雪にはならないものの、篠突くように雨が降っている日曜日・・・装甲巡洋艦が先日完成したので、時間はたっぷりとあります。
シールズモデルズのキットは、共通装備品パーツに船体パーツが組み合わさったものなので、1艦完成すると必要なかった装備品パーツが結構余ります・・・
そこで余った装備品パーツを有効利用して、防護巡洋艦でも作ってみようかと・・・艦の履歴と図面代わりに無料のペーパークラフト図面を1/700に拡大して準備は一先ず完了。
製作に使用するのは、余剰の0.5㎜プラ板、強度的に不安はありますが、重ねて図面を写し取れるのと加工が容易なので今回はこれで進めます。
図面通りに艦底板、側面板、甲板板をハサミで切出して、サンドペーパーで形を整えました。
強度確保と反り防止のため、艦底板にキールならぬ縦通板と隔壁板を取付け・・・両板が十字に交わる部分は木工ボンドで追加補強(本来はプラ棒なんでしょうが、節約のため・・・小型艦なので大丈夫??〉
艦種尾部にも縦通板を追加、艦底板には側面板との接着面積を増すため、1㎜プラ棒を適宜追加配置してみました。
次に艦首より側面板を1隔壁ずつ慎重に接着・・・フルスクラッチは初めてなのでコツが分かりませんが、徐々に艦体が出来上がっていく様は、実際に建艦しているようで意外と楽しいものだと実感。
側面板を接着後、艦首と艦尾部を整形して艦体が完成しました。予想より歪みもなく製作できたようですが、0.5㎜板はやはり薄く、隔壁数や板厚など検討する事も多そうです。
甲板部は、別途筋彫りしたケント紙を貼付けた後に木甲板色で塗装・・・塗装面が紙なので塗装の濃淡ができますが、これもいいアクセントなのでそのままにしておきます。
煙突基部と煙突も0.5㎜プラ板で製作・・・煙突を丸めるのには時間を要しましたが、何とか見れる程度にはなったかな・・・と。
煙突の表面仕上げや煙突角度の調整など、まだ細かな作業が残っていますが、今週はここまで・・・あくまでも余剰品利用の試作製作ですので、突然壁にぶち当たって断念することもあるかと思いますが、工程が進めば、また紹介します。