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千早巡遊&彩事記

情景の中の鉄道を目指して気の向くままの製作日記&途中下車の旅、そして鉄道以外の息抜き工作など。

鳳翔のライバル②

2025-04-16 | 700艦船大戦艦

 寒冷渦に伴う寒気が居座り、とんでもない冷え込みと荒れ模様の天候・・・さらにblogが9月一杯で投稿出来なくなり、11月18日で閉鎖と言う突然のお知らせ・・・そろそろ潮時なんでしょうか。

 出来上がった艦載機を格納庫と甲板に並べて配置の確認・・・ソードフィッシュとウォーラス各4機なのでチト悩みの種です。

 格納庫床面をニュートラルグレーで塗装して艦体に固定。初期の英空母特有の格納庫壁と舷側の間に、兵装や短艇類がぎっしり詰め込まれる構造です。この構造ゆえにクローズドハンガーの面積は狭くて多くの艦載機を積み込む余裕はなさそうです。

 格納庫と舷側の間に短艇類を積み込み、艦尾部の支柱類も設置。艦尾のEVは格納庫の外側に剥き出しで配置されているのである意味見映えがします。格納庫が少しでも見えるように、開状態で製作。

 艦前部のEV周りやデッキ部の構造物を組み込んで飛行甲板下の製作は概ね終了。パーツに短艇用の巻き揚げ機や舷側に張り出した形で軌条なんかが付いていて細密感が増します・・・フライホークの拘りでしょうか、パーツに切出しには神経使いますが、嬉しい設計です。

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鳳翔のライバル①

2025-04-11 | 700艦船大戦艦

 菜種梅雨も死語、強風に雷と荒れた天気が続いています。とても桜の時期とは思えないような天候と1日の寒暖差に周りにも体調不良の人がチラホラ・・・当方は寒暖差も気圧差もほとんど感じないので有難いことですが・・・

 在庫が少ないので虎の子のフライホーク製英空母を作ることにしました。フライホークのキットは秀逸なのですが、最近は物価高もあって艦船モデルだと¥10000を越えるのでなかなか買えません・・・これを買った時は¥7000位だったのに。

 キットはフルハル仕様、しかも格納庫部分も一体成型で付いてました・・・モールドも細やかでパーツも薄く、品質については非の打ちどころがありません。押し出しピンの跡も小さくて繊細なパーツをどうやって成型するんだろうといつも不思議に思いながら作ってます。

 艦載機はソードフィッシュとウォーラス水偵の2種付き・・・艦載機の翼も薄くてそのまま組んでも十分な出来、余りに薄いので切り出す際に破損しそうで怖い程です。

 キットにはエッチングパーツも同梱されているので便利。複葉艦載機には必須の翼間支柱や張線もエッチングで再現されているので珠玉の出来に仕上がります。エッチングパーツも箱型に曲げて主翼の上に載せるだけ・・・エンジン支柱は小さ過ぎて断念しましたが。

 1/700艦載機は小さいのでうまく写真に撮れませんが、ホントいい出来です。他の艦艇の艦載機が貧弱に見えるほど・・・先に細かな艦載機の製作を終えたので、これからはじっくり艦体の製作に取り組めそうです。

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条約型重巡Ⅱの製作⑥

2025-02-28 | 700艦船大戦艦

 最近の野菜類高騰と値上げに伴う内容量の減少にはほとほと困ります。雪は降るのに全体的には降水不足、米の価格が落ち着くのと同様、しばらくはこのまま推移しそうです・・・ちゃんと生産者に価格上昇分が還元されていれば、まだ納得出来るのですが、どうも転売や中抜きで高利を貪る輩ばかりが蔓延るのは許し難い事態です。

 製作は単装機銃の組立てから・・・数も少ないのでファインモールド製に置き換えようかとも思いましたが、キットパーツも2ピースから構成されていて、意外に出来が良かったのでそのまま使ってます。

 斜めの張線をしながら、ふと見ると探照灯を付け忘れている箇所が・・・説明書に従わず、塗装やその時の成り行きで作っていると、こういう事がままあります。

 艦尾の軍艦旗と艦首の御紋章を取り付けて、ようやく完成しました。戦艦より小ぶりなので少々手こずりましたが、竣工時の大らかな感じにまとまったかなと思ってます。

 近代的な重巡の先駆けとなった単装砲搭載の古鷹と比べると、一回り大きくて威風堂々としています。いつかまたリノリウムシートが再販されたら、最上型や利根型の竣工時を作ってみたいと思っていますが、何時になることやら・・・

