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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

最後の戦艦⑥

2025-02-03 | 700艦船大戦艦

 さてさてピットロード製大和竣工時の再販を知って、今製作中の大和をどうしようかと迷いながらも一歩踏み出す事にしました・・・事の顛末は以下に・・・

 一旦艦船製作を中断し、ジオラマ仕立ての埠頭と付随する埠頭施設を製作・・・接岸した艦船に乗り組むためのスロープやら管状の設備を手持ちのプラ材や余剰パーツででっち上げ・・・埠頭自体はプラ板の上に画用紙を貼ってスカイグレーで塗装しています。

 ジオラマに必要な家屋類はプラ板で自作、窓枠には余剰の手摺りパーツを流用してそれらしくなるように・・・

 展示ケースのサイズ上、艦体が入りきらないので泣く泣く艦首部を切断、切断面はプラ板とエッチングパーツで構造を模しておきました。

 主砲と副砲を塗装した後、折角開口されている主砲口を埋めて白く塗装・・・砲口カバーの積りです。有名な1号艦(大和)の艤装時の写真を参考に、製作中の大和を使って艤装時のジオラマを作ってみようと思ってます。

 主砲と副砲を艦体に接着。第3主砲塔の砲身1本は、写真を参考に大きな仰角で設置。

 艦央部の一部高射砲座や探照灯にも、写真を参考にシートを被せてみました・・・写真で見る限り艤装時には機銃座は無いようですが、既に接着済のため当面はこのままでお茶を濁します・・・製作途中で方針変更したので細かな点は目をつぶるしかなさそうです。

 艦央部も艦体に接着して、艦体の方はほぼ完成しました。これから艤装時の雑然とした状態にするための加工が続きますが、試行錯誤の作業なのでうまく進むかどうか・・・

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最後の戦艦⑤

2025-01-31 | 700艦船大戦艦

 乾燥注意報で火事が相次いでいますが、Newsでは火事の原因は調査中との報道ばかり・・・まとめてでもいいから原因を報道してくれないと対策出来ないじゃないかと思うのは一人だけでしょうか?

 艦橋と同時に塗装しようと主砲塔と高角砲パーツにもエッチングパーツを取付け・・・砲塔上部に手摺りが付くだけでも細密感が上がります。

 副砲にもエッチングパーツを取り付けましたが、小さいのに主砲以上のエッチングパーツを取付けなきゃいけないので、至難の技です。フジミ製の副砲は砲塔と砲身が一体パーツなのでより難度が高いので、一部パーツは砲身基部の防水布の塗装が終わってからにすることにします。

 艦橋上部と兵装パーツを塗装後、艦橋部分を艦体に載せてみました。シンプルだけど重厚な感じが出てきました。塗装色は呉軍艦色ですが、エアブラシ塗装する際に溶剤を加えたので、少し色合いが薄くなっているような気がします。追い吹きをしなかったので塗膜が薄かったのかもしれませんが・・・

 艦橋topに双眼鏡を設置、フジミキットにはこうしたボーナスパーツが付いているので助かります。煙突上部も取り付けて艦中央部の製作はほぼ完了・・・と、ここでピットロードの大和竣工時が2~3月に再販されることを知り、一挙にモチベーションが下がりました・・・もう少し待てばよかったかと。考えても致し方ないので、気を取り直して製作を続けますが、同じ艦が2隻あっても仕方ないので、ピットロード品を購入しないでおくか、フジミ品をどう活用するかしばし考えてみます。

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最後の戦艦④

2025-01-29 | 700艦船大戦艦

 1月もはや最終週へ、また寒くなりそうな気配に戦々恐々です。車を持たないので外へ出るのが億劫になります・・・適度に運動しないといけないのですが・・・

 艦央にある上構部分は一体成型、高角砲砲座を取り付けたり、扉やラッタル等のエッチングパーツを取付け。

 副砲の台座にも細かなエッチングパーツを補足削った爪楊枝の先で点付けして位置を決め、接着部をなぞるように補強接着をして取り付けていきました。はみ出した瞬着は、爪楊枝の先でなぞって除去・・・1/700では接着痕が目立つので神経を使う作業です。

