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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

閑話休題-河川砲艦-

2022-12-07 | 700艦船大戦艦

 思いの外、戦艦製作が進んでいるものの細かな張線作業は、集中力を要するので作業時間は1時間程度に抑えて、別のアイテムを作ってます。

 以前から作りたいと思っていた河川用砲艦です。白い艦体に魅かれたのと、今まで経験のない艦種なので、ある意味ワクワクします。

 

 箱を開けて見ると、艦体の小ささと舷側の浅さに改めて驚きます。各パーツのモールドは、シャープで好感が持てますが、甲板上の構造物をうまくマスキング出来るか不安でもあります。

 甲板上の大き目の構造物だけマスキングして、木甲板色を塗装・・・小さな構造物は筆塗りで済ませました。扉は当初白色にする予定でしたが、箱絵を見ると濃い目の色合いだったので、再度シーブルーで塗装して取付けました。

 艦底板を接着、船窓部は裏からエッチング製の手摺りを取付け、窓桟としています・・・箱絵では単装機銃の防弾盾が覗いているようにも見えますが・・・

 最上部甲板は、陸自茶色で塗装(説明書ではウッドブラウンの指定)。小さいだけに機銃座の塗分けも一苦労・・・例の如く爪楊枝の先を削った応急筆で根気よく塗装。製作していて船室関係は2階部分だけなのに気づきました・・・喫水が浅いだけに1階部分は機械室関係のようですね。

 各所にエッチング製の手摺りを取付けると見映えがup・・・艦橋窓枠部分も削ってエッチングに取替え。

 煙突の指定色はタンですが、映える黄色で塗装・・・短艇類も炊事用煙突も全てが小さいので製作は一苦労ですが、形になると可愛いものです。キットは2艦setなので、今回塗装でグダグダになった反省を踏まえて、いつか再製作してみたいものです。

 

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BIG7と称されて③

2022-12-03 | 700艦船大戦艦

 寒くなってきたのにエアコンもつけずに粘ってましたが、ワールドカップスペイン戦の際は迷わずお世話になりました。いつも4時頃には一旦目がさめるので(夜21:30に寝るとこうなります)、試合を堪能しました・・・ドイツ大会でオーストラリアに敗れた一戦を現地で観戦した爺、日本チームも進化したものです。

 

 後部マストのパーツは、全体を薄く削ってシャープにして、さらに真鍮線で先端を延長。一挙に組上げました。

 艦首部の錨鎖は、当初キットのモールドを塗装していたのですが、たまたま立ち寄ったJoshinで極細チェーンが入手出来たので取り替えました・・・個人的にはモールド塗装のままでも満足していましたが・・・

 次は主砲の製作・・・ちび丸艦隊用のエッチングパーツを利用して主砲周りにエッチングを取付け。砲身先端はちゃんと開口されていたので驚きました。パーツ数はさほど多くないアオシマキットですが、各パーツの精度とモールドを見るにつけ、一昔前を知る一人としては、隔世の感があります。

 主砲砲身基部を塗装/接着しながら、主砲を艦体に設置。さすがの40㎝主砲、砲身長が意外と長いのを再発見しました。

 煙突の方は、キット指定通り屈曲煙突を設置しました・・・直立煙突もスクラッチして排煙逆流防止キャップ付きも試してみたのですが、意に反して屈曲煙突より見映えがしないので、大山鳴動してこの姿に。

 さらに短艇類(カッター&内火艇)も塗装して設置・・・カッターにはオールを真鍮線で、内火艇には手摺りの一部を飾り程度に付けています。このペースで製作していると、年末の予定が月半ばには完成してしまいそうです(苦笑)。

 奈良の実家通いの帰途、紅葉した二上山を電車内から撮影・・・車内が移り込んでいますが、季節の移ろいを感じる一枚です。日々出掛ける事も少なくなったので、貴重な電車での旅、楽しみたいものです。

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BIG7と称されて②

2022-11-30 | 700艦船大戦艦

 一雨毎に寒くなりそうな今日この頃、衣替えが追いつかず薄着を重ね着して凌いでいます。

 艦橋下部は、適所にエッチング製の窓枠を取付け、リノリウム甲板シートで床面を表現。

 一昔前のWLと同じく、このキットの短艇類は甲板上に直置きするようです。昔はそれでも満足していたのですが、最近のキットを見慣れてくると、物足りなく感じます・・・エッチングパーツは大層なので、0.5㎜プラ板で支持台を自作。ピンバイスで繰り抜いたプラ板を適当にカットすると、即席パーツが出来上がります。

