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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

最後の大和⑤

2025-08-25 | 700艦船大戦艦

 チビ達は夏休みの宿題は終わったかなと思いつつ、気がつけばもうすぐ9月です・・・でも続暑継続、幸いにゲリラ豪雨には遭遇していませんが、これからの夏のスタンダードかと思えば少々憂鬱になります。

 各部のエッチングパーツ取付けと並行して、高角砲へもエッチング製の手摺りを取付け。

 塗装の終わった艦橋を艦央部に設置。高角砲は適当に墨入れしてアクセントをつけておきました。

 さらに艦橋上部を積み上げて測距儀と方位盤、ループアンテナまで製作すると艦橋の完成・・・竣工時なので簪のようなレーダーもなく、シンプルな艦橋頂部がお気に入りです。塗装図では頂部も軍艦色ですが、ここでは白塗装に・・・一方、連装機銃が設置される甲板や信号旗甲板は、塗装図通り色差しをしています。

 細かなエッチングパーツを散々苦労して取り付けましたが、軍艦色で塗装するとほとんど目立ちません。過去にWLシリーズで発売されたタミヤの大和、フジミの大和を作りましたが、ピット版大和も作り甲斐のあるキットです。ただ作っていて気持ちの高ぶりが一番大きかったのはタミヤのWL大和ですね・・・時代が時代なだけにエポックメーキングな一品でした。

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最後の大和④

2025-08-21 | 700艦船大戦艦

 残暑ならぬ続暑、面白い俗語ですが、的を得ています。艦船モデルを作るにはRPGで言うHPの他にMPが満タンにならないと、やる気が出ないようです・・・お盆の喧噪とリハビリ製作で間が空いたのでようやくの再開です。

 1/700でこの密度は堪えます・・・煙突周りはジャッキステーが多くて、一番嫌な部分ですが、休み休み1日掛けてようやく終えました。

 艦中央部にもエッチング製の手摺りを追加・・・これは筆塗りで塗装。

 塔型艦橋は縦分割されたパーツを接着する形式・・・合わせ目消しも複雑な分割線なので厄介。モールドされている艦橋窓は切り込みを入れ、エッチングパーツに置き換えてみました。

 そして最難関の艦橋背面のラッタル、位置決めしながらチマチマと取付け・・・接着面が少ない部分は、瞬間接着剤で固定した後、気休めに流し込み接着剤を併用してあります。まだまだ細かなエッチングパーツがあるので、先は流そうですが、気力のあるうちに出来るところまで・・・

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最後の大和③

2025-08-04 | 700艦船大戦艦

 一昔前、給水能力やダムが少なかった頃、よく給水制限や断水がありましたが、今夏はその様相・・・出穂期の稲や野菜のためにも今週末、少しまとまった雨が降れば良いのですが・・・

 暑さに負けずに艦首部のホーサーリールを設置・・・エッチングパーツの側面とプラ棒の組み合わせです。

 甲板上に副砲架台を設置。前部架台には掃海具、救命浮標も取り付けて形になりました。

 煙突頂部にもさらにエッチングパーツを取り付けましたが、煙突周りにエッチングパーツを取り付ける段になって集中力が無くなりました・・・気力が戻るまで別のアイテムでお気楽工作に逃げてしまいそうです。

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最後の大和②

2025-08-01 | 700艦船大戦艦

 今日はポケカ発売の日、暑くても出掛けねば・・・今回は2月に誕生日だったチビⅡ念願のポケカだそうで、半年遅れのお誕生日祝いなのでBox買い、幸いにもJoshinで抽選販売に当選したので引き取りに行ってきます。

 大和の方は、チマチマと副砲やら煙突のエッチングパーツを取付てはいますが、暑さで集中力が続かず、牛歩の歩み。今回のエッチングパーツ、充実しているのですが、それが仇となっています。

 それでも艦体と中央構造物、後部艦橋、副砲を塗装し、木甲板シートの接着まで辿り着きました。

 艦首部の錨鎖は、当初チェーンで考えてましたが、極細でも嵩張り過ぎるように感じたので、急遽エッチング製もフラットな物お使いました。

 後部航空甲板もエッチングパーツ満載・・・塗装すると分からなくなりますが・・・さらにリノリウム部分は、付属のシールを使わずハセガワのリノリウムシートを使っています。この先頓挫しそうな今夏ですが、やれるところまで・・・