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条約型重巡Ⅱの製作⑤

2025-02-26 | 700艦船大戦艦

 ようやく寒波も峠を越えたよう・・・はや3月が近付いているのに唖然とします。模型製作が進んでいるので、漫然と過ごして来た訳では無いにしても、時間が経つのは早いものです。Netを覗いては、次のアイテムを探していますが、ミリタリー関連では欲しいアイテムは全て再生産待ち、ガンプラは秒で完売するので抽選販売次第・・・物が溢れているのに何故か手元に届かない状況が続きそうです。

 さて最終段階の主砲の製作、エッチングパーツを活用すると元の形が分からない程に覆われてしまいます・・・微妙なRを付けながらの接着なので、事前の現物合わせは必須です・・・ここまでエッチングにしないといけないのかなといつも思いますが、今回は素直に組んでみました。

 艦体の方は手摺りの取付けとカタパルトの設置・・・カタパルトとその下の内火艇がどうにも窮屈そうでホントにこれで合ってるんだか不安になります。

 手摺り取付けが終わったところで、艦橋横のカッターを設置して縛帯を取り付けるのですが、懸架状態にあるカッターだけに神経を使います。

 製作した主砲を取り付けると精悍な重巡の姿が現れます。一部張線も施すといい感じになってきました。

 艦央部に探照灯台を取り付けて後は単装機銃のみとなりました。張線はいつも通り、簡易的なもの・・・図面通りにするとゴテゴテするし、何よりその腕もないので省略して済ませています。ここまで来るとあと2~3日で完成が見えてきました・・・そろそろ集中力が欠けてきましたが、もう一頑張りで完成を目指します。

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条約型重巡Ⅱの製作④

2025-02-24 | 700艦船大戦艦

 昨晩からまたも降雪、予報では今日は一日雪模様とか・・・この3連休、次女とチビⅣが帰省しているので、買い物と料理補助であたふたしています・・・連日大量の揚げ物をしていたので、しばらく揚げ物はいいかなと言う気分。

 チビⅣは3歳なので製作道具一式は片付けたのですが、女子なので軍艦などに興味もなく、少しずつパーツを取り出しては製作し、取り付ける位の作業は出来ます・・・竣工時に装備されていた単装の高角砲がいい味を出してます。

 後部マストはキットのパーツをデザインナイフで出来るだけ薄く鉋掛けしてエッチングパーツのデリックアーム部分と組み合わせました。改装後は第4砲塔側に移設されたクレーンですが、個人的にはこの位置の方がしっくりきます・・・改装すると欲張り過ぎてあれもこれもてんこ盛りになって、当初の設計思想が崩れるので竣工時の方がバランス的にいいように感じます。

 水偵は3機作りましたが、留置甲板の面積も狭く、運搬軌条もシンプルなので単フロートの2機のみ搭載することに・・・ここでも欲張る事はやめておきました。

 塗装しておいた短艇類も艦体に固定して、真鍮線のオールと縛帯を追加・・・縛帯は細切り画用紙を使いましたが、まだまだ太いようです・・・次回は0.2㎜マスキングテープを塗装して使ってみようと・・・それにしても短艇類の配置を説明書通りにするとラッタルと干渉したり、舷側からはみ出したりするので、やむなく配置やラッタル位置を変更しています。チビⅣが帰ったら、主砲の製作と単装機銃の設置を終え、一挙に完成に近付けたいなと思っています。その前に通販の振り込みに行かなきゃなりませんが、この雪がどうなるか・・・終活でクレカをやめたのでこういう時に不便です・・・無駄遣いは減りましたが、功罪相半ばですね。

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条約型重巡Ⅱの製作③

2025-02-21 | 700艦船大戦艦

 寒い日が続いています。北国では豪雪、最近聞かなくなった言葉ですが、今年はまさにその言葉通り、週末を乗り切れば暖かくなるとの予報ですが、どうにも割に合わない今年の降雪が気懸りです。

