を開けてみるとモールドは繊細で、しかもエッチングパーツまで付いています。脚収納庫のモールドなどは垂涎もの・・・1/72でこの値段でいいのかと感激しました。このメーカーの他のキットも調べてみる必要がありそうです。

 ただ難点と言えば、チェコ製の旧東側で広く使われていた機体ゆえにマーキングが全て地味です。唯一ウクライナ軍のマーキングが見映えがすると言えばするのですが、尾翼のデカールが気にいらずにいます・・・さてどうするか、考える前に機体の組立てを進めます。

 1/72では十分合格点レベルのコックピットと機首部のモールド、計器盤も細かくコックピットの内張りや前脚収納庫のモールドもしっかりしていて、作るのが勿体ないくらいです。機首部を仮組みするとこんな感じ・・・凄いでしょ。

 座席シートを構成するパーツも多くて繊細、一部ピンバイスで肉抜きしましたが、ほぼ素組みでも十分なディテールだと思います。久し振りに作り進めるのがワクワクするキットに巡り合った気分になりました。

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和製液冷機②

2025-02-12 | 72航空機

 いつの間にか、ガンプラも抽選販売・・・時折行く量販店での大混雑や海外の人の多さと購買状況を見ると仕方ないのかなと思ってしまいますが、もはやポケカ並み・・・転売や高額販売する輩も多いんでしょうね。到底模型を楽しむ雰囲気を纏っていない人達も見かけますので・・・世知辛いと言うか、節操がないと言うのか・・・

 さてキ-61の方は塗装へ・・・復元された実機を神戸で見て銀塗装もいいなと思ったのですが、色んな作例を見ると圧倒的に銀塗装や迷彩が多いので、へそ曲がりな性格が頭をもたげて今回は濃緑色に防空隊特有の白帯仕様に・・・もうこの段階で実機からかけ離れて架空機の世界へ。陸攻製作時に余っていた暗緑色にディープグリーンを少しずつ足して塗装しましたが、写真ではまだ海軍機っぽいですね。

 機体の塗装が乾くまでの時間を利用して主脚の製作・・・目立たないけどブレーキパイプも這わせておきました。

 下面は銀塗装、主脚と尾輪を機体に固定・・・角度もぴたっと決まるし、脚扉の開閉機構も再現されていて言う事なしです。脚間距離を大きくとって離着陸時の安定性を確保した設計に土井さんの妙技が垣間見えます。

 適当なデカールを貼って、キ-61の完成・・・主翼ライトの透明パーツやキャノピーもピタリと嵌るし、どこをとっても気分よく製作出来るキットでした。模型店であれこれ見ながら、その時気になった一つを選ぶという出逢いの成せる技も捨てたもんじゃありませんね。

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和製液冷機①

2025-02-10 | 72航空機

 久し振りの艦船モデル製作で少々集中力を消費したので、気分転換に航空機モデルの製作でもしようかと物色して、残り少ない在庫から引っ張り出してきました。

 昨年末にチビⅠの乗り鉄につきあって長女の旦那の実家まで送っていった帰りに大阪市内の模型店に立ち寄った際、昔ながらの模型店の雰囲気を堪能し、手ぶらで帰るのも申し訳ないと購入した一品です。タミヤのシリーズの中でも最近のキットなので出来はいい筈・・・

 操縦席周りを作り始めて驚きました。細かなレバー類がてんこ盛りなので塗装と取付けに四苦八苦・・・特に冷却器開閉レバーもがちゃんとキット化されているのには、タミヤの拘りを感じます。

 地味な陸軍機内部色に多少の違和感も覚えつつも操縦席を胴体に組込み・・・ちょうどエンジンカバーの上部が別パーツになっているので、デカールが褪色して廃棄したスピット機から外して保管していたエンジンを嵌め込んで遊んでます。

 操縦席を挟み込んで、胴体を接着しましたが、寸分の狂いや隙間もなく接着出来ます。主翼も同様、胴体との間に段差や気になる隙間もなく、上反角も見事に決まるのであらためてタミヤの技術力に脱帽しました。遊びの積りが殊の外マリーンエンジンの収まりもいいので、そのまま取り付けることに・・・エンジンを倒立にしてエンジン架も薄く削って胴体内に収めました・・・元よりエンジンカバーを付けると見えなくなるので・・・

 液冷機の命である冷却機のモールドがやや浅かったので、エッチングのメッシュを貼付けましたが、塗装してカバーを付けると見えなくなるので、無駄な工作だったようです。この冷却機も胴体パーツに側面が一体化されているので妙な段差が出来ることもありませんでした。こうしたパーツ割もタミヤの拘りなんでしょうね。行きがけの駄賃で購入したようなキットですが、作っていて楽しくて一期一会のご縁を感じます。

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陸攻再来⑤

2024-12-31 | 72航空機

 年越し蕎麦を食べ終えて昼過ぎに長女夫婦ろチビ達は、旦那の実家へ移動。片付けとやり残した掃除を終えて2024最後の製作を開始。TVのニュースと紅白を聞きながら、今まで製作に没頭してました。