 ある程度上構部のエッチングパーツとプラパーツの取付けが終わったところで、塗装して艦体に載せてみました。プラの質感が消えるとなんだかいい感じになってきました。改装を繰り返した艦艇とは異なり、シンプルな構造物なので意外と製作は簡単なように感じます。

 次に艦橋上部の製作へ。艦橋裏側のラッタルが何段かにわたり艦橋上部まで続いているので、取付けに苦戦しました。こんなに大変なら、プラパーツを接着後にラッタル側面にだけエッチングパーツを取付けた方が、位置決めが楽だったかと思います。エッチングパーツは効果抜群ですが、自分の技量に合わせて使う場所を取捨選択する方が良いようです。

 煙突の製作も何とか終えました。煙突上部のパーツは艦体に取付けてから行うこととして、明日は一旦塗装作業に移る予定です。1/700では戦艦より巡洋艦、巡洋艦より駆逐艦と、艦体が小さくなるに従って工作難度が著しく上がることを実感しながら作業しています・・・あくまでもエッチングパーツを使用した場合ですが・・・

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最後の戦艦③

2025-01-27 | 700艦船大戦艦

 50年前の艦船モデルと言えば、戦車同様モーターライズ仕様の物が幅を効かせていました。スケールの大きな物でモーターとギアboxを介して2軸を動かすと言う代物・・・スクリュー軸からの浸水を防ぐためにグリスを注入する形式だったような・・・それなりに価格も高くて眺める一方でしたが、WLの登場で艦船モデルが一挙に身近な物になりました。

 艦体の塗装が終わったところで、艦底板の取付け・・・ここでずれてしまうと泣くに泣けないので、点付けで位置を調整しながら、最後は隙間にリモネンの流し込み接着剤を使ってしっかり接着しました。

 甲板の塗装は、パーツに墨入れした後、上から缶スプレー木甲板色を軽く載せるように吹き付ける作業を繰り返して、好みの色合いにしています。フジミキットの甲板モールドが浅いので、過度に吹くと埋まってしまいます。写真の砲塔基部は塗装色ですが、墨入れ塗料が残ったている甲板部は色合いが違っています。

 甲板部の塗装と並行して、艦尾部に短艇や格納庫扉を設置。艦尾の旗竿は一体パーツなので取り付けましたが、作業中に何度も折りそうになりました。

 艦尾部の航空作業甲板を接着して裏面にエッチング製の支持板を設置・・・この細かなパーツ、甲板接着後に現場合わせで設置する方がうまく行くようです。

 艦首部の錨鎖は、チェーンに取り換えようとも思いましたが、今回はあくまでも練習用なので、墨入れ塗料でお茶をにごしています。

 艦体と甲板部を合体させた後、砲塔基部やエッチング製のメッシュ。ホーサーリールを取り付けて艦体の完成です。ホーサーリールは、エッチング製に置き換えずにキットパーツの側面を削ってエッチングパーツを貼り付けた手抜き工作・・・無暗にエッチングパーツに置き換えても、工作精度に難があり、歪んだりするのは本末転倒なので・・・これでいよいよ上構部の製作にかかれます。

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最後の戦艦②

2025-01-24 | 700艦船大戦艦

 今まで比叡の竣工時、扶桑と伊勢の1次改装時、長門の屈曲煙突時を作って来て、今回の大和で戦艦については作り終えることになります・・・思い返せば大和を作ったのは高校生の頃以来かと・・・当時はWLのタミヤ製大和に感激したのを鮮明に覚えています。

 ともあれ、まずは艦底板の切り出し・・・0.5㎜プラ板を大まかに切り出し、艦体に合わせてデザインナイフでカットしたり、サンディングを繰り返して何とか形にしていきます。

 同時に舷窓の開口、この作業は眠くなるので集中力を切らさないように、珈琲を飲みながら少しずつ・・・

 

 舷側のボートダビッドは、元のモールドを薄く削り取り、エッチングパーツの半分を貼り付け・・・モールドを無理に全部削り取ろうとすると周辺のモールドも削れてしまうので苦肉の策です。エッチングパーツと元のモールドで若干Rが異なるので適宜修正が必要です、さらに短艇庫周辺の手摺りとラッタルも取り付けておきました。輪ゴムで縛ってある所は、嵌め込みがきつくて少し隙間があったので、流し込み接着剤を繰り返し投入して押し込んでいる部分・・・穴径を広げる作業をすっ飛ばしていたようです。