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最後の大和①

2025-07-24 | 700艦船大戦艦

 昨日は37℃近い高温、エアコン28℃設定では室内30℃。昔2年間暮らした北海道も平年より10℃近く高いとか、今は北海道でもエアコン設置率は50%を越えているようですが、エアコンなしではもう無理ですね・・・小さい頃は、高くても32℃位だったか、大汗かいて昼寝してた記憶がありますが、もうその域を越えてます。

 この夏の高温ですっかり集中力がなくなり、スケールモデルから遠ざかっていたのですが、これではいけないと大和竣工時を再び作り始めました・・・ブログ終了までに完成できるか、自信は全くありませんが・・・

 キットは、フルハルモデルで艦底部も鋼板継ぎ目や注排水口まで再現された素晴らしい出来です。今回はこれに純正の木甲板、エッチングパーツを使って製作に臨みます。

 ところが、艦底部と喫水線上の艦体を合わせて見ると、結構な隙間が・・・どちらが歪んでいるんだろうと検証した結果、どうもバスタブ形の艦底部のような感じ・・・これを修正するのはかなり難しそうですが、無理矢理接着すれば、フルハルモデルとして何とかなりそうでした。自身は、WL化するのでWL化用の艦底板と合いが良くて、それが水平なら全く問題ありません。

 早々に水平を保てるよう金属物差しをガイドに艦底板と艦体、甲板部を接着しました。このキットでは、主砲部砲塔を嵌め込む穴もちゃんと開いていて、実艦同様のリアル表現に感激です。舷窓部もピンバイスで彫り込んだのでここまでで結構時間が掛かりました。

 砲塔収納部は、フラットホワイトで塗装・・・いい感じですね。

 さてエッチングパーツ、短艇格納庫の支柱類や運搬用のレールも全て用意されているのですが、とても角度や水平をぴったり決めて製作する自信がなかったので、適当にプラ材を交え、要所にエッチングパーツを配する簡易製作で仕上げました。エッチングパーツとの相性もあるようで、厚みや曲げやすさ、歪みにくさからフジミ製が合うようで、フライホーク製は相性が悪いようです・・・単に技術が伴わないとも言います。ピット製はそのちょうど中間、繊細なので慎重に扱いますが、何せこの暑さ、すぐ中断してしまいそうです。

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英空母フューリアスの進化形⑦

2025-06-25 | 700艦船大戦艦

 梅雨が戻ると大雨、来週にはまた晴れ間が戻るということですが・・・昨日も母の施設に面会した帰りに豪雨に遭遇して思わずバスを利用・・・ずぶ濡れになることを思うと背に腹は代えられません。

 フューリアスにはなくグローリアスにある艦橋の製作も順調・・・これだけ見ると構造的にも制式空母と変わりません。

 写真撮影のために仮付けしていた無線柱もやや斜めの状態で固定。

 出来上がった艦橋や転落防止網、遮風板を取付て、艦載機を載せると歪み修正と塗装に苦労した空母の完成。

 少々お高いのとレジンキットゆえのクオリティに購入を躊躇っていた空母キットですが、こうして完成してみるとインジェクションでは販売されない独特のフォルムの空母が飾れて満足・・・英空母シリーズはこれでWWⅡ後期と大戦後の空母が揃えばほぼその系譜が辿れるようにまで漕ぎ付けることが出来ました。

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英空母フューリアスの進化形⑥

2025-06-23 | 700艦船大戦艦

 世間が一挙に物騒になってきました。権力や軍備があると振り回したくなる・・・人のすることは古今東西変わらぬようで、fleet in beingでは何も解決しないということでしょうか。人の成せる技には進化が無いのかと・・・

 艦体側面のスポンソンに単装両用砲を取付け・・・これからは側面に飛び出した砲身を折らぬように慎重に作業をすすめなければなりません。

 さらに舷側にライフボートも取付け・・・英米空母の標準装備品なので取り付けると一挙に雰囲気が上がります。

 甲板上の無線柱はエッチングパーツを組み上げたもの、さらに甲板後部の制動索は一旦モールドを削り取り、リギング線で貼り直しました。艦橋のない平甲板型・・・フューリアスが改装された最終形に近い艦容となりました。