 小物の中でもメインは尾部と機体上部銃手の設置、尾部銃座はモデル用鋸で慎重にカットして解放銃座に、機体上部銃座には、銃座天蓋と干渉しないように、銃手の足を少々削ったり、立ち位置を調整して設置しました。

 ほぼ完成した機体は、車輪を通したリード線を電源box内に引き込み、車輪を木工ボンドで固定・・・それだけでは接着面積が小さくて強度的に不安なので、車輪止めをでっちあげて接着面を増やして補強しておきました。さらにアンテナ類を取り付けて塗装。あとアンテナ線や塗装剥がれ、排気煙汚れなどすることはありますが、それはまた時間のある時にでも・・・

 電源を入れると場違いな栄発動機の音源ながら、回転数と音が変化していく様はダイナミックで躍動的です。1/32零戦は置くだけではみだしていましたが、これだと周囲に機付き整備員を配置したり、ちょっとしたジオラマ仕立てにすることも可能なので、今後の楽しみも広がります。

 さて解体の憂き目を見た零戦の方は、エンジン部と操縦席部分を残して置いたので、展示物風にアレンジ・・・展示台をプラ板で製作し、外したエンジンカウリングやスピナー共々飾っておくことに・・・

 折角製作したものなので、記念にこんな形でも手元に置いておきます。1/32航空機は零戦といい、モスキートといい、ことごとく展示物やレストアジオラマに姿を変えてしまいました・・・やはり大きくて持て余すんですよね・・・製作するのは楽しくて達成感もあるのですが・・・それでは皆様、良いお年をお迎えください。

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陸攻再来④

2024-12-31 | 72航空機

 昨日はチビ3人と長女夫婦とともに、ファミレスのガストへ・・・大きくなってきたので、自前料理ではとてもその食欲を満たせません。身体も大きくなり、リビングテーブルも手狭になってきたので、今年から2日目の夕食は外食に切り替えました。総勢7人で1万円、手間とレパートリーを考えればコスパも抜群、なによりもチビⅢは自動配膳ロボットに興味津々でした。

 あれこれ考えた挙句、以前製作した1/32零戦52型のサウンド電源を利用することにしました。これならプロペラも回せて翼端灯も照らせ、栄発動機ではありますがエンジン音も鳴らせます。慎重に機体を分解して取り除き、機体内の分電パーツは、box内に収納する配置に変更。

 早速製作中の1/72陸攻を置いてみましたが、サイズ的にも程良い感じです。

 塗装に備えて透明プラパーツのマスキングを開始・・・同梱のマスキングシートは便利な代物ですが、このキット専用ではないようで微妙に合わない部分があるので、そこは細切りマスキングテープで補足・・・貼り方が悪いだけかもしれませんが・・・

 チビ達が来る日の午前中に塗装も済ませました。機体下面はシルバーリーフ、敵味方識別帯は白の上にレモンイエローでやや黄色っぽく塗装。機体上面は暗緑色にディープグリーンを混色したものを吹いています。エンジン隔壁は、マイクロモーターの出っ張りを収めるために開口・・・さすがに1/72ではエンジンカウリング内に収めることは出来ません。

 マイクロモーターからの配線は、脚柱に添わせて主輪側部より底部に抜ける形にして、一見ブレーキパイプに見えるようにしてあります。断線しないように通すだけでも一苦労・・・何回か挑戦しての結果です。

 主脚と尾輪を機体に取り付けたところで、機体にデカールを貼り付け・・・さほど数がないのであっという間に終わります。

 仮配線を施して、プロペラの回転テスト・・・この電源baseは単2×4本使用の代物なので、念のためマイクロモーターを並列につないでいますが、何とか過負荷もなく回ってくれました。後は本格配線と小物類の取付けが残っていますが、それはチビ達が帰った後、大晦日午後のことになりそうです。

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陸攻再来③

2024-12-30 | 72航空機

 チビ達が来ててんやわんや・・・唐揚げ3packもあっという間、揚げるのにあれだけ時間が掛かったのに。そんな中でも早朝1時間程は製作の時間が取れそうです。

 一昨日の製作の続きです。塗装した操縦席と床面、隔壁を微調整しながら、機体に組み込み・・・操縦席には机と椅子類も製作。

 左右胴体を貼り合わせる前に、搭乗員達も配置・・・ここで問題発生、操縦員達の座席を加工したせいで搭乗員を座らせるとキャノピーが浮いてしまいます。座席底面と搭乗員のお尻と足を慎重に削って、ようやく収まるようになりました。加工製作しているとこんなことは多々あります。

 エンジン部のレジンパーツも限界まで背面を削り、塗装。レジンパーツは脆くて欠けやすいので、サンドペーパーでひたすら地道に削るのが正解です。

 エンジンとプロペラを仮組みしたところ、ペラとエンジンカウリングが多少干渉することが判明・・・レジン製のエンジン外周を少し削って、前に出してようやく干渉が回避できました。

 径6㎜のマイクロモーターをエンジンに組み込み・・・レジンパーツに径6㎜の穴を開ける作業は冷や汗もの、小さな穴を徐々に径の大きなピンバイスと金属丸やすりで広げていきました。さて電源はどこから取るか、小さな1/72機体ではそれが最大の課題です。

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