 艦後尾の短艇庫甲板にもエッチングパーツを取り付けて塗装に備えます。スナップキットですが、きっちり嵌め込めばパーツの合いも良くほとんど隙間や段差が出来ないので助かります。

 艦尾と艦首の接合部は軽く磨きました。主錨パーツを取り付けこちらも塗装に備えます。

 そして呉軍艦色で塗装、ついでに主砲筒基部や航空甲板、甲板上の波除パーツも合わせて塗装しておきました。下処理と艦体塗装を終えて、ここからはようやく建艦作業に入れそうです。

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最後の戦艦①

2025-01-22 | 700艦船大戦艦

 年が明けて3週間で2作、製作ペースが順調ではや在庫枯渇の様相・・・少し手のかかるものでも作るかと次作は、艦船モデルをチョイスしました。両眼とも白内障手術で単焦点レンズなので30㎝のところでしかくっきり見えないので避けていましたが、いつまでも作り続けられるものでもないですし・・・

 購入したのは、フジミの艦nextシリーズの大和竣工時・・・本当はピットロードの大和を作りたかったのですが、再販待ち。フジミの艦nextシリーズは所謂スナップキット、出来はどうかなと不安もあるのですが、エッチングパーツ込みでピットロードの4割程度の価格に魅かれ、練習製作兼ねての購入です。

 パーツを見ると、スナップキットですがモールドも良く、各パーツが色分けされています。エッチングパーツも2枚セットなので丁寧に作り込めば通常キット同等の仕上がりが期待出来そうです。これだけ揃って¥5600は、得した気分・・・後は腕次第。

 国内メーカーなので普段は離型剤落としはしないのですが、手触りが少し気になったので台所洗剤で洗い込み・・・細かなパーツが多いので、艦体と甲板を除き漬け置きするに留めました。

 艦体は左右分割ですが、補強版が全面にあって歪みもなく組みあがります。スナップキットは仮組みすると取れなくなったり、嵌りが窮屈だったりするので、今回は接着前提で穴を広げたり、ピンを削ったり・・・塗装するとさらにこの作業は必須なので今回はこればかりチマチマとやってました。それにしてもスナップキットなのに短艇庫の扉が別パーツで用意されていたりして、なかなか侮れません。

 艦体はこうして順調に組み上がりました。どこまで組み立てた段階で塗装するかも考えねばなりません。

 残念な事に、フルハルとWL状態の選択式なのですが艦底板が付いていません。艦底板はプラ板で自作するとして、接着する際にのりしろが少ないようなので、1㎜プラ棒を貼り付けて補足しておきました。今のところ順調に作業が進んでいますが、どこに落とし穴があるか分からないので慎重に・・・

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父の日の記念艦③

2024-07-17 | 700艦船大戦艦

 いよいよ今週で梅雨明けですかね・・・年々厳しくなる猛暑に耐えれるか、心なしか年毎に日差しの強さも増しているような・・・

 短艇類の搭載が終わったところで、ボートダビッドと舷側の手摺りの取り付けも終えました。キットパーツのボートダビッドは浅いモールドが施されているせいか、少々お大振りなのが惜しいなと・・・他のパーツがシャープなので、バランス的にここは単純な棒状で華奢なパーツの方が良かったかな・・・

 前後マストも組み上げて設置して、張線はあくまでも簡易的に・・・舷側の砲身もこの段階で取り付けました。

 最後に後部マストに将官旗と艦尾に軍艦旗、前部マストにZ旗を掲げて完成・・・しました。

父の日から約一か月、じっくり製作を楽しめました・・・ハセガワさんにはWWⅠ以前の艦船も時にはリリースして欲しいものです。

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父の日の記念鑑②

2024-07-13 | 700艦船大戦艦

 梅雨末期の大雨がこの3連休と重なり、それが明ければ梅雨明けと台風のシーズン・・・この前も実家帰省の折に雨に打たれて電車に乗ると、強い冷房で寒い思いをしました。雨の日のお出掛けには着替えも必要かもしれません。