 一昨日も視界が遮られるような降雪があり、短時間で一面の銀世界へと変わりました。気温も低いのでまだ溶けずに残ったまま、日頃降らない地域だけに路面も滑りやすく足元注意・・・靴底も雪国仕様ではないので少しすり減っているとよく滑ります。

 製作の方は、艦体にカタパルト架台を接着、この架台艦体にフィットしていなくて壮大な隙間が出来るので、0.3㎜プラ板を挟んで整形し、ラジペンで舷側曲面に合うようにそっと曲げて接着しました・・・左右分割の艦体を組んだ時に歪んでいたのかもしれませんが・・・

 巨大な艦橋を最頂部まで組み上げて、煙突側面の蒸気捨管を取付けて塗装。そして前部マストの製作にかかろうとしたところで、キットパーツにバリや歪みが多くてその仕様を断念・・・真鍮線で自作することにしました。4本マストなので蒸気捨管と干渉しないように慎重に位置決めをして、瞬着で仮固定、さらに真鍮線でトラス状の構造に仕立て上げていきます。

 使えるキットパーツは使って塗装・・・少し後傾気味になったのが反省点ですが、修正しようとすると蒸気捨管含め、バラバラになって収拾がつかなくなりそうなので断念しました。

 マスト製作で疲れたので、気分転換に短艇類の塗装と水偵の製作を開始・・・この作業も艦体が完成してからだと何故か億劫になるので、この辺りで仕上げておくのが精神的にもいいようです。

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条約型重巡Ⅱの製作②

2025-02-19 | 700艦船大戦艦

 またも寒波襲来で昨日から雪が舞っています・・・週末には買い物と母の通院付き添いで出掛けなきゃいけないので、耐寒装備を万全にする必要がありそうです。

 重巡の製作は、煙突周りから・・・付属のエッチングパーツを付ける作業と並行して煙突の白帯を塗装・・・エッチングパーツやら蒸気捨管が付くと、塗装出来なくなるので作業手順が重要となります。

 煙突周りの通気口パーツを接着・・・リノリウムシートを貼ると取付穴が隠れてしまうので、爪楊枝で取付穴の位置を探りつつの接着です。初期のWLではこの辺りは一体モールドの単なる突起物として塗装していましたが、こんな風になっていたんですねぇ。

 煙突と水偵格納庫、第4主砲塔台も取付けて、順次手摺りも設置していきます。改装後には見られない竣工時の構造が確認出来て、作った甲斐がありました。同型は重量軽減のため中央部に構造を集中させているので少し寸詰まりな印象もありますが、その分前後甲板は伸びやかに感じます。

 同型の特徴である巨大な艦橋も下層部分から手摺りや窓枠を取付ながらの組立て・・・まるで戦後のタイコンデロガ級の艦橋を作っている印象・・・しかも改装前なので幅も段数も多くて、思わず復元性は大丈夫かと突っ込みたくなります。

 取り敢えず中段付近まで製作した艦橋を仮置き。このキットはフジミ特有のやけに細かな分割パーツが多くて艦橋だけでも取付に苦労します。パーツ自体の合いは悪くはないのですが、張り出した架台やダクトなど手やピンセットでも入りにくい位置に接着しなければなりません・・・その分、見てくれはいいのですが、何とも複雑な気分です。

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条約型重巡Ⅱの製作①

2025-02-17 | 700艦船大戦艦

 少し充電出来たので、古鷹型、妙高型重巡に続き条約型重巡の高雄型の竣工時を作ってみようと製作を開始。艦船モデルも値段の張るレジンキットを除けば、段々と作りたいアイテムが少なくなってきました。

 竣工時を目指すので開戦で改装が間に合わなかったフジミ製鳥海を選択・・・愛宕と高雄は改装済、摩耶は対空兵装強化版しかキット化されていないので、鳥海は貴重なアイテムです。

 まずは眠くなる舷側の穴開け作業・・・この作業でうつらうつらしながら作業するとよくピンバイスのドリル刃を折るのですが、今回は何とか折らずに開口作業を終えました。

 艦体は左右分割なんですが、左右分割の場合艦首と艦尾の反りが目立つように感じます。このキットの場合も修正が難しい位の反りがあったので、難儀しました。仕方なく艦体に切り込みを入れてプラ板を挟んで反りを修正・・・溶接で建造された大鯨が溶接歪で歪んだ際にドッグにて修正された方法と同じです・・・そう言えばYS‐11も試験飛行で露呈した上反角不足を補うため、主桁に細工したのも同じような方法だったかと思います。