 早速、軽巡洋戦艦から空母に改造された初期のフューリアスとともに記念撮影・・・紆余曲折を経て形が変わっていく様が良く分かります・・・これこそ空母の先駆けの軌跡。

 

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英空母フューリアスの進化形⑤

2025-06-20 | 700艦船大戦艦

 来週は梅雨前線が復活するものの、その位置は遥か北に・・・気候変動で日本列島が亜熱帯域に変わりつつあるように感じます。水不足と高温で作物の生育域も大きく変わりそうな予感。

 艦体部分の製作が一段落したので、艤装作業に突入・・・飛行甲板脇のスポンソンに高角砲がないのでいたってシンプル、物足りない位です。

 目玉の8連装ポンポン砲・・・キットではエッチングパーツが用意されているのですが、作りは精巧でも機銃身がペラペラなのでナノトレッドのパーツに置き換え、弾薬カートリッジや手摺りをエッチングパーツで補いました。

 備砲を低い位置にあるスポンソンに設置・・・兼用砲だとしても射界が限られそうです。艦首部と艦橋部にポンポン砲を取付け、艦首部にクレーンと手摺りを設置すると全体が賑やかになってきました。繊細なレジンパーツも多くて、バリ取りや取付け順序に神経を使いますが、楽しい作業です。

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英空母フューリアスの進化形④

2025-06-18 | 700艦船大戦艦

 梅雨前線消滅?・・・長く生きているとたまにこういう事にも出くわしますが、この暑さは稀。暑熱順化が出来ていないので堪えますね。贅沢な暮らしに埋没したせいか、もうエアコンなしでは過ごせなくなりました。

 甲板のデカール貼りも進めてようやく終了。最初は2段空母として艦首部が離陸用の甲板だったけれど、その後の搭載機の高性能化に伴って格納庫前面を閉鎖したので艦首部は兵装甲板に・・・機能的ではないけれそ形としては面白い。

 計9機とは言え、主脚やプロペラをエッチングに換えたり、デカール貼りで眼の疲れがピークに達したりしながらも何とか飛行甲板上に勢揃い・・・搭載機の製作と甲板のデカール貼りを終えて、製作のピークは越したような気がします。

 搭載艇は一体成型で奥まった部分の架台上に設置されているので、接着と位置決めに一苦労。縦支柱も歪みがあるものはプラ角棒に取り換えたので意外に時間が掛かりました。デッキ部の細かな縦支柱は、エッチングパーツなので一発で決まりました・・・これは有難い・・・1本1本取り付けることを考えると気が遠くなりますよね・・・

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英空母フューリアスの進化形③

2025-06-16 | 700艦船大戦艦

 大雨と猛暑、今年の梅雨の傾向だそうですが、予報通り今日は33℃強にとんでもなく高い湿度、出掛けた際に電車に乗ると冷房modeにホッと一息・・・こんな調子で夏が乗りきれるか心配になります。

 ようやく飛行甲板の塗分けも終わりました。一体成型のレジンキット、パーツ数が少ないので製作と言っても、塗分けだけをしているだけに過ぎません・・・少し味気ない。

 早々に飛行甲板を艦体に接着して固定・・・レジンなので瞬着を少しずつ点付けして位置決めをしてから、合わせ目にさらに瞬着を流し込む要領でがっしり固定しました。前後のEV部分は上げた状態で固定して、デカール白線で周囲を縁取り・・・白線幅を細くして余白をカットしたので位置決めには苦労しました。

 艦尾部の構造物や兵装、手摺り、クレーンなどのレジンパーツとエッチングパーツを取付けました。エッチング製のクレーンがいい味出しています。

 ここで艦載機の製作へ・・・艦載機もレジンパーツで薄く仕上がっているので破損しないように神経を使います。付属しているのはシーグラディエーターにシーハリケーン、ソードフィッシュが3機ずつ・・・初めて作る機体なので楽しみです。

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