Xmasも終わりいよいよ年の瀬ですが、我が家には二転三転して残ったZレイアウトがもう1台あります。台枠未施工だったので、この際このレイアウトも整備しようと云う事にしました。
南海電鉄高野線極楽橋駅をモチーフにしたレイアウト、こちらは大き目の透明ゴミ袋で覆っていたので埃の付着もほとんどなく、線路磨きも先のレイアウトに比べると楽でした・・・レイアウトにとって埃対策がいかに重要かを実感します。レイアウト製作の際は、あれもこれも欲張って大掛かりになりがちですが、後のメンテナンスを考えて程ほどの規模にしておくのが大事なんじゃないかと思いました。
このレイアウトは山部分を取り外して、日本と欧風のストラクチャー群に交換出来るようにしてあるのですが、久し振りに見ると、ストラクチャーを多数配するとどうもおもちゃっぽくなると言うか、どこかで見たレイアウトになってしまいます。唯一無二のレイアウトという意味では、山深いレイアウトの方が落ち着くと考えてストラクチャー群を譲渡して、山一辺倒のレイアウトに固定化することにしました。
山部分に足りなかったフォーリッジクラスターを補充して、先のレイアウト同様に黒色のスチレンボードで台枠を作っていきます。
駅部分の傷んだホーム支柱を補修し、案内板や立看類を急遽製作してホーム上に設置しました。軍資金不足でフィギュアを先のレイアウトに集中配置したので閑散としていますが、こちらもおいおい補充していく予定・・・元々この駅はケーブルに乗り継ぐだけの駅なので、駅前もなければ電車やケーブルが到着した時以外は人も少ないので、閑散としている方が実感的です。
台枠はようやく四周を貼り終えてなんかいい感じ・・・このレイアウトは少し大きいので側面に脱線復旧用の着脱式の開口部を設け、山の下を走る外周線部分も開口してあります。
ついでにややオーバースケールで悪目立ちしていた赤塗りの極楽橋を2/3程度に縮寸、橋の欄干の烏帽子は艦船モデルで使わなかった金属砲身をカットして載せてみました。
レイアウトに設置すると、赤塗りゆえに目立ちますが、前よりは情景に溶け込んでくれているような気がします。
譲渡したストラクチャーパートから樹木を移植して、今回の改修は終了・・・効果を実感した透明ゴミ袋を被せて、また永の眠りにつきました。いつかはここに古い南海電鉄の車輛を配置してみたいのですが、紙baseでフルスクラッチするか、Bトレを縮寸して作るかしか思い浮かばないので手が出せないでいます。