 このキット、フルハルとWLどちらも可との触れ込みですが、艦底板がついていないので、いつものように0.5㎜プラ板を切り出して作って貼付けました。艦体の加工と艦底板、甲板の接着で何とか水平になったので、艦体を塗装してリノリウムシートの貼付けを開始・・・ハセガワ製のリノリウムシート、もはや在庫がないようで入手困難・・・手持ちもあと駆逐艦1隻分くらいしかないので、途方に暮れています。

 後甲板にリノリウムシートを貼り終えたところで、搭載航空機用の運搬軌条を取付け。エッチング製の軌条は見た目はいいのですが、取付けはいつもいつも難しい作業・・・リノリウムシートに接着痕が付くと汚らしいので、尖らせた爪楊枝の点付けの繰り返しで何とか乗り切りました。

 前甲板にもリノリウムシートを貼り終え、艦首部の錨鎖に墨入れをすると艦体の完成です。

・・・一段低いところにある運搬軌条や水偵格納庫がある竣工時の構造にワクワクしてきました。高角砲も単装なら、機銃も単装のみという構成も、戦時中の同型を見慣れた目には目新しく感じますね。

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最後の戦艦⑧

2025-02-07 | 700艦船大戦艦

 昨日施設に入所した母の面会に出掛け、久し振りに電車に乗りましたが、朝の各駅停車の電車は冷蔵庫・・・駅間距離が短いので暖まる間がありません・・・寒波による冷え込みに震えてました。

 製作部屋も20℃設定では冷え込みますが、それでも屋外よりはまし・・・製作は作業中の小物追加や足場の渡板を設置したりと、それなりに作業しているのですが、まだまだ足りませんねぇ・・・

 小物製作にも飽きてきたので、艦体を固定して水面の製作へ・・・基本艤装時で停泊中なので、航走波などもなく薄くグロスポリマーメディウムを流して伸ばしただけで作業完了です。

 艦体の固定が終わったところで、艦尾のクレーンとカタパルトを設置。実際には白布で覆われていたり、そもそも設置されていたか曖昧なのですが、何もないと頼りないのでそのまま設置しています。

 小物の追加は、作業中に出たプラ板の端材が貯まったり、適当なパーツが見つかった時点で行うとして、ひとまず完成。当初の予定になかった製作ですが、フジミNextシリーズの真髄に触れて感動したり、エッチングパーツ取付けにも慣れたので収穫の多い製作だったように思います。

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最後の戦艦⑦

2025-02-05 | 700艦船大戦艦

 最強寒波襲来と言う事で、強風とともに時折雪が舞っています。帯広に85㎝の積雪なんて北海道に居た頃には想像だにしなかった異常事態です。寒波が続くとは言え、これ以上大事にならないことを祈るばかりです。

 製作の方は、プラ板を切り出して作った艤装時の作業小屋風の建物を後甲板に設置しました。適当なsizeで切り出したのでちょっとオーバースケール・・・作り直すのも面倒なので全高を低くするに留めました。

 艦上にあるペンキ缶の山は、余剰の防弾マントレットとプラ角材で作り、水道補修用のテープを被せておきました。並行してプラ板で作った監視小屋も設置。塗装用の足場らしきものは、当初プラ板で作ろうかと思いましたが、オーバースケールになるのが明らかなので、1/350艦船モデル用の手摺りを流用しました。

 埠頭の方も、新たにクレーンを追加したり、埠頭切れ目に橋と作業車、埠頭上にペンキ缶や木箱を設置しましたが、まだまだ雑然とするまでには至っていません・・・雑然とした雰囲気を作るのは大変、ちょっとやばい製作に乗り出したのかもしれません。

 艦上と埠頭を別々に製作していますが、我慢ならず接岸させてみました。まだまだ綺麗な艦上ですが、こらからさらに足場や木箱などを追加していけば・・・終わりの見えない作業が続きます。

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