千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

最後の戦艦②

2025-01-24 | 700艦船大戦艦

 今まで比叡の竣工時、扶桑と伊勢の1次改装時、長門の屈曲煙突時を作って来て、今回の大和で戦艦については作り終えることになります・・・思い返せば大和を作ったのは高校生の頃以来かと・・・当時はWLのタミヤ製大和に感激したのを鮮明に覚えています。

 ともあれ、まずは艦底板の切り出し・・・0.5㎜プラ板を大まかに切り出し、艦体に合わせてデザインナイフでカットしたり、サンディングを繰り返して何とか形にしていきます。

 同時に舷窓の開口、この作業は眠くなるので集中力を切らさないように、珈琲を飲みながら少しずつ・・・

 

 舷側のボートダビッドは、元のモールドを薄く削り取り、エッチングパーツの半分を貼り付け・・・モールドを無理に全部削り取ろうとすると周辺のモールドも削れてしまうので苦肉の策です。エッチングパーツと元のモールドで若干Rが異なるので適宜修正が必要です、さらに短艇庫周辺の手摺りとラッタルも取り付けておきました。輪ゴムで縛ってある所は、嵌め込みがきつくて少し隙間があったので、流し込み接着剤を繰り返し投入して押し込んでいる部分・・・穴径を広げる作業をすっ飛ばしていたようです。

 艦後尾の短艇庫甲板にもエッチングパーツを取り付けて塗装に備えます。スナップキットですが、きっちり嵌め込めばパーツの合いも良くほとんど隙間や段差が出来ないので助かります。

 艦尾と艦首の接合部は軽く磨きました。主錨パーツを取り付けこちらも塗装に備えます。

 そして呉軍艦色で塗装、ついでに主砲筒基部や航空甲板、甲板上の波除パーツも合わせて塗装しておきました。下処理と艦体塗装を終えて、ここからはようやく建艦作業に入れそうです。

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最後の戦艦①

2025-01-22 | 700艦船大戦艦

 年が明けて3週間で2作、製作ペースが順調ではや在庫枯渇の様相・・・少し手のかかるものでも作るかと次作は、艦船モデルをチョイスしました。両眼とも白内障手術で単焦点レンズなので30㎝のところでしかくっきり見えないので避けていましたが、いつまでも作り続けられるものでもないですし・・・

 購入したのは、フジミの艦nextシリーズの大和竣工時・・・本当はピットロードの大和を作りたかったのですが、再販待ち。フジミの艦nextシリーズは所謂スナップキット、出来はどうかなと不安もあるのですが、エッチングパーツ込みでピットロードの4割程度の価格に魅かれ、練習製作兼ねての購入です。

 パーツを見ると、スナップキットですがモールドも良く、各パーツが色分けされています。エッチングパーツも2枚セットなので丁寧に作り込めば通常キット同等の仕上がりが期待出来そうです。これだけ揃って¥5600は、得した気分・・・後は腕次第。

 国内メーカーなので普段は離型剤落としはしないのですが、手触りが少し気になったので台所洗剤で洗い込み・・・細かなパーツが多いので、艦体と甲板を除き漬け置きするに留めました。

 艦体は左右分割ですが、補強版が全面にあって歪みもなく組みあがります。スナップキットは仮組みすると取れなくなったり、嵌りが窮屈だったりするので、今回は接着前提で穴を広げたり、ピンを削ったり・・・塗装するとさらにこの作業は必須なので今回はこればかりチマチマとやってました。それにしてもスナップキットなのに短艇庫の扉が別パーツで用意されていたりして、なかなか侮れません。

 艦体はこうして順調に組み上がりました。どこまで組み立てた段階で塗装するかも考えねばなりません。

 残念な事に、フルハルとWL状態の選択式なのですが艦底板が付いていません。艦底板はプラ板で自作するとして、接着する際にのりしろが少ないようなので、1㎜プラ棒を貼り付けて補足しておきました。今のところ順調に作業が進んでいますが、どこに落とし穴があるか分からないので慎重に・・・