 

 艦橋下部を艦体に設置・・・ラッタルと手摺りを取付けるとそれなりに雰囲気が出て来ます。自作した短艇類支持台も艦体に設置しました・・・支持台を付けると付けないでは違いますね。

 艦橋の羅針艦橋に支持桁を取付け、プラ板で自作した天幕を取付けました。艦橋を支える6本の支柱の一部を設置し、一段上の探照灯台も製作しました。このキットの探照灯は透明パーツ・・・パーツ後面をシルバーリーフで塗装した後、前面をマスキングして全体を呉軍艦色で塗装して仕上げました。

 第2煙突と後部艦橋を取付け・・・煙突パーツもモールドも良い感じなので、そのまま使っています。

 さらに艦橋を積み上げて、何とかここまで順調に製作が進んでいます・・・さてここで第1煙突をキットパーツの屈曲型にするか、竣工時の直立煙突にするか迷っています。竣工時にすると防雷網用の支持桁が必要ですが、はてさてどうなるやら・・・

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BIG7と称されて①

2022-11-26 | 700艦船大戦艦

 平穏な日々が過ぎていき、のんびりしているともう師走・・・年1回のユニクロでのお買い物を済ませ、後は年賀状の印刷へと続きます・・・リフォームしたので今年は大掃除は窓拭きだけかな・・・

 フルインテリア戦車製作を一旦中断して、大正生まれの戦艦製作を開始・・・阿川弘之さんの戦艦長門の生涯を読み直した後なので、このアイテムをchoice・・・年末はこれでゆっくり楽しみます。

 

 製作開始前に仮組みしていると、艦体の反りと艦首部のヒケがどうも気になるキット・・・

 艦首部のヒケは、最初パテ埋めも考えましたが、折角の鋼板継ぎ目のモールドが消えてしまうのが勿体なくて、瞬間接着剤の点付けを繰り返して磨き出すことで許容できるレベルまで修正しました。大正生まれの艦船だけに舷窓が一杯・・・根気強く0.6㎜ピンバイスで穴開けしました。

 艦体に艦橋、上構部、煙突を仮組みした状態・・・キットでは屈曲煙突に6本支柱からなる艦橋が的確に再現されているようです。甲板上のラッタル部分も板状なので、そのままで使えそうです。

 甲板部は甲板シートが入手出来なかったので、木甲板色を塗装した後、色鉛筆でアクセントを付け、ホワイトサーフェイサーと木甲板色を軽くオーバースプレーして、納得できる色合いまで仕上げました。白っぽくしたのは甲板部材が檜だったためですが、全ての艦艇甲板が同一色よりvarietyがあって、いい感じです。

 

 艦体を呉軍艦色で、艦底を艦底色で塗装した後、合板に固定した艦底部に手で歪みを調整した艦体を接着。艦底と艦体ががっちり固定されたところで、甲板部を流し込み接着剤で接着しました。これで艦体の反りがすこしでもましになってくれればいいのですが。

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小さきmodel達①-砲艦-

2022-10-04 | 700艦船大戦艦

 今週中には夏と秋が入れ替わるようです・・・暑ければ暑いで、寒ければ寒いで、我儘を言うことになるんでしょうね。

 白い艦と云う事で引っ張り出してきたレジンキット・・・購入したものの、あまりの小ささと貧弱に見えたパーツのせいで、長年お蔵入りしていました。レジンキットは、当たりはずれが多いので購入するにも勇気がいります。

 艦底板は0.5㎜プラ板で自作、艦体を塗分けましたが、舷側はペラペラ、マスキングにも往生しました。艦体長は60㎜、艦幅は10㎜程度の小さな砲艦です。

 

 喇叭型の吸気菅も細くて、扱いに気を遣います。砲関係もキットパーツに含まれていますが、強度的に不安があったので、余剰プラパーツで代用しました。白い艦体に黄色の煙突は案の定見映えがします。

 艦橋部も取付け・・・手摺りを付けると俄然細密感が増します。当初貧弱なパーツだと思ってましたが、組上げている途中で、結構うまく再現出来ているなと思い直しました。

 