 上甲板上に速射砲とキセル型通風筒を接着した後、さらに短艇搭載甲板を接着・・・前後部はリノリウム系と塗装指定なので木甲板色を塗装。

 さらに甲板部を積み重ね、艦央部にキセル型通風筒を増備、主砲の取り付けも終えました。ちなみに舷側から突き出た形になる砲身は、製作中の破損を避けるため、最終段階での取り付けとしています。

 さらに煙突と艦橋を積み上げ、煙突の支持索をリギング線で再現。艦形状が複雑になる前にエッチング製の手摺りも取り付けていきます・・・さすが純正品、曲げ位置に切れ込みがあってシャープに折り曲げられるので、何の苦労もなくシャープに取り付けることが出来ました。

 この時期特有の艦央部に短艇類を集中搭載・・・大型内火艇に手摺りやカッターにオールを追加して見映えをアップ。この時期の艦艇は前後対象でどれも似たような構造なので多少飽きもあります・・・お椀型の艦体を持つフランス軍艦も製作してみたいのですが、現時点でレジン製の高価な品しかないので、実現はまだまだ先の話かなあ・・・ 

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父の日の記念艦①

2024-07-10 | 700艦船大戦艦

 梅雨の晴れ間の暑さが今年は異常、週末にかけて前線南下により雨模様のようですが、この調子だと梅雨明けが恐ろしいです。

 先の父の日に長女から贈られた三笠・・・最近は欲しい模型ある?と聞いてくれるので大歓迎・・・思えば鉄道模型からジャンルを広げた際に最初に作ったのが、1/350三笠でした。長女にとっても服やチョコを買うより格安で、あれこれ迷う必要もなく、ポチッとするだけなので楽なようです。

 まずは甲板を木甲板色で塗装してマスキング。エッチングパーツは比較的安価な純正品があったので、これはお小遣いで購入・・・値段の割には結構なエッチングパーツが揃っています。

 艦底を艦底色、艦体と甲板上構造物を舞鶴軍艦色(余っていたので・・・)で塗装しました。パーツ同士の合いも良くて普通に組み上げるだけでほとんど隙間は見当たりません。艦首と艦尾の接合部をしっかり接着することが前提ですが・・・

 艦体に甲板を接着する前に艦首と艦尾部に速射砲を接着・・・思わず忘れそうでした。

 艦体と甲板は要所を輪ゴムで固定して、その間を流し込み接着剤で固定・・・

 甲板の固定を終えたところで、甲板上にキセル型の給排気筒を接着・・・ただの筒型給排気筒との選択式ですが、明治期の艦艇にはキセル型の方が良く似合います。折角の贈り物、感謝しながら大事に製作していきます。

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明治期の遣欧艦③

2024-06-01 | 700艦船大戦艦

 今週は天気も安定して晴れ模様・・・梅雨入り直前の晴れ間を大事にしなければ・・・

 作業の開始は、短艇類の塗装・・・塗分けに加えてエッチング製手摺りや真鍮線でオールを追加するのも難行。

 製作した短艇類を艦央部に配置してダビッドを設置すると俄然艦央部が締まります。前後部艦橋部分へ続くラッタルは、エッチングパーツに置換え。

 マストを素組みして見張台に手摺りを追加・・・横桁や最頂部のプラパーツが細過ぎたり、柔らかい場合は張線で撓んだりすることを見越して、真鍮線に置換えるのですが、今回は大丈夫だと判断してそのまま組上げています。

 前後マストと主砲を取付けてほぼ完成、破損を恐れて取付けていなかった艦側の速射砲砲身もこの段階で取り付けました。マストは黒一色なので引き締まって見えます(工作の粗も目立たないので好都合)。

 張線を施し、軍艦旗を掲揚して作業終了。この時代の艦は妙な味がありますが、構造的にはどれも似たり寄ったりで工作の楽しみはすくないかな・・・明治期の艦船モデルの在庫も残り1艦・・・補充しなければいけませんが、アイテムがなかったり、レジン製で高価だったり・・・

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