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オープントップの自走砲④

2025-01-20 | AFV

 今日は暖かい日差し、このまま暖かくなるとは思えないものの縮まった身体が緩むのは久し振り・・・今年は雨が少ないとかで、野菜の高いこと・・・キャベツを買うにも勇気が必要です。

 完成した対戦車自走砲にデカールを貼り付けて車体の方は完成。

 フィギュアの方は、ネットで見つけたオリオンのフィギュアを試しに買ってみました。48体で¥2000に魅かれて購入しましたが、ポーズ自体は12種類。

 中身はこんな感じ・・・案の定ビニール製のフィギュアで台座付き、昔懐かしい一品です。早速台座部分を切り離して、タミヤのビニール専用コート剤を吹いた後、塗装にかかりました。コートしたとは言え、少し擦れると塗膜が剥がれるのが難点ですが、モールド自体はそう悪くはありません。

 完成した自走砲には、計4体のフィギュアを配置。砲弾を持っているフィギュアは、元の砲弾部分を切り離して、1㎜丸プラ棒で作ったものに差し替えてあります。

 ついでにタイガー戦車の方にも1体追加配置。1体/¥40なのでコスパ的には合格・・・やはりフィギュアがあるのとないのとでは、見た感じも大きく変わります。

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オープントップの自走砲③

2025-01-17 | AFV

 家で一人、製作している時に暖房をつけるのは勿体ないなと云う事で、昼間はOFFにして朝夕は20℃設定にしていますが、やはり冷え込むと薄ら寒い・・・昔ながらの半纏だと製作し難いので、ヒートテックの重ね着で過ごしてます。

 自走砲の方は、砲架部分の組立てが終了。適所に墨入れして凹凸をはっきりさせてみました。

 砲を車体上部に組み込んで車体内部にも小物の装備品を接着。砲弾箱は蓋部分をカットして開いた状態にして、中には1㎜プラ丸棒を削って自作した砲弾を配置してみました。

 車体にも予備覆帯や小物類を取り付け、対戦車自走砲の完成です。1/72では組立てより塗装にかかる時間の方が多いような気もしますが、ともかくも完成です。後はデカールを貼って、フィギュアを乗せるだけ・・・

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オープントップの自走砲②

2025-01-15 | AFV

 模型の在庫が10個強となって心細いものの、次は何を買おうかというワクワク感が戻って来た気がします。近くに模型屋さんが無いのでお小遣いを握りしめて、品定めをする楽しみはありませんが・・・本屋と一緒で思いがけない一品に巡り合う機会が懐かしいです。

 覆帯製作の合間に車体上部の製作を並行・・・接着した覆帯が完全に固着するまで放置しないと、歪むやら外れ落ちるやらで碌な事がありませんからねぇ。

 オープントップの壁面を作りながらも、ようやく覆帯の接着が完了しました。車体色はライトサンド、覆帯はラバーブラックで塗装後にウェザリングマスターのマッドとガンメタルで少し風合いを変えてみました。

 砲自体も1/72にしては結構なパーツ数があり、そこそこ細密な仕上がりになっています。小さいパーツの取付が少々面倒なのは、scaleのせいか人工レンズが嵌った眼のせいか・・・

 迷彩塗装は陸自茶色とフィールドブルーで線状に吹き分けただけ・・・まだエアブラシの細吹きで細かな塗装が出来る程、慣れてないし腕もないので、今回はこれで満足・・・実はこれがエアブラシ迷彩塗装、初めてだったんです。次回は型紙を用意してもう少しまともな迷彩が出来るようにしたいものです。

 それでも形になってくると達成感があります。それにしても車体の割に長大な砲を積んでいたんだと実感します。キットにはフィギュアが付属していないので、調達の算段も考えねばなりません。折角のオープントップなのに無人ではその魅力も半減してしまいますからねぇ・・・

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