 説明書では、マストは真鍮線利用を前提としているので自作して塗装。ボートダビッドはキットのパーツですが、細くて気を遣います・・・開封時に破損していなかったのが幸いと思える程の繊細さ、短艇類もキットのものです・・・小さ過ぎて塗分けがグダグダですが、モールド自体は秀逸でした。

 短艇の搭載は後回しにして、張線(リギング)/煙突支持(金属線)/縄梯子と手摺り(エッチング)を取付けると、雰囲気が出て来ました。艦首部の飾りはゴールドで塗装。

 短艇を搭載し、軍艦旗を掲揚して、明治期の小さな砲艦が完成しました。当初は勿体ない買い物だと後悔してましたが、意外と出来が良くて・・・最近のレジンキット侮るなかれを実感しています。

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重巡の先駆者⑤

2022-10-01 | 700艦船大戦艦

 10月と言うのに32℃を越える残暑ならぬ猛暑、来週から涼しくなるようですが・・・

 近代型重巡の魁となった古鷹classの製作も終盤、短艇類を塗分けました。

 

 簡略ながら張線を行いつつ、短艇類を設置。一応オールと縛帯をアクセントで付けておきました。

 艦尾には付属デカールの艦名板を貼付け。艦尾旗竿は真鍮線で作り直し、付属デカールをアルミホイルに貼った軍艦旗を掲揚しました。デカールの貼付けは木工ボンド併用・・・デカールだけだと以前乾いた後にペラペラで破損した経験上、一手間掛けています。

 

 これで新造時の艦容が蘇りました・・・改装すると性能はupするものの、当初のバランスが崩れ、得てして無理を重ねた艦容になるような気がします。その意味で個人的には新造時が一番美しいと・・・また灰色の艦が増えてしまいました。さて次は白色の艦でも作ろうかと・・・

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重巡の先駆者④

2022-09-24 | 700艦船大戦艦

 近海で発生する台風も油断なりません・・・今までの常識も通用しないですね。

 さて艦船製作は、ピットロード製パーツから20㎝単装砲をピラミッド式に配置しました。下部弾薬庫からの揚弾機構を共有しているので、発射速度が見劣りするようですが、絶妙な構成美に思えます。第4砲塔上の搭載機発射台を取付け、甲板上の軌条は0.3㎜真鍮線で表現しました。第5砲塔が載る構造物は積層プラ板からのスクラッチで水密扉だけ取付けてあります。

 

 搭載機は手持ちのパーツからそれらしいものをchoiceして搭載。カタパルトではなく滑走台なので発進時は砲塔上と甲板上の滑走台を繋いだそうです。でも取り扱いが面倒で改装時にカタパルトに更新されたようですが、見映え的には時代を感じるいい装備品です。後部マストは真鍮線とエッチングパーツで作り直してあります。

 艦橋/煙突周りに方位盤架台、ファインモールド製の8㎝単装高角砲を取付け・・・ピットロード製の単装高角砲ではオーバースケール気味、ファインモールドは少し小さくて単装機銃に見えるのでどちらを採用するか迷いました・・・足して2で割ると丁度いい感じなんですが・・・

 

 前/後部マストに張線を施し、アクセントとして艦橋手摺りに白い幕を張ってみました。さらに舷側手摺り(インフィニモデル製)を取付けると、完成に近づいた感じがします。

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重巡の先駆者③

2022-09-14 | 700艦船大戦艦

 台風の連続発生に残暑ならぬ猛暑の日々・・・今日も36℃の予報です。

 艦橋の製作を続けてます・・・前面の見張所はプラ板と2㎜プラ棒からの自作、切込みを入れて窓枠を取付けるのは一苦労、主砲指揮所や方位盤も目立つので窓枠を組み込みました。

 艦橋を呉軍艦色で塗装後、前面の見張所と支持桁を取付け・・・1/700ではこれが老眼の限界・・・操舵艦橋の天蓋部分は帆布製キャンバスなので、今はopen状態。

 完成した竣工時の艦橋です・・・細部はともかく雰囲気は出ているようなので、これで良しとします。

 煙突基部の余分な部分をピンバイスで繰り抜いて凹凸をシャープにしました。改装後の本艦は、罐室が削減された関係で、第2煙突が細くなっているので、ランナーを組み合わせて竣工時の太さに改造(この後削って磨いて一体化させました)。

