いよいよ梅雨明け・・・猛烈な暑さの襲来で、昼間の長い時間、ベランダでの缶スプレー塗装に支障をきたすようになってきました。
今週の製作は、煙突へのラダー取付けと各構造物への水密扉の取付けから・・・細かなラダーは予めリング状の方が有難いなと思いつつ、何とか取り付け終えました。
艦橋組上げながらリノリウムシートを貼り、積層していきましたが、パーツが厚かったり、edgeが鈍いのでデザインナイフで出来るだけ削って整えました。パーツの合いの調整もあって、艦橋だけで結構時間を費やしています。
出来上がった特長ある艦橋の側面写真、塔型構造物を基本としたどこか古い時代の名残があります。ちなみに艦橋窓枠は、エッチング製に交換し、艦橋内には羅針儀と舵輪を設置してあります。
特徴的な背の高い第1煙突と第2/3煙突も接着・・・艦船の基本構造の完成です。なお甲板のリノリウム押さえは、1/700用に追加貼付けしてみましたが、線が太いせいか、くどい様に感じたので、当初のまま1/350間隔のままにして製作を進めています。
ついでに前部マストも仕上げましたが、窓枠の取付けに加えて、パーツの合いが今一つなので削ったり鑢ったりの繰返し・・・今回は出来るだけ元のパーツを生かして、汎用エッチングパーツと余剰エッチングパーツ中心に組立てることにしたので、仕方ありません。最近は専用エッチングパーツが出回り、プラモなんだかエッチング製なのか、よく分からない事になっているので、作る楽しみを味わえるこれもまた貴重な経験でした。
艦後部の構造物の状況・・・竣工時や5500t全盛時の時代に比べると極めて簡素。
ボートダビッドは、エッチング製・・・やはりシャープです。後部マストは独特の形状、探照灯台は全部マストからこちらに移動してたんですね。
艦上構造物に掃海具や各種手摺り、双眼鏡などを取付け、残すは短艇と兵装の設置。夏休み前半には完成できそうです。地味な艦ですが、結構楽しんでます。