今まで比叡の竣工時、扶桑と伊勢の1次改装時、長門の屈曲煙突時を作って来て、今回の大和で戦艦については作り終えることになります・・・思い返せば大和を作ったのは高校生の頃以来かと・・・当時はWLのタミヤ製大和に感激したのを鮮明に覚えています。
ともあれ、まずは艦底板の切り出し・・・0.5㎜プラ板を大まかに切り出し、艦体に合わせてデザインナイフでカットしたり、サンディングを繰り返して何とか形にしていきます。
同時に舷窓の開口、この作業は眠くなるので集中力を切らさないように、珈琲を飲みながら少しずつ・・・
舷側のボートダビッドは、元のモールドを薄く削り取り、エッチングパーツの半分を貼り付け・・・モールドを無理に全部削り取ろうとすると周辺のモールドも削れてしまうので苦肉の策です。エッチングパーツと元のモールドで若干Rが異なるので適宜修正が必要です、さらに短艇庫周辺の手摺りとラッタルも取り付けておきました。輪ゴムで縛ってある所は、嵌め込みがきつくて少し隙間があったので、流し込み接着剤を繰り返し投入して押し込んでいる部分・・・穴径を広げる作業をすっ飛ばしていたようです。
艦後尾の短艇庫甲板にもエッチングパーツを取り付けて塗装に備えます。スナップキットですが、きっちり嵌め込めばパーツの合いも良くほとんど隙間や段差が出来ないので助かります。
艦尾と艦首の接合部は軽く磨きました。主錨パーツを取り付けこちらも塗装に備えます。
そして呉軍艦色で塗装、ついでに主砲筒基部や航空甲板、甲板上の波除パーツも合わせて塗装しておきました。下処理と艦体塗装を終えて、ここからはようやく建艦作業に入れそうです。