 さらに延長された第1煙突頂部をカットして短縮した後、煙突周りに解し銅線を巻き付け、ジャッキステーの代用としました。

 第1煙突内部に排煙板を取付け、頂部はキットパーツの出来が良かったので、薄く削り、ピンバイスで穴開けしたものをそのまま利用しました。

 出来上がった艦橋と煙突、探照灯台、後部艦橋を艦体上に並べて見ました。さらに主砲群と航空装備の製作が待っていますが、いずれも手数が掛かりそうです。

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重巡の先駆者②

2022-09-03 | 700艦船大戦艦

 台風の動きもさることながら、湿った空気の流れ込みでここ連日夕方に猛烈な雨・・・アメダスで累積降雨量、雨雲レーダーで降雨の状況をチェックする毎日です。

 艦体側面の加工が済んだところで、艦舷の高さを確保するためキットの艦底板を利用して舷側と面一に仕上げました。さらに新しい艦底板を0.5㎜プラ板で製作。写真上は前作の妙高型重巡の分です。

 艦体と甲板を塗装後、塗装を害しないリモネン系接着剤で艦体と甲板を接着。隙間があかないよう輪ゴムで保持しつつ、少しずつずらしながら慎重に接着。

 艦底板を取付けて艦体の完成。1万トン重巡と比べると一回り小さい艦型・・・高速力を得るため、いずれも艦幅を小さく水線長長いを長くした設計であることが、一目瞭然。

 

 さてリノリウム甲板をどうするか・・・考えた末、安直に1/350リノリウム甲板シートを貼った後、リノリウム甲板押さえ部分を細く切出したシートを追加で貼ることで処理しました。老眼なので幸いに重ね張りした部分は良く分かりません(苦笑)。

 艦体製作後、上部構造物の製作に取り掛かります。キットパーツでは第2煙突を挟んで一体化されているパーツを2分割・・・第1煙突と第2煙突の間の探照灯台と後部艦橋です。適宜光人社NF巡洋艦入門の平面図/側面図を見ながら、追加工作。

 探照灯台の台座を交換して煙突と共に艦体に載せてみました・・・新造時は前後に6門の20㎝単装砲があるので艦橋や煙突他の上部構造物は中央にギュッと詰め込まれているような印象ですね。

 艦橋の製作も開始。参考にする図面が簡単すぎるので推測もありますが、キットの艦橋パーツから不要な部分を切り落としました。

 

 さらに露天艦橋や吸気口、デッキ取付け、舷窓の穴開けを進めていきます。今週はここまで・・・目途がついたようなついてないような・・・

 お買い物のついでに♂孫向けにポケモンカードも買いました。流行っているようですが、甘やかしてもいけないので、常に1~2pack/人のみ・・・欲しいカードも運次第です。

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重巡の先駆者①

2022-08-27 | 700艦船大戦艦

 朝晩は少し暑さも和らいだと感じるようになったと同時に、秋雨前線というwordが天気予報に・・・

 やっと届いたファインモールドの単装高角砲set・・・精巧な作りですが、少々コストが嵩むので普段はピットロードで済ませてますが、これしかパーツが無いとなれば致し方ありません。

 予想通り細かなパーツ・・・何とか組上げましたが、ゲート処理さえままなりません。

 

 艦中央部上甲板に設置・・・間が空いていた中央部が締まりました。

 

 高角砲を取り付けたところで、再度記念撮影。まだまだ手を入れるべきところもありますが、自分の技術ではこの辺がやっとですかね。

 高角砲setと同時に届いた新しいキット・・・これも新造時の姿にしたいなと思って交換パーツも合わせて数ヶ月前に発注していたものです。

 キットは改装後のものなので、まずは20㎝連装主砲基部のカットと穴埋めから・・・ついでにリノリウム押さえや運搬軌条のモールドも削り落としました。

 さらに舷窓の穴開けとバルジの撤去・・・写真下が元のパーツです。今回はバルジ部分のパーツ厚があったので、単に削り落とすだけで済みました。前回の切取ったバルジ部分に0.5㎜プラ板をあてて面一にするという作業に比べると格段に楽でした。

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